FAMLog
FileMaker Pro ステップアップ講座
August 05, 2008
FileMaker Proに付属しているテンプレートを使ってデータベースを構築するポイントを解説した書籍「FileMaker Pro ステップアップ講座」が2008年7月に発売されています。
FileMaker Pro 9に付属しているテンプレートを使って、レイアウトやフィールド定義の流用方法などをはじめ、簡単に欲しいデータベースに改造するコツが紹介されています。
カスタマイズに役立つ知識や機能が紹介されていて、いちから作らなくても使えるデータベースを作るコツやヒント、お手軽レシピが詰まった1冊です。
定価:2,520円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 288
著者:小山 香織
出版社:オーム社
ISBN:978-4-274-06726-6[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 9 Advancedの改善点:データビューア
February 01, 2008
FileMaker Pro 9 Advancedでは、フィールドや変数の値、計算式の結果を監視できる「データビューア」の機能が強化されています。
バージョン9では、新たに[現在]タブ内において、実行中のスクリプトで使用されるフィールドと変数の値が自動的に表示されるようになっています。このため、個別にフィールドや変数をデータビューアの監視対象に加える必要がなくなり、より効率的にスクリプトのデバッグ作業を行えるようになっています。
また、スクリプトデバッガと同様に、データビューア自体にも認証機能が用意されています。認証を行うことで、通常デバッグする権限のないアカウントで、データビューアで値を確認しながらデバッグを行うことができます。
[関連]FileMaker Pro 9 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ(FAMLog)
FileMaker Pro 9 一目瞭然
December 26, 2007
FileMaker Pro 9の入門書およびリファレンス書として活用できる書籍「FileMaker Pro 9 一目瞭然」が2007年12月上旬に発売されています。
この書籍は「FileMaker Pro 8.5一目瞭然」の内容が一部加筆修正されたバージョン9対応の改訂版です。フィールド定義やデータ入力、レイアウトなどの初歩から、スクリプトやオブジェクトの作り方などを紹介していて、Windows版とMac版の両方に対応した内容になっています。
定価:3,360円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 520
著者:西村 勇亮
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN:978-4-86100-560-2[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 9の改善点:フィールドレベルでのスペルチェック機能
December 06, 2007
FileMaker Pro 9では、個々のフィールドごとに視覚的なスペルチェック機能を有効もしくは無効にするか選択できるように改善されています。
レイアウトモードでフィールドを選択している状態で、[書式]メニューの[フィールド/コントロール]サブメニューの[動作...]を選択すると、[フィールド選択時の動作]ダイアログボックスが表示されます。
そのダイアログボックスにある[視覚的なスペルチェックを適用しない]を選択して[OK]を押すと、個々のフィールドごとにスペルチェック機能を無効にすることができます。
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:視覚的なスペルチェッカー(FAMLog)
FileMaker Pro 9の改善点:マルチアンドゥ・リドゥ機能
November 12, 2007
FileMaker Pro 9では、アクティブなフィールドまたはレイアウトのテキストオブジェクトにおいて、テキストの編集を複数回元に戻したりやり直せる機能が新たにサポートされています。
これにより一段階前の入力操作を取り消すだけでなく、テキストの入力状態をさらにさかのぼって戻したり、入力や編集作業をやり直すことが可能になります。
なお、マルチアンドゥ・リドゥ機能がサポートされて機能強化されたことで、[元に戻す]スクリプトステップは、[元に戻す/再実行]に名称が変更されています。
FileMaker Pro 9の新機能:条件付き書式
September 19, 2007
FileMaker Pro 9では、レイアウトオブジェクトに条件付き書式を定義できる機能が新たに追加されました。これにより、データベース構造を変更することなく、指定した任意の条件を満たす場合にレイアウトオブジェクトの書式を動的に変更させることができます。
レイアウトモードで単一、複数またはグループ化されたオブジェクトを選択した後、[書式]メニューの[条件付き...]を選択することで、条件付き書式に関する設定ができるダイアログボックスが表示されます。
条件付き書式を設定できるレイアウトオブジェクトは以下の通りで、長方形や線などの非テキストオブジェクトには条件付き書式を設定することはできません。
・テキスト
・フィールド
・マージフィールド
・レイアウト記号(日付、時刻、ページ番号、レコード番号など)
・テキストベースのボタン
・Webビューア
Exact関数
August 07, 2007
FileMaker ProのExact関数は、引数として指定した2つのテキスト、もしくはフィールドの内容が完全に一致する場合に「1」(真)、それ以外の場合に「0」(偽)を返します。
[構文]
Exact(テキスト; 比較テキスト)
[例]
Exact("FileMaker"; "FILEMAKER")
Exact (国; "日本")
FileMakerでは、比較演算子である「=」は大文字と小文字を区別しないため、それらを区別して文字列を比較したい場合にはExact関数を利用するように注意する必要があります。
なお、Exact関数で値を評価する場合、フォント、スタイル、サイズなどのテキスト属性は考慮されません。
第25回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
July 19, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年7月14日に行われた第25回のイベントレポートが追加されており、[フィールド設定]スクリプトステップの基本やFileMakerにおける分離モデルの考察、およびSuperContainerという製品に関する情報などが紹介されています。
次回は、「夏休みDevCon報告Special 2007」というテーマで、2007年8月18日(土)18:00-20:00に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2007/08/16追記:第26回の開催日時が一部変更になっていたため、「18:00-19:30」から「18:00-20:00」に記述を変更しました。)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)
Rfm 0.2.0
June 25, 2007
オブジェクト指向スクリプト言語RubyからFileMaker Server AdvancedでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「Rfm 0.2.0」が公開されています。
バージョン0.2.0では、Rfm::Serverオブジェクトのオプションとして:raise_on_401が追加され、これまで未実装であったオブジェクトフィールドがサポートされるようになっています。その他にも日時情報の取り扱いが改善されるなど、不具合の修正や機能追加・改善が行われており、アルファ版相当だったものがベータ版相当として位置づけられるようになっています。
付属のREADMEも一部更新されていたため、README日本語訳もあわせて更新を行いました。現時点では配布パッケージに含まれていませんが、下記よりバージョン0.2.0用のREADME日本語訳のファイル(README.ja)をダウンロードできます。
・ダウンロード:「Rfm 0.2.0 README日本語訳」
なお、Rfmをインストールするためには、Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsを利用できる環境が必要です。
(2007/07/12追記:タイトルを「Ruby FileMaker API 0.2.0」から「Rfm 0.2.0」に変更し、さらに「Ruby FileMaker API」を「Rfm」という表記に変更しました。)
グローバルフィールドの定義
February 26, 2007
FileMaker Proでグローバル格納オプションが有効になっているフィールドは、「グローバルフィールド」と呼ばれます。
グローバルフィールドには、ファイル内のすべてのレコードで共通に使用される単一の値が含まれます。フィールドオプションの[データの格納]タブにおいて、[グローバル格納(すべてのレコードに1つの値)を使用する]にチェックをつけると、そのフィールドはグローバルフィールドとして扱われるようになります。
FileMaker Pro 7以降において、グローバルフィールドには、集計以外のすべてのフィールドタイプ(テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト、計算)を使用することができます。
なお、グローバルフィールドに索引を設定することはできません。