FAMLog


FileMaker WebDirectとGet(持続 ID)関数

March 10, 2016

FileMaker ProのGet(持続 ID)関数は、FileMaker Proが実行されているコンピュータ、またはFileMaker Goが実行されているデバイスの固有で不変の識別子、または現在のFileMaker WebDirectセッションを32桁の16進数文字列の形式で返します、という説明がされています。

FileMaker WebDirectでは、クライアントであるWebブラウザーのCookieが消去された場合は、Get(持続 ID)関数によって返される値が変わります。例えば、PCを再起動すると値が変わるので、あくまで一時的なセッションIDが返るという認識をしておく必要があります。

なお、Get(持続 ID)関数には不具合が報告されている環境もあり、FileMaker ProやFileMaker Goにおいて値が固有で不変とは限らない場合もあるので、Get(UUID)関数を使って実装できるケースであればGet(持続 ID)関数ではなくGet(UUID)関数を使用することが推奨されます。

[関連]「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2012」発表資料(FAMLog)、Persistent_ID not persistent on Win 7(FileMaker Community)

Tag: FileMaker

このページの上へ