FAMLog
Apache Tomcat 8.5.11が公開
January 26, 2017
Apache Tomcat 8.5.11が2017年1月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.11では、多数の不具合が修正され、HTTP/2での動作の修正および改善がされている他、451番のHTTPステータスコードがサポートされるようになっています。現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M17 (alpha)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
APPLE-SA-2017-01-23-1 iOS 10.2.1
January 25, 2017
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 10.2.1の提供が開始されています。
iOS 10.2.1には不具合の修正だけでなくセキュリティに関わる修正も含まれており、KernelやWebKit、libarchive等の脆弱性が修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、第6世代のiPod touch、第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad Pro(12.9インチ、9.7インチ)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1が公開
January 24, 2017
PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1が公開されています。
PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Java 8 Update 121が公開
January 23, 2017
Java 8 Update 121が公開されています。
バージョン8 Update 121では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。
FileMaker Server 15、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、2016年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 12はJava 8には対応していません。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 15.0.3 アップデータが公開
January 20, 2017
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 15.0.3 および FileMaker Pro 15.0.3 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedをバージョン15.0.3に更新するものです。バージョン15.0.3にアップデートするには、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
バージョン15.0.3では、パートを小さくすることによりタブコントロールがパートの表示可能な領域外に移動した場合にFileMaker Proが予期せず終了する問題や、Windows版においてFileMaker Proファイルで特定のフォントを使用している場合にPDFファイルが作成されなかった問題などが修正されています。
FileMaker Go 15.0.3が公開
January 19, 2017
FileMaker Go 15.0.3の提供が開始されています。
FileMaker Go 15.0.3では、Codabarバーコードをスキャンできない問題や、一部のデバイスで写真とバーコードのカメラ解像度を変更できない問題、特定の状況で[ウインドウ内容の再表示]スクリプトステップを使用するとFileMaker Goが予期せず終了する不具合などが修正されています。
なお、FileMaker Go 13は2016年9月にApp Storeから削除されましたが、FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。
第32回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
January 18, 2017
2017年2月18日(土)午前10時より「第32回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/32
FileMaker Server 15の新機能:最長呼び出しの使用状況ログ
January 17, 2017
FileMaker Server 15では、最長呼び出しの使用状況を記録できるオプション設定が新たに用意されています。
最長呼び出しの使用状況ログを記録するようにしていると、収集間隔中に最も長時間を要したクライアント要求(最大25件)に関する情報を取得できます。最長呼び出しの使用状況ログを有効にするには、FileMaker Server Admin Consoleの[データベースサーバー]>[ログ]タブで[最長呼び出しの使用状況]設定を有効にします。
最長呼び出しの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダのTopCallStats.logファイルに記録されます。
[関連]最長呼び出しの使用状況のログ(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 15ではLet's EncryptのSSLサーバー証明書を利用可能
January 12, 2017
FileMaker Server 15では、公式にはサポートされていませんが、Let's EncryptのSSLサーバー証明書を利用できるようになっています。
Internet Security Research Group(ISRG)が運営しているLet's Encryptを利用すると、無料でドメイン認証型の証明書を取得できます。FileMaker 15であればLet's Encryptから発行されたSSLサーバー証明書を利用可能であり、クライアントソフトウェアとしてはFileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedもしくはFileMaker Go 15が必要です(2017年1月現在)。
なお、Let's EncryptのSSLサーバー証明書は3ヶ月で失効しますが、それ以外に、FQDN(完全修飾ドメイン名)がCertificate Transparencyのログサーバーに登録されて一般に公開されてしまうことにも留意する必要があります。
[関連]2016年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)
FileMaker Go 15の新機能:Touch IDのサポート
January 11, 2017
FileMaker Go 15ではTouch IDが新たにサポートされています。
FileMaker Pro 15には、[キーチェーンアクセスにパスワードの保存を許可]と関連した新しいファイルオプション[要 iOS パスコード]が導入されています。このオプションによって、FileMaker Go 15でキーチェーンにアクセスする前に、ユーザーがTouch IDまたはiOSデバイスのパスコード入力を要求するようにファイルごとに設定できるようになっています。
Touch IDは2017年1月現在、iPhone 5s 以降、iPad Pro、iPad Air 2およびiPad mini 3以降で利用できます。
[関連]iPhone や iPad で Touch ID を使う(Apple サポート)