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Apacheセキュリティ

October 21, 2005

株式会社オライリー・ジャパンからApacheベースのシステムをセキュリティで保護するために必要な情報をすべて盛り込んだ書籍「Apacheセキュリティ」が2005年10月17日に発売されています。定価は3,780円(税込)です。

この書籍は、ModSecurityの開発者であるIvan Risticが執筆した「Apache Security」の翻訳書であり、 Apacheセキュリティの原則、SSL、サービス妨害攻撃、サーバーの共有、アクセス制御など基礎的なことから、インフラストラクチャー、Webセキュリティの診断、Web侵入検知など高度なトピックまで、Apacheをセキュアに保つ方法を詳細な解説と豊富なサンプルで分かりやすく説明しています。

WebアプリケーションのセキュリティやModSecurityの使用方法、関連ツールについても記述および紹介されていて、システム管理者だけでなく、プログラマーやシステムアーキテクトなどWebセキュリティに関わるすべての人に必携の一冊となっています。

Tag: Apache

Troi URL Plug-in 1.8.1 for FileMaker Pro 8

October 18, 2005

FileMakerでHTTPによる通信を可能にするプラグイン「Troi URL Plug-in 1.8.1」がリリースされています。

Troi URL Plug-inを使用すると、Webサーバーから取得したデータをFileMakerのデータベースに格納したり、FileMakerからWebのフォームにリクエストを直接送信することが可能になります。GETメソッドだけでなくPOSTメソッドにも対応しており、HTTPSによる通信やCookieにも対応させることができます。

バージョン1.8.1では、新たにFileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedに対応し、GIF形式およびJPEG形式の画像をオブジェクトフィールドに入れられるようになっています。

Troi URL Plug-in 1.8.1は、FileMaker Pro 7、FileMaker Developer 7、FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedに対応していて、Mac OS X v10.3.9以降とWindows 2000、およびWindows XPで動作します。シングルユーザーライセンス価格は59USドルです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8はFileMaker Pro 7のファイルフォーマットを踏襲

October 07, 2005

FileMaker Pro 8のデータファイルフォーマットは、バージョン7のファイルフォーマットを踏襲しています。同じファイルフォーマットであるため、FileMaker Pro 8はFileMaker 7のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 8では新しい関数や機能が数多く追加されているため、FileMaker Pro 8の新機能を利用して作成されたデータベースファイルをFileMaker Pro 7(もしくはFileMaker Developer 7)で開いた場合には、該当部分が正常に動作しないことが推測されます。

FileMaker Pro 8で開いたり、作成したデータベースファイルを、FileMaker Pro 7を使ってレイアウトやデータベース定義に関連する部分を変更しないことが推奨されるでしょう。

Tag: FileMaker

TELWatcher 3用データベースファイル

October 05, 2005

株式会社キー・プランニングが、「TELWatcher 3」用データベースファイル(ファイルメーカーPro 5〜6用)の無償配布を開始したことを発表しています。

TELWatcher 3は、電話とFileMakerデータベースを連動させるCTIソフトウェアであり、これまでTELWatcher 3にはFileMaker Pro 7用データベースファイルが付属していました。今回新たに旧バージョン(バージョン5、5.5および6)用のデータベースファイルが用意され、別途旧バージョン用のデータベースファイルのみダウンロードできるようになっています。

Tag: FileMaker

Jakarta Commons Email

September 29, 2005

Jakarta Projectが2005年9月27日(米国時間)にメール送信用のAPIを提供するJavaライブラリ「Jakarta Commons Email 1.0」を公開しています。

Commons Emailは、JavaMail APIをベースに、よりシンプルにメールの送信をできるようにすることを目的としていて、Apache License Version 2.0のもとオープンソースソフトウェアとして公開されています。

基本的なテキストベースのメールだけでなく、マルチパートの電子メールメッセージやHTML形式のメールを送信するためのクラスも用意されています。

(参考)JavaMailベースのメール操作API - Jakarta Commons-Email 1.0 公開 (MYCOM PC WEB)

Tag: Java

FileMaker Server 8 Now Available

September 27, 2005

FileMaker, Inc.が2005年9月26日に「FileMaker Server 8」をリリースしたと発表しています。

FileMaker Server 8ではデータベースエンジンが改良され、処理内容によってはFileMaker Server 7と比較して最大89%処理能力が向上しているとのことです。同時に、FileMaker Server 8のベンチマーク結果が掲載されたページが公開されています。

なお、FileMaker 8 製品ラインの各製品について、日本市場での発売、仕様、価格等については現在のところ未定のままとなっています。

Tag: FileMaker

FX.php 4.1

September 01, 2005

PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするライブラリクラス「FX.php」のバージョン4.1がリリースされています。

メンテナンスリリースであるFX.php 4.1では、FX Parserがアップデートされ、新たにSetPortalRow関数およびSetFMGlobal関数が追加されています。

また、CAFEphpに関連した不具合も修正されています。

Tag: FileMaker

Business Productivity Kit

August 31, 2005

FileMaker, Inc.が、FileMaker Pro 8により作成されたソリューション「Business Productivity Kit」の配布を開始したことを2005年8月29日(米国時間)に発表しています。

Business Productivity Kitは中小企業ですぐに導入可能な、業務効率化を促進できるように設計されているデータベースソリューションです。

利用にはFileMaker Pro 8が必要であり、Business Productivity Kitと30日間試用可能なFileMaker Pro 8英語版の評価版は、http://www.filemakertrial.com/bpkprから入手できます。

Tag: FileMaker

fmsadminコマンドの活用 (1)

August 25, 2005

FileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、コマンドラインでFileMaker Server 7の各種操作を行うことができます。

fmsadminコマンドを使ってFileMaker Serverでホストされたファイルの一覧を表示するには、LISTコマンドを使用して引数にFILESを指定します。

例えば、データベースフォルダ内にある、現在ホストされているファイルの一覧を取得したり、-sオプションを付加することによって、より詳細な使用状況(ファイルサイズや接続クライアント数、およびファイルの開閉状況)の情報を取得できます。

(使用例)
$ fmsadmin list files
$ fmsadmin -s list files

Tag: FileMaker

defaultsコマンドでFileMaker Server 7の設定を変更する (7)

August 23, 2005

FileMaker Server 7では、デフォルトデータベースフォルダと、オプションで指定されている追加データベースフォルダ内にあるデータベースが起動時に自動的に共有されます。

defaultsコマンドを用いて追加データベースフォルダを使用するオプションを有効にするには、ターミナルで次のように入力します。

(Mac OS X v10.4.2の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add UseOtherDatabaseRoot -int 1'

上記コマンドを入力後に設定を即座に反映させたい場合には、次のようにfmsadminコマンドを使用します。

sudo fmsadmin reload

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

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