FAMLog


INTER-Mediator Ver.12が公開

February 07, 2024

INTER-Mediator Ver.12が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。PHP 7.4以上の環境が必要となったINTER-Mediator Ver.12では、Service Serverの起動処理として利用していたforeverの代わりにnodemonを利用するように変更されています。また、マスター/ディテール形式のページを別々のページファイルを用いて構成できるようになっています。

INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。

[関連]今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応について(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.5のサポート終了予定月(FAMLog)

Tag: FileMaker

Contact Form 7 5.8.7が公開

February 06, 2024

Contact Form 7 5.8.7が公開されています。

Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。Contact Form 7 5.8.7では、REST APIでフォーム送信に正しいユニットタグが含まれていない場合に400 Bad Requestを返すようになっています。Contact Form 7 5.8においてWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されていたため、Contact Form 7 5.8.7の動作にはPHP 7.4以降かつWordPress 6.2以上の環境が必要です。

なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

[関連]Contact Form 7 5.8が公開(FAMLog)

Tag: WordPress

WordPress 6.4.3が公開

February 05, 2024

WordPress 6.4.3が2024年1月下旬に公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.4.3では2件のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われています。WordPressはバージョン6.5系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.5は2024年3月下旬に公開される予定となっています。

なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。

Tag: WordPress

curl 8.6.0の提供が開始

February 02, 2024

curl 8.6.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 8.6.0では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2024-0853)が修正されています。

なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.3.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は次の通りです。

[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.12 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS

Tag: Apache

エミックラーニングの提供を2024年2月29日に終了

February 01, 2024

株式会社エミックが提供するeラーニングサービスであるエミックラーニングの提供を2024年2月29日17時に終了します。

今後、オープンソースソフトウェアとして提供しているFMPress Formsに関するサポートはWordPress公式プラグインディレクトリから辿れるサポートフォーラムにて、fmcsadminに関するサポートはGitHub.comにてサポートを行います。

サービス終了後、エミックラーニングにご登録いただいた方の登録情報を消去いたします。これまでエミックラーニングをご利用いただき、誠にありがとうございました。

[関連]エミックラーニングを2月29日に終了します(2024.01.31)(株式会社エミック)

Tag: Ad

OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開

January 31, 2024

OpenSSL 3.0.13OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1では、深刻度低と位置づけられている4点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-5678CVE-2023-6129CVE-2023-6237CVE-2024-0727)が修正されています。

なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.2.1ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.1系統やOpenSSL 3.2系統のサポートが終了した後もOpenSSL 3.0系統はサポートされる予定となっています。

[関連]JVNVU#93108954: OpenSSLにおけるNULLポインタ参照の脆弱性(Security Advisory [25th January 2024])(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始

January 30, 2024

macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始されています。

macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.6.4に、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.7.3に更新することが推奨されます。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。

[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、Safari 17.3の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

Safari 17.3の提供が開始

January 29, 2024

AppleからSafari 17.3の提供が開始されています。

Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS MontereyもしくはmacOS Venturaを使用している場合にはSafari 17.3に更新することが推奨されます。

なお、macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.3はmacOS Sonoma 14.3にも搭載されています。

[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Sonoma 14.3の提供が開始

January 26, 2024

macOS Sonoma 14.3の提供が開始されています。

macOS Sonoma 14.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.3に更新することが推奨されます。

Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。

[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1の提供が開始

January 25, 2024

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.8.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.8.1の提供が開始されています。

iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42916およびCVE-2023-42917)が修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。

[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

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