FAMLog


Windows版Claris FileMaker Server 19の動作環境

July 13, 2020

Windows版のClaris FileMaker Server 19はWindows Server 2019 Standard EditionとWindows Server 2019 Datacenter Edition、Windows Server 2016 Standard Edition、Windows Server 2016 Datacenter Editionをサポートしています。

Windows ServerにClaris FileMaker Server 19をインストールする場合、デスクトップエクスペリエンスを搭載している環境が必要です。なお、Windows Server Datacenter EditionはClaris FileMaker Server 19と互換性がありますが、完全には検証はされていないとのことです。

RAMの最低要件はバージョン18と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが500GB以上必要、そしてストレージの空き容量は20%以上必要という条件となっています。

[関連]Windows版FileMaker Server 18の動作環境(FAMLog)、macOS版Claris FileMaker Server 19の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 7.2.32、PHP 7.3.20およびPHP 7.4.8が公開

July 10, 2020

PHP 7.2.32PHP 7.3.20およびPHP 7.4.8が公開されています。

PHP 7.2.32、PHP 7.3.20およびPHP 7.4.8ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。なお、PHP 7.2.32ではWindows版が更新されていますが、PHP自体のソースコードは特に変更されていないとのことです。

PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。PHPはバージョン8.0系統の開発も進められており、現在バージョン8.0.0 Alpha 2が公開されている状況です。

(2022/01/11追記:「バージョンPHP 8.0.0 Alpha 2」を「バージョン8.0.0 Alpha 2」に変更・修正しました。)

Tag: Apache

Claris FileMaker Pro 19の新機能:バージョン19で追加された関数一覧

July 09, 2020

Claris FileMaker Pro 19では新しい関数が追加され、デバイス上で機械学習モデルを実行して画像認識やオブジェクト検出などの処理を実行できる関数や、FileMaker形式のパスを変換する関数が新設されています。

バージョン19で追加された関数一覧は次の通りです。

・ComputeModel
・ConvertFromFileMakerPath
・ConvertToFileMakerPath
・Get(ページ数)

ComputeModel関数を使用する場合には、バージョン19で追加された[機械学習モデルを構成]スクリプトステップを使用してCore MLモデルをロードしておく必要があります。なお、[機械学習モデルを構成]スクリプトステップは、iOS、iPadOSおよびmacOSでのみサポートされています。

[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:バージョン18で追加された関数一覧(FAMLog)

(2021/03/09追記:バージョン19で追加された関数の一覧にGet(ページ数)を追加しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Master Book 初級編・中級編(バージョン19対応)

July 08, 2020

Claris FileMaker 19に対応した公式トレーニング教材である「FileMaker Master Book」の初級編と中級編が2020年7月上旬に改訂され、無料でダウンロードできるようになっています。

FileMaker Master BookはClaris FileMakerの公式トレーニング教材です。初級編は、Claris FileMaker Proによるカスタム Appの作成について学ぶことを目的としており、まったく初めて作業を行う方からカスタム Appを複数人で共有利用する初歩を知りたい方までを対象としています。中級編は、ネットワーク上で複数人が利用するカスタム Appの作成について学ぶことを目的としています。

なお、FileMaker Master Book 上級編のバージョン19対応版は今秋公開予定であるとのことです。

Tag: FileMaker

curl 7.71.1が公開

July 06, 2020

curl 7.71.1が2020年7月上旬に公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。バージョン7.71.1では不具合の修正が行われており、セキュリティ修正は含まれていません。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。

Tag: Apache

バージョン17以前のFileMaker Pro AdvancedとFileMaker GoはClaris FileMaker Server 19に接続不可

July 01, 2020

FileMaker Pro 16、FileMaker Pro 16 Advanced、FileMaker Pro 17 Advanced、FileMaker Go 16およびFileMaker Go 17は、Claris FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン19のClaris FileMaker Serverには接続できません。

Claris FileMaker Server 19に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているClaris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Goのバージョンはバージョン18以降となっています。Claris FileMaker Pro 19のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン17以前のClaris FileMakerからClaris FileMaker Server 19に接続することはできないので要注意です。

なお、FileMaker 17 プラットフォームとFileMaker 16 プラットフォームのテクニカルサポートは2020年9月18日をもって終了する予定となっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、提供中の製品と互換性(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19でサポートされるクライアントアプリケーション

June 30, 2020

Claris FileMaker Server 19でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。

・Claris FileMaker Pro 19およびFileMaker Pro 18 Advanced
・Claris FileMaker Go(バージョン19および18)
・iOS App SDK(バージョン19および18)を使用して作成されたアプリケーション
・Claris FileMaker WebDirect、カスタムWeb公開 with PHP、およびカスタムWeb公開 with XMLを使用したFileMaker Server Web 公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・Claris FileMaker Data APIを使用して共有ソリューションのデータにアクセスするWebサービスまたはアプリケーション
・FileMaker クライアントドライバを使用するODBCおよびJDBCクライアント

FileMaker 17 プラットフォーム発売時にFileMaker ユーザライセンスプログラムが導入されており、FileMaker ボリュームライセンスプログラムは2018年5月にFileMaker ユーザライセンスプログラムに移行されているので、FileMaker 16以前からClaris FileMaker 19にバージョンアップする際には注意が必要です。

なお、Claris FileMaker Server 19では、FileMaker Server 18以前と同様、カスタムWeb公開(CWP)利用時は同時接続ライセンスであっても接続はカウントされません。

[関連]Claris FileMaker 19 動作環境(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 8.5.56とApache Tomcat 9.0.36が公開

June 26, 2020

Apache Tomcat 8.5.56とApache Tomcat 9.0.36が2020年6月上旬に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.56およびApache Tomcat 9.0.36では、HTTP/2プロトコルの処理においてリソース制御が適切に行われておらず、遠隔の第三者によってサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある脆弱性(CVE-2020-11996)が修正されています。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.36です。なお、FileMaker Server 19.0.1やFileMaker Server 18.0.4ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 8.5.46が使用されています。

[関連]JVNVU#99474519: Apache Tomcat におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8 vulnerabilities(Apache Tomcat)

Tag: Apache

curl 7.71.0が公開

June 25, 2020

curl 7.71.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.71.0では2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 19 - [URL から挿入] スクリプトステップの新しい cURL オプション(Claris ナレッジベース)

Tag: Apache

Claris FileMaker Pro 19とClaris FileMaker Go 19はClaris FileMaker Server 17以前に接続不可

June 22, 2020

Claris FileMaker Pro 19およびClaris FileMaker Go 19は、Claris FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、Claris FileMaker Server 17およびバージョン16以前のClaris FileMaker Serverには接続できません。

ホストされているFileMakerデータベースにClaris FileMaker 19の各ソフトウェアが接続する際、ホスト側のClaris FileMaker Serverのバージョンは18以降である必要があります。

なお、FileMaker 17 プラットフォームとFileMaker 16 プラットフォームのテクニカルサポートは2020年9月18日をもって終了する予定となっています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19の動作環境(FAMLog)、提供中の製品と互換性(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

このページの上へ