FAMLog


マルチウインドウ

April 26, 2004

FileMaker Pro 7では、1つのデータベースを複数のウインドウで同時に開くことができるようになりました。

あるウインドウでデータを更新すると、すべてのウインドウにその情報が反映されます。また、同じデータベースに異なる処理を同時に行わせて、処理結果を別々のウインドウに表示させることもできます。

さらに、ウインドウのリサイズ、ウインドウの位置やタイトルの変更をスクリプトから制御できるようになっており、インターフェースをより自由にカスタマイズできるようになりました。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

バージョン7ではデータファイルフォーマットが変更

April 19, 2004

FileMaker 7のデータファイルフォーマットは、以前のバージョン(5.0〜6.0)とは異なります。FileMaker Pro 7でファイルを作成すると、ファイルの拡張子は「.fp7」となります。

これまでファイルメーカーProでは1ファイルにつき1テーブルでしたが、バージョン7からは1つのファイルに複数のテーブルを持たせることが可能になりました。リレーションシップやセキュリティ関連も改良されており、データファイルフォーマットを変更するに値するほどの新機能が各種追加されています。

なお、ファイルメーカーPro 1.x、2.xのデータベースは、ファイルメーカーPro 3.x、4.x、5.x、6.xのいずれかを使用して変換してから、FileMaker Pro 7を使用してもう一度変換する必要があります。

Tag: FileMaker

CDML

April 04, 2004

CDMLはClaris Dynamic Markup Languageの略です。

ファイルメーカーPro 4〜6のカスタムWeb用のマークアップ言語であり、ファイルメーカーProのデータベースと連動して動的にWebページを生成することができます。

HTMLとCDMLタグを含むフォーマットファイルを作成して、Web公開に必要な設定を行うことにより、Webブラウザーを介してファイルメーカーProに特定の処理を行わせたり、ファイルメーカーProにあるデータを検索・表示させたりすることなどができます。ファイルメーカーProのWeb公開と言えば、CDMLを使ったカスタムWebが定番でした。

ところでなぜClarisなのかと言うと、ファイルメーカー社はもともとクラリス社だったからです。一時期FDML(FileMaker Dynamic Markup Language)と改称されたこともあったのですが、いつの間にかCDMLに戻っていました。このことからもCDMLはいつかはサポートされなくなる予定だったのかもしれません。

Tag: FileMaker

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