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INTER-Mediator 3.4が公開
June 11, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.4」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。バージョン3.4では、ログインパネルのカスタマイズに対応し、多数の不具合が修正されています。
なお、INTER-Mediator関連のイベントとして、INTER-Mediator Meet-up #3が2013年7月3日(水)にKDDI ウェブコミュニケーションズ セミナールームで行われる予定となっています。参加費は無料で、参加希望者はFacebookのグループに参加の上、イベント参加を申し込む必要があります。
FileMaker Go 12の新機能:マルチタスク対応
June 04, 2013
2012年4月に登場したFileMaker Go 12ではiOSのマルチタスクに新たに対応しています。
他のアプリケーションからFileMaker Go 12に切り替えたときに、元の状態のままデータベースを表示できるようになりました。切り替え前と同じ画面を表示し、同じ表示方法、状態、スクリプト実行の終了までも維持するようになり、以前のように手動で再接続する必要がなくなっています。
なお、現時点におけるFileMaker Go 12の最新版はFileMaker Go 12.0.7です。旧バージョンのFileMaker Go 11は2013年9月30日に販売終了する予定となっています。
Phusion Passenger 4.0.5とPhusion Passenger 3.0.21が公開
May 30, 2013
「Phusion Passenger 4.0.5」と「Phusion Passenger 3.0.21」が公開されています。
Phusion Passengerは、RubyやPythonで記述されたWebアプリケーションを運用するための、Apache HTTP Serverおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。
バージョン4.0.5およびバージョン3.0.21ではセキュリティ脆弱性が1点修正されています。ローカルの攻撃者が一時ファイルを利用して、サービス不能攻撃(DoS)および他のユーザーとして任意のコードを実行できる脆弱性(CVE-2013-2119)が修正されています。
OS X Server (Mountain Lion)のNATサービス
May 28, 2013
Mountain Lion用のOS X ServerではServerアプリケーションでNATサービスを管理できなくなっています。
NATサービスは、OS X Lion Serverではnatpmpdバイナリによって、Mac OS X Server v10.6ではnatdバイナリによって提供されていました。OS X Mountain Lionでは、natdが非推奨となり、natpmpdはシステム環境設定の「共有」パネルの「インターネット共有」によって使われます。
OS X Lion ServerまたはMac OS X Server v10.6からOS X Server (Mountain Lion)にアップグレードまたは移行した場合、それまでのNAT設定および構成は無効になるので注意が必要です。OS X Mountain Lionにおいて手動でNATサービスのルールを作成・設定する場合は、今後pfを利用する必要があり、pfctlコマンドを使って設定を行います。
[参考]OS X Server:NAT サービスについて(アップル)
OS X Server (Mountain Lion)のファイアウォールサービス
May 27, 2013
OS X Lion ServerとMac OS X Server v10.6では「サーバ管理」アプリケーションを利用してファイアウォールサービスを管理できましたが、Mountain Lion用のOS X ServerではServerアプリケーションでファイアウォールサービスを管理できなくなっています。
OS X Lion ServerまたはMac OS X Server v10.6からOS X Server (Mountain Lion)にアップグレードまたは移行した場合、それまでのipfwによるファイアウォール設定は有効のまま残りますが、ipfwコマンドの使用はOS X Mountain Lionでは非推奨になりました。
OS X Mountain Lionにおいて手動でファイアウォールルールを設定する場合は、今後pfの利用が推奨されるようになり、pfctlコマンドを使って設定を行います。
[関連]OS X Server:ファイアウォールサービスについて(アップル)
CakePHP 2.3.5が公開
May 14, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.5」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。バージョン2.3.5では、クロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。その他にも不具合の修正等が行われています。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年5月現在CakePHP 2.3に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.3.5で動作可能な状態になっています。
[関連]CakePHP 2.3.5 変更点(zz log)
Phusion Passenger 4.0.1が公開
May 13, 2013
「Phusion Passenger 4.0.1」が2013年5月上旬に公開されています。
Phusion Passengerは、RubyやPythonで記述されたWebアプリケーションを運用するための、Apache HTTP Serverおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。
バージョン4系で初の安定版となるPhusion Passenger 4.0.1では、異なるバージョンのRubyを同時に利用できるようになり、Ruby 2.0やJRuby、およびRubiniusに新たに対応するようになっています。なお、Nginxの脆弱性に対応するために5月7日にPhusion Passenger 4.0.2が公開されています。
CakePHP 2.3.4が公開
May 02, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.4」が公開されています。
CakePHP 2.3.3では、バージョン2.3以降でSecurityComponentなしでAuthComponentを使用している場合に認証を回避できてしまう脆弱性が修正されています。また、CakePHP 2.3.4では、Paginatorコンポーネントが原因でSQLインジェクションを引き起こす可能性がある脆弱性が修正されています。
なお、Paginatorコンポーネントの脆弱性修正のために、CakePHP 2.3.4と同時にCakePHP 2.2.8、CakePHP 1.3.16、およびCakePHP 1.2.12も公開されています。
CakePHP 2.3.2が公開
April 10, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.2」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。バージョン2.3.2では、すべてのプラットフォームにおいてFormHelper::year()が1901年から2038年までの範囲外の日付をサポートするようになり、Validator::uuid()がRFC 4122を考慮するように改善されています。その他にも不具合の修正等が行われています。
なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年4月現在CakePHP 2.3に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.3.2で動作可能な状態になっています。
INTER-Mediator 3.3が公開
April 09, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.3」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン3.3では、ファイルアップロードが可能になっています。その他、Internet Explorer 8およびFirefoxで一部動作に問題が生じていた不具合が修正されています。