FAMLog
Sudoのバージョン確認方法
February 15, 2021
Sudoのバージョンを確認するには、sudoコマンドで--versionオプションを使用します。
macOS Big Sur 11.2.1では、sudoのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
% sudo --version
Sudo version 1.9.5p2
Sudoers policy plugin version 1.9.5p2
Sudoers file grammar version 48
Sudoers I/O plugin version 1.9.5p2
Sudoers audit plugin version 1.9.5p2
なお、現時点におけるSudoの最新版はバージョン1.9.5p2です。
[関連]APPLE-SA-2021-02-09-1 macOS Big Sur 11.2.1, macOS Catalina 10.15.7 Supplemental Update, and macOS Mojave 10.14.6 Security Update 2021-002(FAMLog)
Zshのバージョン確認方法
February 09, 2021
Zsh(Z shell)のバージョンを確認するには、zshコマンドで--versionオプションを使用します。
macOS Big Sur 11.2では、Zshのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
% zsh --version
zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin20.0)
macOSではmacOS CatalinaからデフォルトのシェルとしてZshが設定されています。なお、現時点におけるZshの最新版はバージョン5.8です。
Macに搭載されているCPUのアーキテクチャを確認する方法
February 08, 2021
Macに搭載されているCPUのアーキテクチャに関する情報をコマンドラインインターフェース(CLI)で確認する方法の1つにunameコマンドを使用する方法があります。
unameコマンドの-mオプションを使用することで、Apple M1チップが搭載されているかどうかを確認できます。例えば、2020年に発売されたApple M1チップ搭載MacBook Airでは、unameコマンドの実行結果は次のように表示されます。
% uname -m
arm64
なお、Apple M1チップを搭載したMacではClaris FileMaker Pro 19.2.1はRosetta 2上で動作し、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数は「arm64」ではなく「x86_64」を返します。
Cyberduck 7.8.2が公開
January 29, 2021
各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 7.8.2が公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.8.2ではmacOS Big Surで起動するとmacOS Big Sur向けに最適化されたアプリケーションアイコンが表示されるようになっています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mavericks v10.9以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Cyberduck 7.6が公開
September 14, 2020
各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 7.6が公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.6ではSFTPにおいてAES-GCM(aes128-gcm@openssh.com、aes256-gcm@openssh.com)がサポートされています。また、クラウドストレージの接続先としてFiles.comが新たにサポートされるようになっています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Cyberduck 7.5が公開
August 17, 2020
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェアであるCyberduck 7.5が2020年8月中旬に公開されています。
CyberduckはFTPSクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.5ではFTPSにおいてSNI(Server Name Indication)がサポートされています。また、macOS版ではmacOS Big Surとの互換性が改善されています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Cyberduck 7.3が公開
April 15, 2020
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェアであるCyberduck 7.3が2020年3月下旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.3ではTLS 1.3およびCryptomatorにおいてVault format 7がサポートされています。また、macOS版ではブックマークでラベル機能が導入されています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
macOS Catalinaでは32ビットアプリケーションは動作不可
October 29, 2019
macOS Catalinaでは、32ビット版のアプリケーションはmacOSとの互換性がなくなっています。
macOS Catalina 10.15では32ビット版のアプリケーションは動作せず、macOS Mojave 10.14が32ビット版のアプリケーションに対応する最後のバージョンのmacOSとなります。FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedはバージョン14で64ビットに対応し、バージョン13以前のFileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedは32ビットアプリケーションとなっています。
なお、FileMaker 17以前のバージョンはmacOS Catalina 10.15との互換性はありません。macOS CatalinaでFileMaker製品を利用する際には、FileMaker 18 プラットフォームに移行する必要が出てきます。
[関連]32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性(Apple)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro / FileMaker Pro Advanced と 64 ビットオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)
Cyberduck 7が公開
June 12, 2019
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 7」が2019年6月上旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7ではマルチセグメントダウンロード機能が導入されており、ダウンロード速度の高速化が図られています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Lion v10.7以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
macOS Catalinaが2019年秋に登場予定
June 05, 2019
Appleが、macOS Mojaveの後継バージョンとなるmacOS Catalinaを今秋提供する予定であると発表しています。
macOS Catalinaでは、iTunesが3つのアプリケーション、Apple Music、Apple Podcasts、Apple TVアプリケーションに置き換わることになります。新機能の「Sidecar(サイドカー)」により、ユーザーはiPadを2台目のディスプレイまたは高精度の入力デバイスとして使用し、Macのデスクトップを拡張することもできます。また、アクセシビリティやセキュリティの改善を含む、数多くの機能追加や改良も予定されています。
macOS Catalinaは今秋、各Macモデル(Mid 2012以降)とMac Pro(2013以降)に対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定です。なお、macOS Catalinaと同時にiOS 13、iPadOS、watchOS 6およびtvOS 13も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。