FAMLog
FileMaker Pro 14で名称が変更されたスクリプトステップ
August 04, 2015
FileMaker Pro 14では一部のスクリプトステップの名称が変更されています。
バージョン14では、[スクリプトアニメーション設定]スクリプトステップは[レイアウトオブジェクトアニメーション設定]に、[スクリプトの管理を開く]スクリプトステップは[スクリプトワークスペースを開く]に名称が変更されました。
なお、バージョン14では[QuickTime を挿入]スクリプトステップは削除されました。[QuickTime を挿入]スクリプトステップの代わりに[オーディオ/ビデオを挿入]スクリプトステップを使用するように変更する必要があります。
FileMaker Pro 14の新機能:ボタンバー
July 30, 2015
FileMaker Pro 14では「ボタンバー」と呼ばれるレイアウトオブジェクトが新たに導入されています。
ボタンのグループを作成するボタンバーは、水平または垂直に配置でき、ボタンまたはポップオーバーボタン(または両者の組合せ)を表示するためのレイアウトオブジェクトです。各ボタンのアクティブ状態を表示でき、各ボタンに処理(単一コマンドまたはスクリプト)を割り当てることができるので、ナビゲーションやカスタムツールバーとして使用することができます。
ウインドウのサイズを変更すると、各ボタンのサイズもそれに比例して自動的に調整されます。なお、ボタンバーオブジェクトには、最大で50個のセグメント/ボタンを組み込むことができます。
[関連]FileMaker Pro のボタンバーの概要(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker 14で非推奨になった機能
July 27, 2015
ファイルメーカー社が、2015年5月にFileMaker 14で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker Pro 14において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです。
・Acrobat 5およびAcrobat 6を使用したPDF形式のレコードの保存
・一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)
・画像フォーマット: FPX、QIF
・32ビットアーキテクチャ
・FileMaker Pro ランタイム
・OS X 10.9 Mavericksのサポート
FileMaker Server 14において非推奨となり今後廃止される予定のオペレーティングシステムおよびWebブラウザーは下記の通りです。
・Windows Server 2012 Standard Editionのサポート(Windows Server 2012 R2はサポートされます)
・Internet Explorer 10
上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。
(2019/11/13追記:関連記事のリンク先ページがなくなっていたので、関連記事およびリンクを削除しました。)
FileMaker Pro 13の新機能:充実したインスペクタのデザイン属性
March 09, 2015
FileMaker Pro 13では、インスペクタでコントロールできるレイアウトオブジェクトのデザイン属性が増えています。
バージョン13では、インスペクタの[外観]タブで下記をはじめとした多くの要素を新たに調整できるようになっています。
・外側/内側の影
・パディング
・テキストの基線
・全画面の背景、色、グラデーションのサポートを含むレイアウト背景
なお、インスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[インスペクタ]を選択することで表示・非表示を切り替えることができます。
FileMaker Pro 13の改善点:レイアウトモードのマルチアンドゥ・リドゥ機能
March 05, 2015
FileMaker Pro 13では、レイアウトを保存してブラウズモードで表示した後でも、レイアウトモードの変更を元に戻せるようになっています。
FileMaker Pro 12でもレイアウトの編集を複数回元に戻したりやり直せることは可能でしたが、一度レイアウトを保存すると、保存前の状態にさかのぼることはできませんでした。
バージョン13では、ファイルを閉じるまでに行ったレイアウトへの変更であれば、一度レイアウトを保存した後でも元に戻したりやり直しできるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced の新機能(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能
February 09, 2015
ファイルメーカー社が、2013年12月にFileMaker Pro 13で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内していましたが、FileMaker Pro 13v4 アップデータ公開時(2014年11月)にその内容を一部更新しています。
FileMaker Pro 13において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2015年2月現在)。
・「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポート
・レコードをPDFとして保存する場合([ファイル]メニュー > [レコードの保存/送信] > [PDF...]を選択、または[レコードを PDF として保存]スクリプトステップ使用した場合)のAcrobat 5とAcrobat 6の互換性のサポート
・ビットマップフォントのサポート
・WindowsにおけるQuickTimeのサポート
・OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポート
・OS XにおけるBentoデータのサポート
・一部レイアウトテーマのサポート(詳細はFileMaker ナレッジベースを参照)
上記の内容はFileMaker Pro 13の次バージョンから削除される可能性があるため、別のAPI、技術または製品の代替機能を使用するようにソリューションを移行することが推奨されています。
[関連]FileMaker Pro 13で非推奨になった機能(FAMLog)
FileMaker カンファレンス 2014のFMCon2Goスケジューラーが公開
October 07, 2014
ファイルメーカー社が、FileMaker カンファレンス 2014用の「FMCon2Goスケジューラー」の提供を開始しています。
FMCon2Goスケジューラーは、2014年11月26日(水)から11月28日(金)まで開催されるFileMaker カンファレンス 2014のスケジュールをバージョン12以降のFileMaker Go、FileMaker ProもしくはFileMaker Pro Advancedで確認できるデータベースです。
FMCon2Goスケジューラーは、[情報]画面に「アンロック」ボタンが用意されており、ロックを解除することでスクリプトやレイアウトの中身を解析することも可能となっています。
[関連]「FileMaker カンファレンス 2014」のご案内(FAMLog)
FileMaker選手権2014が開催
August 28, 2014
総合情報サイト「マイナビニュース」が「FileMaker選手権2014」を開催すると発表しています。
FileMaker選手権は、FileMaker Proで作成したテンプレートの中から優れた作品を決めるコンテストです。この選手権は、2006年、2009年、および2010年にも開催されており、今回4年ぶりの開催となります。今回の作品募集期間は2014年8月27日から2014年11月3日までとなっており、iPad用のレイアウトをひとつ以上作成することが必須となっています。
入賞者にはMacBook ProやMacBook Airをはじめとした賞品が用意されています。結果発表は、FileMaker カンファレンス 2014最終日である2014年11月28日の予定となっています。
(2020/09/16追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Pro 13の新機能:スライドコントロール
August 18, 2014
FileMaker Pro 13では「スライドコントロール」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
スライドコントロールは、1つまたは複数のスライドパネルから構成されるレイアウトオブジェクトです。スライドコントロールを使用すると、各スライドパネルの枠内のフィールドなどのオブジェクトを編成できます。
特にFileMaker Go 13ではスワイプジェスチャーがサポートされており、指1本のスワイプジェスチャーでスライドコントロール内のパネルを変更できます。次のパネルにスライドする際に、視覚的にスムーズに切り替わるアニメーションもサポートされています。
FileMaker Pro 13の新機能:[現在のレコード]のインジケータ設定
August 08, 2014
FileMaker Pro 13では、レコードがリスト形式で表示されているときに、アクティブなレコードのインジケータ表示を調整できるようになっています。
[レイアウト設定]ダイアログボックスの[一般]タブに新たに追加された[現在のレコードインジケータをリスト形式に表示]オプションで、レコードの左側にある固定垂直バーで現在のレコードを示すかどうかを設定できます。
なお、[レイアウト設定]ダイアログボックスを表示するには、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[レイアウト設定...]を選択します。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:リスト形式における現在のレコード表示(FAMLog)