FAMLog


Claris FileMaker CloudとGet(デバイス)関数

April 13, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
・「6」:Linuxの場合

2021年4月13日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「6」となります。

[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(デバイス)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator Ver.7が公開

March 25, 2021

INTER-Mediator Ver.7が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.7では、Ver.6以降のサービスサーバーを利用して稼働するクライアント同期機能が搭載されています。sync-controlキーの値をコンテキストに加えると、変更処理がサービスサーバーに伝達されてから当該コンテキストを表示している各クライアントに伝達されて、変更結果が複数のクライアントに自動的に反映されるようになっています。

旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。なお、Ver.5系統は安定版として引き続きサポートを継続しています。

Tag: FileMaker

FileMaker data migration tool 19.1.3の新機能:-reevaluateオプション

March 16, 2021

バージョン19.1.3以降のFileMaker data migration toolでは保存されている計算値をすべて再評価する-reevaluateオプションを利用できるようになっています。

FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、インポート処理時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。

-reevaluateオプションを使用すると、取得関数やRandom関数などを式で利用している場合には値が変わってしまうことがあるので注意が必要です。また、FileMaker data migration toolはプラグインをロードしないため、プラグインの外部関数を使用している場合も同様に注意が必要です。

[関連]Claris FileMaker Data Migration Tool Guide(Claris International Inc.)、FileMaker data migration tool 19.1.3の新機能:-rebuildindexesオプション(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(ページ数)関数

March 08, 2021

Claris FileMaker ProのGet(ページ数)関数は、印刷中に現在の印刷ジョブにおける合計ページ数を示す数値を返します。

印刷またはPDFとして保存するときに合計ページ数を表示するには、式の中でGet(ページ数)関数を使用するのではなく、{{ページ数}}記号をレイアウト上に配置します。レイアウトモードにおいて[挿入]メニューの[その他の記号...]を選び、[ページ数]を選択してから[OK]をクリックすることで、レイアウトに{{ページ数}}記号を配置できます。

Get(ページ数)関数はバージョン19で追加された関数です。なお、何も印刷していない場合またはPDFとして保存していない場合は、何も返されないかまたは「?」が返されます。

[関連]Claris FileMaker Pro 19の新機能:合計ページ数の印刷(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムプラットフォーム)関数

December 29, 2020

Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「1」:プラットフォームがIntelベースのMacである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがLinuxの場合

Claris FileMaker Server for LinuxにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「5」となります。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムバージョン)関数

December 03, 2020

Claris FileMaker Proの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「11.0」:macOS Big Sur 11.0.1の場合
・「7.9.2009」:CentOS Linux 7 (2009)の場合

CentOS Linux 7 (2009)上で動作するバージョン19.1.2のClaris FileMaker Server for LinuxにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.9.2009」となります。この戻り値はCentOS Linuxのバージョン情報に相当するものです。

[関連]Get(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server for LinuxとGet(デバイス)関数

November 27, 2020

Claris FileMaker Proの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
・「6」:Linuxの場合

バージョン19.1.2のClaris FileMaker Server for LinuxにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「6」となります。

[関連]Get(デバイス)関数(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSとGet(デバイス)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 19.1.3 アップデータが公開

October 28, 2020

FileMaker Pro 19.1.3 アップデータが公開されています。

FileMaker Pro 19.1.3では、URLを使用してスクリプトを実行する場合にオプション引数がサポートされるようになっています。このオプション引数で現在実行中のスクリプトを処理する方法を設定できるようになっていますが、引数の値はJavaScriptのFileMaker.PerformScriptWithOption()で指定する値と同じです。

なお、バージョン19.1.3では、FileMaker Pro 19.1.2でFileMaker Cloud for AWS 1.18に接続できない問題や、FileMaker Pro 19.1.2でデータベースデザインレポートを作成する際に異常終了する場合がある問題などが修正されています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップの[結果を JSON として書式設定]オプション

October 27, 2020

Claris FileMaker Pro 19.1.2では、[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップで[結果を JSON として書式設定]オプションを使用できるようになっています。

バージョン19で追加された[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップを使用することで、NFC(Near Field Communication/近距離無線通信)タグをスキャンまたはスキャンを停止することができます。スキャン後に任意のスクリプトを実行させることができますが、[結果を JSON として書式設定]オプションを有効にするには0以外の値を指定します。値が0または指定されていない場合、バージョン19.0と同様に値の一覧が複数行で返されます。

なお、[NFC 読み取りの構成]スクリプトステップはClaris FileMaker Go 19でのみ利用できますが、[結果を JSON として書式設定]オプションを使用する場合にはFileMaker Goをバージョン19.1.2以降にアップデートする必要があります。

[関連]Claris FileMaker Go 19の新機能:NFCタグのスキャン(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.1.2が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19とYearName関数

September 09, 2020

Claris FileMaker ProのYearName関数は、日付の和暦を指定された書式で返します。

日付フィールドの値が「2020/09/09」の場合、YearName(日付フィールド; 2)は「R2」を返します。日付フィールドの値が「1868/09/07」およびそれ以前の場合には、YearName(日付フィールド; 2)はバージョン18では「A.D.1868」を返していましたが、バージョン19では「1868 CE」を返すように挙動が変更されています。

Claris FileMaker 19では、A.D.(Anno Domini)という表記がCE(Common Era)に変更されて、年の後に付加されるようになっています。そのため、バージョン18以前とバージョン19を併用する場合には注意が必要です。

[関連]FileMaker ProとFileMaker Pro AdvancedのYearName関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

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