FAMLog
FileMaker Pro 17 Advancedでコピーしたカスタムメニュー情報は他のアプリケーションにXMLとしてペースト可能
January 10, 2019
FileMaker Pro 17 Advancedではカスタムメニューのコピーと貼り付けが可能になりましたが、FileMaker Pro 17 Advancedでコピーしたカスタムメニュー情報は他のアプリケーションにXMLのテキストとして貼り付けて表示することが可能です。
FileMaker Pro Advancedでテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、カスタム関数、レイアウトオブジェクト、値一覧やテーマをコピーした場合は、クリップボードの内容をXMLに変換できるサードパーティのアプリケーションもしくはプラグインを使わないと他のアプリケーションにXMLを貼り付けることができませんが、バージョン17でコピー&ペーストがサポートされるようになったカスタムメニューについては他のアプリケーションに直接XMLを貼り付けられるようになっています。
なお、サードパーティのアプリケーションでXMLを編集してから、編集済みのXMLをコピーしてFileMaker Pro Advancedに再度貼り付けることでカスタムメニューを作成する方法は公式には推奨やサポートはされていません。
[関連]FileMaker Pro Advanced でのカスタムメニューのコピーと貼り付けのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:カスタムメニューのコピー&ペースト(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.37とApache Tomcat 9.0.14が公開
January 08, 2019
Apache Tomcat 8.5.37とApache Tomcat 9.0.14が2018年12月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.37およびApache Tomcat 9.0.14では、主に不具合の修正が行われており、Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.19に更新されています。Apache Tomcat 8.0系列については2018年6月30日にサポートが終了しており、ダウンロードページからApache Tomcat 8.0が削除されている状態になっています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.14です。なお、FileMaker Server 17では、Java Web公開エンジンにApache Tomcat 7.0.82が使用されていますが、Admin Console用管理サーバーではApache Tomcatの代わりにNode.jsが使用されるようになっています。
第45回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
December 28, 2018
2019年2月9日(土)午前10時より「第45回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、2018年8月から読書会形式として開催しています。
「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていきます。時間を決めて黙読した後、内容について議論していく予定です。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://www.famlog.jp/cwpstudy/45
Java SE 8のパブリック更新終了によるFileMaker Serverへの影響について
December 27, 2018
FileMaker ServerとJava SE 8に関する情報がFileMaker ナレッジベースに掲載されています。
オラクル社がJava SE 8のパブリック更新終了を発表していましたが、個人ユーザー向けには少なくとも2020年12月まで、商用ユーザー向けには2019年1月までOracle Java SE 8の無償でのパブリック更新と自動更新の提供を継続します。
今月発表されたFileMaker ナレッジベースの記事によると、FileMaker ServerはJava SE 8を用いてFileMaker WebDirectやカスタムWeb公開(CWP)といったWebテクノロジーを実装していますが、オラクル社によるJava SE 8のパブリック更新終了に関する決定はFileMaker プラットフォームには特に影響はないと記載されています。
[関連]Java SE 8 のパブリック更新終了による FileMaker への影響について(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能
December 21, 2018
ファイルメーカー社が、次期バージョンのFileMaker 18 プラットフォームで廃止予定または削除される機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker 18 プラットフォームでは、macOS Sierra 10.12のサポートを終了し、FileMaker Serverのスウェーデン語版は提供されなくなる予定となっています。また、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有は将来的に廃止予定となり、この機能は接続テスト目的でのみ使用できる位置付けとなるとのことです。
なお、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有機能は、安全性と安定性の観点から実際の運用で利用することは推奨されていませんが、一時的な動作確認等のためにテスト目的での使用を想定して機能の提供は継続されるようです。
[関連]FileMaker Cloud 1のサポート終了予定日(FAMLog)
FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応
December 07, 2018
FileMaker Server 17のインストーラが更新され、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14上での動作をサポートするようになっています。
macOS Mojaveに対応したFileMaker Server 17.0.2.252 インストーラはフルインストーラであるため、インストールディスクイメージおよびライセンス証明書ファイルをソフトウェアダウンロードページからダウンロードする必要があります。
既存のFileMaker Serverがインストールされた環境をmacOS Mojaveにアップグレードする場合には、一度FileMaker Serverをアンインストールする必要が出てきます。インストール手順の詳細については、FileMaker Server 17.0.2.252 インストーラのページと、FileMaker Server 17 インストールおよび構成ガイドを参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータが公開(FAMLog)
第44回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
November 26, 2018
2018年12月24日(月・祝)午前10時より「第44回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、2018年8月から読書会形式として開催しています。
「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていきます。時間を決めて黙読した後、内容について議論していく予定です。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://www.famlog.jp/cwpstudy/44
FileMaker Cloud 1のサポート終了予定日
November 22, 2018
FileMaker Cloud 1.xは2022年1月1日にサポートが終了する予定となっています。
これに伴い、FileMaker CloudのBYOL用ライセンス契約更新は2019年1月1日よりすべて1年更新となり、FileMaker CloudのComodo SSL 証明書も2019年1月1日より1年更新のもののみ購入となるのことです。
FileMaker Cloud 1.x 製品の最終バージョンはFileMaker Cloud 1.19であり、将来的にはFileMaker Cloud 1.xを置き換えるFileMaker Cloud 2への移行を検討する必要がある模様です。詳細についてはFileMaker Product Roadmap(英語)を確認するようにしてください。
[関連]FileMaker 17 プラットフォームの次バージョンで廃止される予定の機能(FAMLog)、FileMaker Product Roadmap 2019 Webセミナーで共有された情報が掲載(FAMLog)
FileMaker Product Roadmap 2019 Webセミナーで共有された情報が掲載
November 19, 2018
FileMaker Community内にあるFileMaker製品のロードマップに関するページの内容が更新されています。
該当ページ内にはFileMaker Product Roadmap 2019 Webセミナー(英語) で共有された情報が掲載されており、次のメジャーバージョンで実装が計画されている機能や、将来のバージョンに向けて開発されている機能、および検討中の機能などについての情報がまとめられています。
ロードマップでは、FileMaker Cloud 1.xを置き換えるFileMaker Cloud 2が将来登場する予定であることが示唆されています。詳細についてはFileMaker Product Roadmap(英語)を確認するようにしてください。
[関連]FileMaker 17 プラットフォームの次バージョンで廃止される予定の機能(FAMLog)
FileMaker 17 プラットフォームの次バージョンで廃止される予定の機能
November 16, 2018
ファイルメーカー社が、FileMaker 17 プラットフォームの次バージョンで廃止される予定の機能をFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker 17 プラットフォームの次バージョンで廃止予定または削除される予定の製品/機能は下記の通りであるとのことです(FileMaker ナレッジベースより引用)。
・FileMaker Pro Advanced のピアツーピア共有はFileMaker プラットフォームの次期フルバージョンにおいて「廃止予定」となります。
・FileMaker プラットフォームの次期フルバージョンにおいて、スウェーデン語版 FileMaker Server は提供されません。
・macOS Sierra 10.12 のサポート
・FileMaker Cloud 1.19 は、FileMaker Cloud 1.x 製品の最終バージョンとなります。
・FileMaker Cloud の Comodo SSL 証明書は、2019年1月1日より、1年更新のもののみの購入となります。
・FileMaker Cloud の BYOL にお使いの契約更新は、2019年1月1日より、全て 1 年更新となります。
詳細についてはFileMaker Product Roadmap(英語)で案内されています。