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FileMaker Pro 16の新機能:FileMaker プラグイン SDKで外部スクリプトステップをサポート

May 02, 2018

FileMaker Pro 16では、FileMaker プラグイン SDKで外部スクリプトステップがサポートされ、プラグインによって提供される外部スクリプトステップを新たに使用できるようになっています。

プラグインによって提供されるスクリプトステップを使用するには、スクリプトワークスペースでスクリプトステップの一覧をカテゴリ順にソートし、プラグイン名の下にあるスクリプトステップを選択します。

なお、プラグインを使用するには、プラグインがインストールされていて有効になっている必要があります。

[関連]FileMaker Pro の外部スクリプトステップの概要(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

macOS Server 5.6の変更点

April 13, 2018

macOS Server 5.6を使うにはmacOS High Sierra 10.13.4が必要であり、macOS High Sierra 10.13.4にアップデートした後でApp StoreからmacOS Server 5.6を購入および入手できます。

macOS Server 5.6では、プロファイルマネージャが新しい制限やペイロード、コマンドに対応しています。また、以前に案内されていた通り、以下のサービスは、macOS Server 5.6を新規インストールした環境では非表示になります。

・Calendar(カレンダー)
・Contacts(連絡先)
・DHCP
・DNS
・Mail(メール)
・Messages(メッセージ)
・NetInstall
・VPN
・Websites(Web サイト)
・Wiki

これらのサービスを使うように設定された以前のバージョンのServerをアップグレードした場合は通常通りに動作しますが、Serverの次回メジャーリリースでこれらのサービスは廃止される予定であるとのことです。

[関連]macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧(FAMLog)、APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan(FAMLog)

Tag: Mac

FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に

February 13, 2018

FileMaker Server 16、15または14でWeb公開機能を使用している場合、OS X El Capitan v10.11.6との非互換性が原因でWeb展開に失敗する場合があるとFileMaker ナレッジベースで案内されています。

上記内容が記載されているFileMaker ナレッジベースの記事において、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外となったことが明記されています。これにより、macOSでFileMaker Server 16およびFileMaker Server 15を運用する場合には、macOS Sierra 10.12またはmacOS High Sierra 10.13を利用する必要があるように変更されています。

FileMaker Server 14についてはOS X Yosemite v10.10でインストールすることが推奨されています。しかしながら、OS X Yosemite用のセキュリティアップデートが現在Appleから提供されていないことから、macOSでFileMaker Serverを運用する場合には、実質的にmacOS Sierra以降で運用できるFileMaker Server 15以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。

[関連]FileMaker Server 16、15、または 14 での OS X El Capitan 10.11 のサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16.0.4 アップデータが公開

February 08, 2018

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 16.0.4 および FileMaker Pro 16.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。

バージョン16.0.4にアップデートするには、FileMaker Pro 16またはFileMaker Pro 16 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。

バージョン16.0.4では、プラグインがインストールされている場合に更新の確認をするとFileMaker Proが予期せず終了する不具合や、アカウントのアクセス権セットで利用できるメニューコマンドが最小に設定されている場合に[ファイルを挿入]スクリプトステップが正しく動作しない問題などが修正されています。

[関連]FileMaker Go 16.0.4が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧

February 01, 2018

Appleが、「Prepare for changes to macOS Server」と題したサポートページを2018年1月下旬に公開し、macOS Serverで今後廃止されるサービスの一覧を案内しています。

macOS Serverで廃止される予定のサービスは次の通りです。

・Calendar(カレンダー)
・Contacts(連絡先)
・DHCP
・DNS
・Mail(メール)
・Messages(メッセージ)
・NetInstall
・VPN
・Websites(Web サイト)
・Wiki

これらのサービスは、2018年春の段階ではアップデート後も利用可能ですが、新規にインストールした場合には非表示となる予定であるとのことです。さらに、macOS Serverの将来のバージョンでは上記のサービスは廃止される見込みであることが案内されています。

Tag: Mac

Windows版FileMaker ServerのFileMaker WebDirectとJava 8 Update 151は非互換

November 06, 2017

Windows版FileMaker ServerのFileMaker WebDirectは、先月公開されたJava 8 Update 151と非互換です。

Windows版のFileMaker ServerにおいてJavaをJava 8 Update 151に更新すると、FileMaker WebDirectの描画に失敗し、クライアントがFileMaker WebDirectを利用できない問題が確認されています。

現状の回避策として、FileMaker ナレッジベースでは、Java 8 Update 151をアンインストールしてからFileMaker Serverに添付されているJavaを再インストールするという手順が案内されています。なお、FileMaker Server 16.0.3にはJava 8 Update 144が同梱されています。

[関連]Java 8 Update 151 への更新の後、WebDirect の描画に失敗する(FileMaker ナレッジベース)、Java 8 Update 151およびJava 8 Update 152が公開(FAMLog)

(2018年3月1日追記:2018年2月上旬に公開されたFileMaker Server 16.0.4 アップデータでWindows Server上でJavaを更新するとFileMaker WebDirectで共有データベースが開かなくなる問題が修正されています。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16の新機能:クリック可能なセキュリティロックアイコン

September 06, 2017

FileMaker Pro 16では、共有ファイルを開くときや共有ファイルを開いているときに、セキュリティロックアイコンをクリックしてホストのSSLサーバー証明書に関する詳細を表示できるようになっています。

FileMaker Pro 16では、SSLサーバー証明書やそれに関連する詳細情報、および証明書の有効期限に関する情報などをセキュリティロックアイコンをクリックして確認できます。これまではFileMaker ProでSSLサーバー証明書の有効期限を確認する手段が用意されていませんでしたが、バージョン16では手軽に証明書の有効期限を確認できるようになっています。この機能は、FileMaker Serverの管理者がSSLサーバー証明書を更新する際に、正しく証明書が更新されたかどうかを判別する際に有用です。

なお、FileMaker ProやFileMaker GoからSSLを使用してFileMaker Serverに接続して暗号化通信を行う際には、サーバー管理者は個別のSSLサーバー証明書を購入およびインストールする必要があります。

[関連]セキュリティロックアイコンについて(FileMaker Pro 16 ヘルプ)、FileMaker Server 15の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書情報の表示(FAMLog)

Tag: FileMaker

ScriptMaster 5が公開

June 15, 2017

360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 5」を2017年5月に公開しています。

ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。バージョン5では、JRE(Java Runtime Environment)を同梱することで、別途Javaをインストールする必要がなくなっています。また、FileMaker Cloudにも対応しています。

現時点でのScriptMasterの最新バージョンはバージョン5.05です。FileMakerプラグインの生成、クリップボードへのアクセス、およびFileMakerのSQLエンジンへのアクセスができるAdvanced版の価格は年間95ドルです。

Tag: FileMaker

macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する

June 02, 2017

nodeコマンドを使用することで、macOS版のFileMaker Server 16に同梱されているNode.jsのバージョンを確認できます。

FileMaker Server 16.0.1がインストールされているmac OS Sierra 10.12.5では、FileMaker Server 16のFileMaker Data API エンジンで使用しているNode.jsのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
$ "/Library/FileMaker Server/node/bin/node" -v

[実行結果]
v6.9.2

現時点におけるFileMaker Serverの最新バージョンはバージョン16.0.1です。FileMaker Server 16.0.1にはNode.js 6.9.2が同梱されています。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2017-05-15-1 macOS 10.12.5

May 17, 2017

macOS Sierra 10.12.5OS X El Capitan v10.11.6用およびOS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2017-002が公開されています。

上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれている他、macOS Sierra 10.12.5ではBoot Campを使ってWindows 10 Creators Updateのメディアフリー・インストールができるようになっています。

FileMaker Serverはバージョン15.0.2以降でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierraに正式に対応する予定はない模様です。

Tag: Security

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