FAMLog
Java for OS X Lion 2012-004とJava for Mac OS X 10.6 Update 9が公開
June 21, 2012
「Java for OS X Lion 2012-004」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 9」が2012年6月中旬に公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_33にアップデートされます。Snow Leopardにおいても、ブラウザー用のJavaプラグインおよびJava Web Startを35日以上使用していない場合、自動的に無効化されるようになっています。
Javaのアップデートを実施する際には、テスト環境で事前に動作確認を行い、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止してからアップデートすることが推奨されます。
OS X Mountain Lionは2012年7月に発売
June 12, 2012
Appleが、OS X Mountain Lionを2012年7月にダウンロード販売を開始すると発表しています。
OS X Mountain Lionは、2012年7月にMac App Storeから1,700円で販売されます。Mountain Lionの利用にはLionまたはSnow Leopard(OS X v10.6.8以降)、2GBのメモリーそしてハードディスクドライブ上に8GBの空きスペースが必要です。
また、OS X Serverは同じく7月にMac App Storeから1,700円で提供が開始され、OS X Serverの利用にはMountain Lionが必要とのことです。
FileMaker Pro 12の動作環境
May 23, 2012
Mac版FileMaker Pro 12およびFileMaker Pro 12 Advancedの動作環境は、Mac OS X Snow LeopardもしくはOS X Lionとなっています。
バージョン12ではMac OS X Leopardが動作環境の対象から外され、PowerPCベースのMacでは動作しなくなっています。Mac OS X Snow Leopardで動作させる場合には1GB以上、OS X Lionで動作させる場合には2GB以上のRAMが必要です。
Windows版FileMaker Pro 12およびFileMaker Pro 12 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 3)、Windows Vista(Service Pack 2)およびWindows 7となっています。Windows VistaおよびWindows 7で動作させる場合には1GB以上のRAMと1GHz以上のプロセッサーが要求されます。
また、Mac版およびWindows版共に、1024×768以上の解像度のビデオアダプターとディスプレイもシステム条件として明記されています。
[関連]FileMaker Pro 11の動作環境(FAMLog)
APPLE-SA-2012-05-15-1 QuickTime 7.7.2
May 22, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.7.2」が配布されています。
Windows版のQuickTime 7.7.2では、17件の脆弱性が修正されており、細工されたファイルを開くことで任意のコードが実行されたり、アプリケーションが異常終了する恐れのある脆弱性が修正されています。対象となるOSは、Windows 7、Windows VistaおよびWindows XP SP2以降です。
QuickTime 7.7.2で修正された脆弱性は、Mac OS X Snow LeopardについてはSecurity Update 2012-001で、OS X LionについてはOS X Lion v10.7.3で修正されています。
OS X LionおよびMac OS X Snow Leopard用ソフトウェア・アップデート証明書の有効期限
March 28, 2012
AppleがOS X LionおよびMac OS X Snow Leopard用のアップデートに署名を行った証明書が、2012年3月23日に有効期限切れとなっています。
ソフトウェア・アップデート・サーバーの管理やNetRestoreイメージの作成等に影響が出るため、Appleから2019年に有効期限切れとなる新しい証明書で署名されたソフトウェア・アップデートが再提供されています。そのため、アップデートファイルのSHA-1ハッシュ値が変更され、当初の値と異なっています。
ソフトウェア・アップデート・サーバーを管理している場合など、古いアップデートを削除してAppleからアップデートを再度ダウンロードしなければならないので注意が必要です。
[関連]Mac OS X Server:ソフトウェア・アップデート証明書の有効期限(Apple)
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する
February 15, 2012
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
Mac OS XにおいてコマンドラインインターフェースでRFC 3041で定義されているIPv6拡張機能を使用しているかどうかを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n net.inet6.ip6.use_tempaddr
1
「1」と出力されていればIPv6の一時アドレスが有効、「0」と出力されていればIPv6の一時アドレスが無効になっていることが分かります。なお、特に設定を変更していなければ、OS X Lionでは1、Mac OS X Snow Leopardでは0と表示されます。
OS X Lionは新バージョンのFileVaultを搭載
December 15, 2011
OS X Lionは新バージョンのFileVault 2を搭載しており、FileVault 2 を利用することでディスク全体でXTS-AES 128ビットデータ暗号化により全ドライブの内容を暗号化できます。
FileVault 2は、システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」パネルで管理されます。「セキュリティとプライバシー」パネルの「FileVault」タブをクリックして、FileVaultを有効もしくは無効にできます。Mac OS X Snow LeopardでFileVaultを使用していて、OS X Lionをインストールした場合、旧バージョンのFileVaultを使い続けることも可能です。
なお、FileVault 2にはOS X Lionと起動ドライブにインストールされた復元用HDが必要となります。
[関連]OS X Lion:FileVault 2 について(アップル)
Mac App Storeからのダウンロード本数が1億本を突破
December 13, 2011
AppleがMac App Storeからのダウンロード本数が開始から1年を待たずに1億本を超えたと発表しています。
Mac App Storeでは、iTunesのアカウントを使ってMac用のアプリケーションを購入、ダウンロードできます。教育、ゲーム、グラフィック&デザイン、ライフスタイル、仕事効率化、ユーティリティといったカテゴリーの何千ものアプリケーションが提供されています。
Mac App StoreはOS X Lionに含まれているほか、ソフトウェアアップデートを適用することでMac OS X Snow Leopardのユーザーも利用することができます。
OS X LionにはRuby on Railsは付属せず
October 28, 2011
Mac OS X Snow LeopardではRuby on Railsがあらかじめインストールされていましたが、OS X LionにはRailsは標準搭載されていません。
OS X Lionに同梱されているRailsのバージョンを確認しようとすると、下記のようなメッセージが表示され、gemコマンドを使用して各自でRailsをインストールする必要があることが分かります。
[実行例]
$ rails -v
Rails is not currently installed on this system. To get the latest version, simply type:
$ sudo gem install rails
You can then rerun your "rails" command.
OS X Lion Serverのシステム条件
October 27, 2011
FileMaker Server 11およびFileMaker Server 11 Advancedは、OS X LionおよびOS X Lion Serverでの動作がサポートされています。
OS X Lion Server自体のシステム条件は下記の通りで、OS X LionとOS X Lion Serverではインテル Core Duo プロセッサーはサポート対象外となっています。
・インテル Core 2 Duo、Core i3、Core i5、Core i7、またはXeonプロセッサーを搭載したMac
・2GB以上の実装メモリー
・Mac OS X v10.6.6以降(v10.6.8を推奨)
・7GB以上のディスク容量
・一部の機能にはApple IDが必要
・一部の機能にはインターネット接続環境が必要
なお、LionにおけるFileMaker Server 11のシステム条件について、RAM容量の最低要件はSnow Leopardと同じく4GB以上と推測されます。