FAMLog


FileMaker Go 15の新機能:iBeaconのサポート

November 30, 2016

FileMaker Go 15ではiBeaconが新たにサポートされています。

iBeaconは、Bluetoothを使用した近距離無線通信技術です。FileMaker Go 15では、FileMaker 15で新たに導入されたRangeBeacons関数を使用することで、事前に設定したビーコン端末から受信した位置情報をもとに動作を制御できるようになっています。

なお、RangeBeacons関数は、条件に一致するiBeaconがない場合や、iOSにおける位置情報サービスの設定がオフの場合は、空の文字列が返されます。

[関連]FileMaker Pro 15の新機能:バージョン15で追加された関数一覧(FAMLog)、難聴の子どもたちにも「わくわく」を届けたい - iBeaconを使った工場見学をFileMakerのカスタムAppで実現(マイナビニュース)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第75回 2016年冬号

November 28, 2016

■FileMaker Server 15.0.3 アップデータが公開(2016年11月)

FileMaker Server 15.0.2 アップデータが2016年9月に、FileMaker Server 15.0.3 アップデータが2016年11月に公開されました。FileMaker Server 15の最新版はバージョン15.0.3となっており、バージョン15.0.3ではFileMaker Server マシンの「Documents」フォルダおよびテンポラリフォルダの外部にあるファイルに対するユーザーアクセスの問題が修正されています。

[関連]FileMaker Server 15.0.3 アップデータが公開(FAMLog)

■米国およびカナダでFileMaker Cloudが発表(2016年9月)

FileMaker Cloudが2016年9月にFileMaker, Inc.から発表されました。FileMaker Cloudは、Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するクラウドサービスです。2016年11月現在、米国およびカナダでのみ利用可能となっており、日本では使用できません。

[関連]FileMaker Cloudが発表(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Pro 15の新機能:バージョン15で追加されたスクリプトステップ一覧

November 25, 2016

FileMaker Pro 15では、次のスクリプトステップが新しく追加されています。

・テーブルデータを削除

[テーブルデータを削除]スクリプトステップは、FileMaker ProやFileMaker Go、ランタイムソリューションでサポートされている他、FileMaker WebDirectと互換性があります。

なお、サーバーサイドスクリプトおよびカスタムWeb公開では、このスクリプトステップで[ダイアログあり]オプションを[オン]にしていても[オフ]に設定された場合と同様に実行されます。

[関連]FileMaker Pro 15の新機能:[テーブルデータを削除]スクリプトステップ(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 6.0.48、7.0.73、8.0.39および8.5.8ではセキュリティ脆弱性が修正済み

November 24, 2016

2016年11月に公開されたApache Tomcat 6.0.48Apache Tomcat 7.0.73Apache Tomcat 8.0.39およびApache Tomcat 8.5.8では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

Apache Tomcat 6.0.48、7.0.73、8.0.39および8.5.8が公開されたのは今月上旬から中旬にかけてですが、上記修正に関する情報は今月22日になってから公開されました。

なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

[関連]JVNVU#92250735: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

Ruby 2.3.3が公開

November 22, 2016

Ruby 2.3.3が公開されています。

Ruby 2.3.3では、Ruby 2.3.2において同じClassに対してModule#refineとModule#prependを併用すると意図しないNoMethodErrorが発生することがあった不具合が修正されています。また、他にもいくつかの不具合修正が行われています。

Ruby 2.1系列の保守は来年3月頃に終了する予定となっており、今後はRuby 2.3系統もしくはRuby 2.2系統に移行することが推奨されます。

[関連]Ruby 2.3.2とRuby 2.2.6が公開(FAMLog)

Tag: Ruby

Apache Tomcat 8.5.8、Apache Tomcat 8.0.39、Apache Tomcat 7.0.73およびApache Tomcat 6.0.48が公開

November 21, 2016

Apache Tomcat 8.5.8、Apache Tomcat 8.0.39、Apache Tomcat 7.0.73およびApache Tomcat 6.0.48が2016年11月上旬から11月中旬にかけて公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M13 (alpha)が公開されている状況です。Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月31日にサポートが終了する予定となっており、2017年4月になるとApache Tomcat 6.0のダウンロードページは削除される予定となっています。

なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

[関連]JVNVU#92250735: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 6.0.48、7.0.73、8.0.39および8.5.8ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)

(2016/11/24追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: Apache

第31回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

November 18, 2016

2016年12月17日(土)午前10時より「第31回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/31

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15.0.3 アップデータが公開

November 17, 2016

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 15.0.3 アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、バージョン15.0.1もしくはバージョン15.0.2のFileMaker Server 15をバージョン15.0.3に更新するものです。FileMaker Server 15.0.3には、セキュリティ更新、サードパーティ製コンポーネントの更新および不具合の修正が含まれています。セキュリティ修正の内容としては、FileMaker Server マシンの「Documents」フォルダおよびテンポラリフォルダの外部にあるファイルに対するユーザーアクセスの問題に対応したという説明となっています。

JavaについてはJava 8 Update 111に、OpenSSLについてはOpenSSL 1.0.2jに更新されます。バージョン15.0.3ではPHP 5.6がインストールされますが、OS X/macOSでPHP 5.6(5.6.24)を利用できるのはmacOS Sierraのみとなっており、OS X YosemiteもしくはOS X El Capitanを利用してPHP Web公開機能を使用している場合にはmacOS Sierraへのバージョンアップが推奨されます。なお、macOS Sierra 10.12にFileMaker Server 15.0.1をインストールしている場合は、FileMaker Serverをアンインストールしてから、アップデータソフトウェアではなくFileMaker Server 15.0.3 インストーラを使用する必要があります。

[関連]ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 15.0.3(FileMaker ナレッジベース)、Java 8 Update 111およびJava 8 Update 112が公開(FAMLog)

(2016/11/18追記:macOS Sierra 10.12上でFileMaker Server 15.0.2からFileMaker Server 15.0.3にアップデートした場合、FileMaker Server 15.0.3に同梱のPHP 5.6を使用するには、アップデート後に展開アシスタントを使用して再設定する必要があるのでご注意ください。)

Tag: FileMaker

Ruby 2.3.2とRuby 2.2.6が公開

November 16, 2016

Ruby 2.3.2Ruby 2.2.6が公開されています。

Ruby 2.3.2とRuby 2.2.6では、RubyGemsが利用するSSL証明書の更新が含まれている他、多数の不具合修正が行われています。なお、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。

Ruby 2.1系列の保守は来年3月頃に終了する予定となっており、今後はRuby 2.3系統もしくはRuby 2.2系統に移行することが推奨されます。

Tag: Ruby

OpenSSL 1.1.0cが公開

November 14, 2016

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.1.0c」が公開されています。

OpenSSL 1.1.0cでは3件のセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSL 1.1.0系統を利用している場合には、バージョン1.1.0cへのバージョンアップが推奨されています。

なお、FileMaker Pro 15.0.2およびFileMaker Server 15.0.2にはOpenSSL 1.0.2hが同梱されています。

Tag: Security

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