FAMLog
FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能
February 09, 2015
ファイルメーカー社が、2013年12月にFileMaker Pro 13で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内していましたが、FileMaker Pro 13v4 アップデータ公開時(2014年11月)にその内容を一部更新しています。
FileMaker Pro 13において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2015年2月現在)。
・「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポート
・レコードをPDFとして保存する場合([ファイル]メニュー > [レコードの保存/送信] > [PDF...]を選択、または[レコードを PDF として保存]スクリプトステップ使用した場合)のAcrobat 5とAcrobat 6の互換性のサポート
・ビットマップフォントのサポート
・WindowsにおけるQuickTimeのサポート
・OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポート
・OS XにおけるBentoデータのサポート
・一部レイアウトテーマのサポート(詳細はFileMaker ナレッジベースを参照)
上記の内容はFileMaker Pro 13の次バージョンから削除される可能性があるため、別のAPI、技術または製品の代替機能を使用するようにソリューションを移行することが推奨されています。
[関連]FileMaker Pro 13で非推奨になった機能(FAMLog)
FileMaker カンファレンス 2014の一部のセッションでライブ中継
November 20, 2014
2014年11月26日(水)から11月28日(金)にかけてJPタワーホール&カンファレンスで開催される「FileMaker カンファレンス 2014」のセッションの一部が、YouTubeとニコニコ動画でライブ中継される予定であることが発表されています。
FileMaker カンファレンス 2014では、下記のセッションがライブ配信される予定となっています。
■バージョン13の新機能を実装した最新のユーザ事例のご紹介
日時:2014年11月26日14時00分-15時00分
■Web API連携の基礎を解説!FileMaker Goソリューションを機能拡張しよう
日時:2014年11月26日15時30分-16時30分
■BYOD時代のFileMakerソリューションのセキュリティ -端末認証を併用した高度なセキュリティ構築-
日時:2014年11月26日17時00分-18時00分
■FileMaker Serverの安全な運用のためのベストプラクティス
日時:2014年11月26日18時30分-19時30分
■iPad & iPhoneに最適化されたFileMakerソリューションの作り方を習得 ~ FileMaker Drill Bookより
日時:2014年11月27日10時00分-11時00分
■機能更新が多いソリューション開発に有効な開発手法「データ分離モデル」の紹介
日時:2014年11月27日11時30分-12時30分
■デジタルアニメーションスタジオにおけるFileMakerソフトウェアの活用
日時:2014年11月27日14時10分-15時10分
■iPad & iPhoneからのリモートアクセスをより安全にするネットワーク構築術
日時:2014年11月27日15時40分-16時40分
■「サーバー上のスクリプト実行」を使ったサーバーサイド処理の有効活用法
日時:2014年11月27日17時10分-18時10分
■一億レコードの検証から紐解くFileMaker Goの速度向上のためのベストプラクティス
日時:2014年11月28日10時00分-11時00分
■FileMaker WebDirect はじめの一歩
日時:2014年11月28日11時30分-12時30分
■はじめよう。ソリューション作成とiPadビジネス活用
日時:2014年11月28日14時10分-15時10分
■はじめよう。ソリューションのビジネス導入とiPad活用
日時:2014年11月28日15時40分-16時40分
■FileMaker + HTML5で実現するグラフィック表現 - 森を見て木も見る。一覧表示の進化形 -
日時:2014年11月28日17時10分-18時10分
[関連]「FileMaker カンファレンス 2014」のご案内(FAMLog)
(2015/03/18追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
FileMaker Go 13の改善点:スワイプジェスチャー
August 19, 2014
FileMaker Go 13では、iOSデバイスにおける使い勝手が改善されており、レコード移動およびスライドコントロールでスワイプジェスチャーを利用できるになっています。
バージョン13のFileMaker Goでは、2本の指で横にスワイプすることで次のレコードまたは前のレコードに移動できます。また、指1本のスワイプジェスチャーでスライドコントロール内のパネルを変更できます。
新しいスワイプジェスチャーは、レコードを変更する場合もしくは次のパネルにスライドする場合に、視覚的にスムーズに切り替わるアニメーションもサポートされています。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:スライドコントロール(FAMLog)
FileMaker Pro 13の新機能:「始めましょう」ツアー
August 13, 2014
FileMaker Pro 13では、FileMaker Proの習得に役立つガイドツアーである「始めましょう」ツアーが製品マニュアルに新たに追加されています。
上記のガイドツアーを閲覧するには、[ヘルプ]メニューの[製品マニュアル]にある[「始めましょう」ツアー]を選択します。レコードの作成・編集・削除、データの検索やレコードのソート、レコードのインポート/エクスポート、グラフやレポートの作成等の操作方法を習得できます。カスタムソリューションの作成のためにFileMaker Proが提供する豊富な機能についても学習できます。
なお、ツアー中に変更を加えても、ドキュメントフォルダにある「FMP13 始めましょう.fmp12」ファイルを削除すれば最初からやり直すことができます。
FileMaker Pro 13の新機能:[現在のレコード]のインジケータ設定
August 08, 2014
FileMaker Pro 13では、レコードがリスト形式で表示されているときに、アクティブなレコードのインジケータ表示を調整できるようになっています。
[レイアウト設定]ダイアログボックスの[一般]タブに新たに追加された[現在のレコードインジケータをリスト形式に表示]オプションで、レコードの左側にある固定垂直バーで現在のレコードを示すかどうかを設定できます。
なお、[レイアウト設定]ダイアログボックスを表示するには、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[レイアウト設定...]を選択します。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:リスト形式における現在のレコード表示(FAMLog)
FileMaker Pro 13の新機能:リスト形式における現在のレコード表示
August 04, 2014
FileMaker Pro 13では、リスト形式で現在のレコードが他のレコードとは異なる塗りつぶし色で表示されるようになっています。
リスト形式でアクティブ(現在の)レコードを異なる塗りつぶし色で表示するには、レイアウトモードでボディパートラベルを選択し、インスペクタの[外観]タブにあるオブジェクトの状態ドロップダウンリストから[アクティブ]を選択します。その状態で塗りつぶし色を設定すると、リスト形式におけるアクティブ(現在の)レコード用の塗りつぶし色を設定できます。
なお、上記の機能を無効にするには、ボディパートの[パートの定義]ダイアログボックスにおいて[アクティブな行状態を使用]チェックボックスのチェックを外します。
CakePHP 2.5.3とCakePHP 1.3.20が公開
July 24, 2014
CakePHP 2.5.3とCakePHP 1.3.20が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.3はCakePHP 2.5系統の保守リリース、CakePHP 1.3.20はCakePHP 1.3系統の保守リリースであり、それぞれ不具合の修正が行われています。
バージョン2.5.3と1.3.20には、同時に更新処理が発生している際にレコードが削除されたときにデータが失われてしまう可能性に対処するModel::save()メソッドに対する重要な修正が含まれています。
FileMaker Pro 13では.xls形式でのレコードのエクスポートと保存機能は非サポート
June 13, 2014
FileMaker Pro 13では、Excel 95-2004 ワークブック(.xls)形式でのレコードのエクスポートと保存機能がサポートされなくなりました。
今後Excel形式のファイルとしてエクスポートもしくは保存する際には、ファイルの拡張子が「.xlsx」である、Microsoft Excel 2007以降用のファイル形式を利用する必要があります。
なお、レコードのインポート機能については、拡張子が「.xls」であるExcel(Excel 95-2004)のファイル形式は引き続きサポートされています。
[関連]OS X LionでサポートされないFileMaker Pro 11の機能(FAMLog)
FileMaker Pro 13v2 アップデータが公開
April 03, 2014
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced v2 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 13またはFileMaker Pro 13 Advancedをバージョン13.0v2に更新するものです。バージョン13.0v2では、FileMaker Proで利用できるFMPプロトコルの機能が拡張され、ユーザーのドキュメントフォルダにあるデータベースファイルを開いて任意のスクリプトを実行したり、すでに開いているファイルに対して任意のスクリプトを実行するよう指定できるようになっています。
また、FileMakerデータベース間のレコードのインポート時に、外部に格納された既存のオブジェクトを再利用して再インポートをスキップする[外部に格納されたオブジェクトを維持]オプションも追加されている他、不具合の修正も行われています。
INTER-Mediator 3.11が公開
December 02, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.11」を公開しています。
INTER-Mediator 3.11では、1点のセキュリティ脆弱性が修正されており、PDO利用時にSQLインジェクションにつながる問題が1点修正されています。また、バージョン3.11では、「records」以外に「maxrecords」キーを定義ファイル内に記述した場合に、JavaScript側でINTERMediator.pagedSizeの値を調整することで1ページ内の表示レコード数を調整できるようになっています。
なお、特に問題がなければ、バージョン3.11がINTER-Mediator 4.0として近々公開される予定となっています。
[関連]2013年11月「INTER-Mediator勉強会2013-#2」発表資料(FAMLog)