FAMLog
[レコードを対象外に]スクリプトステップ
January 22, 2007
FileMaker Proの[レコードを対象外に]スクリプトステップは、ブラウズモードおよび検索モードでのみ使用できます。
このスクリプトステップをブラウズモードで使用すると、その名の通り、現在のレコードが対象レコードではなくなります。
検索モードで使用すると、検索時に[除外]チェックボックスが選択されている場合と同様、検索条件が除外条件となります。これにより、FileMakerのスクリプトでNOT検索を実現できます。
[例]
検索モードに切り替え[]
フィールド設定[TO::Field; "除外キーワード"]
レコードを対象外に
検索実行[]
なお、[レコードを対象外に]スクリプトステップは、Web互換のスクリプトステップです。
第19回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
January 18, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年1月13日に行われた第19回のイベントレポートが追加されており、データモデリングに関する発表資料があわせて公開されています。
次回は、「ランタイム作って配布しよう!」というテーマで、2007年2月10日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
[関連]Annex.Report 第5回(FM-Hokkaido)
(2007/01/22追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FMMenulet 1.0.2
January 16, 2007
FileMaker Pro Advancedで利用できるスクリプトデバッガの状態を表示・変更できるメニューエクストラであるFMMenuletの新バージョン「FMMenulet 1.0.2」が公開されています。
FMMenuletは、Mac OS X v10.4以降で動作し、IntelベースMacにもネイティブ対応しているUniversalアプリケーションです。バージョン1.0.2では対応言語がさらに増え、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語およびスウェーデン語の環境に対応しています。
なお、FMMenuletは、Mac OS Xのみで使用できるフリーの開発支援ツールであり、Windows版はありません。
[関連]FMMenulet 1.0.1(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.2.4
January 12, 2007
「Apache HTTP Server 2.2.4」が公開されています。
2007年1月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されています。Apache 2.2.4は、最新安定版のApache 2.2系列の最新バージョンです。
Apache 2.2.4では、mod_headersのモジュールで正規表現を使用したHTTPヘッダーの編集ができるようになり、mod_mem_cacheのモジュールでメモリーリークが発生していた問題が修正される等、数多くの不具合の修正や機能改善が行われています。
なお、バージョン2.2.4には、セキュリティに関わる修正は特に含まれていないようです。
FileMaker Serverでホストできるデータベースファイルの最大数
January 11, 2007
FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7では、同時にホストできるデータベースファイルの最大数は125です。
FileMaker Server Adminを利用すると、ホストできるデータベースファイルの最大数を指定することも可能であり、[共有する最大のファイル数]オプションで1から125までの範囲で値を調整することができます。
なお、Mac OS X Serverではない通常版のMac OS Xでは、カーネルパラメーターを変更しない限り、同時にホストできるデータベースファイルの最大数は125ではなく100となります。
拙訳ソフトウェア一覧
January 10, 2007
FileMaker Pro関連の拙訳ソフトウェア一覧
・FMCakeMix:MVCフレームワークであるCakePHP用のFileMakerデータソースドライバー。MITライセンスのもとで利用可能なオープンソースソフトウェア。READMEとユーザーガイドの内容を翻訳しました。なお、オリジナルのFMCakeMixは2015年12月現在CakePHP 2.7に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixに置いてあるFMCakeMixはCakePHP 2.7.7で動作可能な状態にしています(CakePHP 3には対応していません)。
・Rfm:オブジェクト指向スクリプト言語RubyからFileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースの処理を可能にするオープンソースソフトウェア。MITライセンスのもとで利用可能。FileMaker Server(バージョン9以降)およびFileMaker Server Advanced(バージョン7以降)に対応。Webサイトとバージョン0.2に同梱されているREADMEの内容を翻訳しました。
・FMMenulet:FileMaker Pro Advancedで利用できるスクリプトデバッガの状態を表示・変更できるメニューエクストラ形式のアプリケーション。Mac OS X v10.4以降で動作します。FileMaker Pro Advanced(バージョン8および8.5)、FileMaker Developer 7およびファイルメーカー Developer 6に対応。最新バージョンは1.0.4。開発元には報告済みですが、残念ながらFileMaker Pro 9 Advancedでは日本語環境で使用できません(英語環境なら使用可)。
[最終更新日:2015/12/17]
(2013/03/13追記:リンク先のページがなくなっていたため、FMMenuletのページへのリンクを削除しました。)
(2015/12/17追記:FMMenuletのページへのリンクを再度追加しました。)
完全修飾フィールド名の各要素について (2)
December 29, 2006
FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、完全修飾フィールド名の構文は次のようになっています。
[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID
「(繰り返し数)」は、繰り返しフィールドを利用する場合のみ必要であり、それ以外の場合では省略可能です。繰り返し数は数字の1から始まり、例えば、フィールド名(2)と指定した場合は、繰り返しフィールドの2番目の値を参照します。
なお、繰り返しフィールドに対して繰り返し数を指定しなかった場合は、繰り返しフィールドの最初の値が使用されます。
FileMaker Server カスタムWebテクニック:第2章補足情報
December 22, 2006
「FileMaker Server カスタムWebテクニック」第2章補足情報
『2.1.1 Web公開エンジンの製品情報を表示する』で解説している、-processクエリーコマンドを使用して取得できるXMLデータについて、FileMaker Server 8.0v4 Advancedの場合には33ページにある出力結果と異なる部分があります。
このため、『2.1.2 Web公開エンジンのバージョンを表示する』で解説しているサンプル2のXSLTスタイルシートを使用して、バージョン情報を出力させることができなくなっています。これは、バージョン8.0v4の場合に、Web公開エンジンが出力するXMLデータの中に、以前のバージョンには含まれていたデータが含まれていないためです。なお、サンプル2のXSLTスタイルシートは、バージョン8.0v3以前であれば正常に動作します。
第18回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
December 20, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年12月16日に行われた第18回のイベントレポートが追加されており、FileMaker API for PHP Public Betaや[関連レコードへ移動]スクリプトステップの活用法、およびカスタム関数などに関する情報が紹介されています。
次回は、「データモデリングを考える」というテーマで、2007年1月13日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
[関連]第18回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)、第4回FM-Hokkaido Annex Report(FM-Hokkaido)
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
StopFold 0.3
December 19, 2006
Mac OS X v10.4に搭載されているApple純正メールソフトMail 2の行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold 0.3」が公開されています。
バージョン0.3では、AppleScriptで作成したメッセージがquoted-printable形式として送信される不具合が修正されています。また、AppleScriptによるメッセージ作成の場合だけでなく、FileMaker Proの[メールを送信]スクリプトステップを使用して、Mailのメッセージを作成・送信した場合の動作も同様に修正されています。
なお、StopFold 0.3は、Universal BinaryとしてPowerPCベースMacとIntelベースMacの両方にネイティブ対応しています。