FAMLog
APPLE-SA-2015-12-08-6 Xcode 7.2
December 15, 2015
Appleから「Xcode 7.2」が2015年12月上旬に公開されています。
バージョン7.2ではGitやotoolsコマンド等のセキュリティ脆弱性が修正されており、Gitがバージョン2.5.4に更新されます。なお、更新されたGitを利用するにはXcodeを起動して各種コンポーネントをインストールする必要がある場合があるので注意が必要です。
Xcode 7.2はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてOS X Yosemite v10.10.5以降が必要です。
(2015/12/16追記:「インストールする必要がある」を「インストールする必要がある場合がある」に変更しました。)
(2016/03/24追記:「OS X Mavericks v10.10.5」を「OS X Yosemite v10.10.5」に修正しました。)
FileMaker Server 14.0.4はOS X El Capitanに対応
November 25, 2015
2015年11月にアップデータが公開されたFileMaker Server 14.0.4はOS X El Capitanに対応しています。
FileMaker Server 14.0.3およびそれ以前ではOS X El Capitanに対応していませんでしたが、バージョン14.0.4ではOS X El Capitanで導入されたSystem Integrity Protectionを考慮するようになり、OS X El Capitanで動作可能になっています。
OS X El Capitanでは、FileMaker Server 14.0.4 アップデータではなくFileMaker Server 14.0.4 インストーラを使用する必要があります。また、OS X YosemiteでFileMaker Server 14.0.4 アップデータを適用した後にAdmin ConsoleやWebサーバーが起動しなくなった場合には、FileMaker Server 14.0.4 インストーラを使用してアンインストールとインストールの作業を行わなければならない場合もあるので要注意です。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)、ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 14.0.4(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
OS X El CapitanとJava for OS X 2015-001
November 20, 2015
OS X El CapitanでJava 6を利用したい場合には「Java for OS X 2015-001」を使用します。
Java for OS X 2015-001は、OS X El Capitan v10.11、OS X Yosemite v10.10、OS X Mavericks v10.9、OS X Mountain Lion v10.8およびOS X Lion v10.7用のJava 6 ランタイムをインストールします。
Java for OS X 2015-001ではOS X 10.11 El Capitanでインストールできるようになっていますが、インストールされるJava 6はJava for OS X 2013-005に含まれるものと同じバージョンのままです。Oracle社によるJava SE 6の公式アップデートもすでに終了しており、OS X用のJava 6はOS X El Capitanより新しいOSにはインストールできない予定となっています。
[関連]APPLE-SA-2013-10-15-1 Java for OS X 2013-005 and Mac OS X v10.6 Update 17(FAMLog)、Java for OS X 2014-001が公開(FAMLog)、Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開(FAMLog)
OS X El Capitanで導入されたSystem Integrity Protection
November 18, 2015
OS X El Capitanでは、System Integrity Protection(システム整合性保護)と呼ばれる、悪質なソフトウェアからMacを保護するセキュリティ機構が新たに採用されています。
System Integrity Protectionは、rootユーザーアカウントに制約を課し、rootユーザーがOS Xの保護されている部分に対して実行できる操作を制限する仕組みです。/Systemや/usr、/bin、/sbinなどといったディレクトリやOS Xにあらかじめインストールされているアプリケーションなどが保護され、保護されているディレクトリ内やアプリケーションは管理者権限でも変更できないようになっています。 なお、/usr/local以下であれば変更は可能です。
FileMaker Server 14.0.4では、OS X El Capitanに対応するために、/usr/binや/usr/sbin以下ではなく/usr/local/bin以下にシンボリックリンクファイルを作成するように変更されています。
[関連]About System Integrity Protection on your Mac(Apple Support)、Mac のシステム整合性保護について(Apple サポート)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 14.0.4 アップデータが公開
November 16, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 14.0.4 および FileMaker Pro 14.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 14またはFileMaker Pro 14 Advancedをバージョン14.0.4に更新するものです。バージョン14.0.4では、Windows版において[スクリプトワークスペース]のスクリプトパネルでスクリプトをクリックするとスクリプトがスクリプトワークスペースの別の場所にドラッグされてしまう問題や、 OS X El Capitanにおいて[URL から挿入]スクリプトステップを使用したスクリプトでSSL証明書エラーが誤って返される問題等が修正されています。
なお、FileMaker 14.0.4ではクライアント(FileMaker ProおよびFileMaker Go)とホスト(FileMaker Server)間のインタラクションに変更が加えられており、重要なセキュリティおよび製品の問題を完全に修正するためにはクライアントおよびホストの両方をFileMaker 14.0.4にアップデートする必要がある旨の案内が行われています。
[関連]FileMaker 14.0.4 - インストールに関する重要な注意事項(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開
November 13, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 14.0.4 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン14.0.1、バージョン14.0.2もしくはバージョン14.0.3のFileMaker Server 14をバージョン14.0.4に更新するものです。OS X El Capitan v10.11をサポートしたFileMaker Server 14.0.4には、セキュリティ更新、サードパーティ製コンポーネントの更新および不具合の修正が含まれます。
なお、FileMaker 14.0.4ではクライアント(FileMaker ProおよびFileMaker Go)とホスト(FileMaker Server)間のインタラクションに変更が加えられており、重要なセキュリティおよび製品の問題を完全に修正するためにはクライアントおよびホストの両方をFileMaker 14.0.4にアップデートする必要がある旨の案内が行われています。
[関連]FileMaker 14.0.4 - インストールに関する重要な注意事項(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 14.0.4が公開(FAMLog)
FileMaker Server 14の新機能:スタンバイサーバー
November 12, 2015
FileMaker Server 14では、ハードウェアやソフトウェアまたはネットワークの障害によって運用サーバーがデータベースをホストできなくなった場合に、運用サーバーを置き換えるスタンバイサーバーを設定できるようになり、可用性を向上させることができます。
スタンバイサーバーは、コマンドラインインタフェース(CLI)を使って設定し、管理します。メインサーバーが停止した場合、コマンドラインインターフェースで一連のコマンドを入力することでスタンバイサーバーに切り替わります。
スタンバイサーバーを設定するには、同じ構成の2台のサーバーマシンが必要です。2台のサーバーマシンは、オペレーティングシステムやFileMaker Serverのバージョン、インストールフォルダ、RAMサイズ、各種設定等を一致させる必要があります。
[関連]スタンバイサーバー - 概要(FileMaker ナレッジベース)
ClamXavが有償化
June 29, 2015
OS Xで動作するウィルスチェッカー「ClamXav」のバージョン2.8がリリースされ、今回のバージョンから有料のソフトウェアとして販売されるようになっています。
バージョン2.8では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.98.7が搭載されるようになっています。また、Retinaに対応したツールバーアイコンを新たに採用し、アクセシビリティ対応やClamXav Sentryの安定性を改善するなど、数多くの機能改善が図られています。
ClamXav 2.8の価格は29.95米ドルで、現在は25%オフのセール中です。インストール後30日間は無料での試用が可能です。
[関連]Mac用定番ウイルスチェッカーアプリClamXavがv2.8で有償化(Togetterまとめ)
FileMaker Server 13.0v10 アップデータが公開
June 24, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v10 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン13.0v3、13.0v4、13.0v5もしくは13.0v9のFileMaker Server 13をバージョン13.0v10に更新するものです。バージョン13.0v10ではJava 8に対応しており、Java 8をインストールした上でJava 7への依存箇所が取り除かれるようになっています。Java 7は公式アップデートがすでに終了しているため、FileMaker Server 13を利用している場合にはバージョン13.0v10に更新することが強く推奨されます。
セキュリティ関連の修正も含まれているとのことですが、修正内容の詳細については現在のところ不明です。アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
FileMaker Server 14.0v2 アップデータが公開
June 03, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 14.0v2 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン14.0v1のFileMaker Server 14をバージョン14.0v2に更新するものです。FileMaker Server 14.0v2では、特定の条件下でライセンスキーが競合して起動できない問題が解決されています。
なお、上記の問題を回避するために暫定的に評価版のライセンスキーを入力していた場合は、このアップデータをインストールした後に、評価版のライセンスキーではなくFileMaker Server 14のライセンスキーを入力し直す必要があります。