FAMLog


FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:複数の電子メール添付ファイル

October 15, 2018

FileMaker Pro 17 Advancedでは、電子メールを送信するときに[ファイルを添付]オプションを使用して各メッセージに複数のファイルを添付できるようになっています。

電子メールで使用するデータのあるレコードを検索した後に[ファイル]メニューの[送信]>[メール...]を選択した後、あるいは[メールを送信]スクリプトステップのオプションを指定するダイアログボックスにおいて、[ファイルを添付]オプションをクリックするとメッセージに添付して送信するファイルを指定できます。

バージョン17では、該当する複数のファイルを検索して最初に特定できたファイルを添付するのではなく、指定したパスで見つけることができたすべてのファイルが添付されるように変更されています。

[関連]FileMaker Pro Advanced を使用した複数の電子メール添付ファイルのサポート(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker data migration tool

October 11, 2018

FileMaker data migration toolは、データのインポート処理時間を大幅に短縮するコマンドラインツールです。

このツールにはWindows版とmacOS版が用意されており、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理をコマンドラインインターフェースで実行することができます。大規模データセットのインポートにかかる時間を、数日から数時間へ、または数時間から数分へと短縮します。

FileMaker data migration toolは、FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できます。FileMaker Developer Subscriptionの価格は年間9,000円(税別)です。

[関連]FileMaker Data Migration Tool Guide(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17でサポートされているPHPのバージョン

October 03, 2018

FileMaker Server 17に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6のPHPをサポートしています。

FileMaker Server 17のPHPを使用したカスタムWeb公開では、Windows Server、macOS Sierra 10.12およびmacOS High Sierra 10.13ではPHP 5.6系統で動作検証が行われており、PHP 5.6.24を同梱しています。残念ながら、同梱されているPHPのバージョンはFileMaker Server 16から変更されておらず、セキュリティ脆弱性が修正されたバージョンに更新されていません。PHPによるカスタムWeb公開機能を利用してWebサイトを構築したい場合には、別途PHPおよびWebサーバーを用意する必要がある状況です。

2018年10月3日現在、PHP 5.6系統の最新バージョンはPHP 5.6.38、PHP 7.0系統の最新バージョンはPHP 7.0.32、PHP 7.1系統の最新バージョンはPHP 7.1.22、PHP 7.2系統の最新バージョンはPHP 7.2.10です。PHP 5.5系列はすでにメンテナンスされていない状況となっており、PHP 5.6およびPHP 7.0系列は2018年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]FileMaker Server 17 技術仕様(FileMaker)、FileMaker Server 16でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)

Tag: FileMaker

「INTER-Mediator Meet-up 2018」開催のお知らせ

October 01, 2018

2018年11月8日(木)にFileMaker カンファレンス 2018が開催されている会場近くの会議室で「INTER-Mediator Meet-up 2018」を開催します。

INTER-Mediator Directive Committee主催のMeet-upであり、参加費は無料です。INTER-Mediatorの大まかな機能と開発プロセスを改良する仕組みについての解説だけでなく、実際にFileMaker ServerとINTER-Mediatorで構築されたサンプルソリューションを題材として、どのようにしてWebアプリを作っていけばいいのか、どこまでの機能を実現できるのかなどについて具体的に説明します。帳票をサーバーサイドでPDFファイルとして出力する方法についても解説する予定です。

詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://peatix.com/event/441546/

Tag: FileMaker

FileMaker Goのダウンロード数が400万回を突破

September 27, 2018

ファイルメーカー社が、FileMaker GoのApp Storeからのダウンロード数が全世界で400万回を突破したと発表しています。

FileMakerプラットフォームを利用すると、あらゆる規模の組織が各組織固有の課題を解決するアプリケーションを素早く簡単に作成し、ビジネス目標を達成することができます。FileMaker Goは、FileMakerプラットフォームで作成したカスタムアプリをiPadやiPhoneで実行できるiOSアプリケーションであり、App Storeからダウンロードできます。

なお、FileMaker Goは2010年7月に発売され、FileMaker GoのApp Storeからのダウンロード数は、2012年12月に50万本を突破、2014年2月に100万本を突破、2016年3月に200万本を突破、2017年8月に300万本を突破していました。

[関連]FileMaker Goのダウンロード数が50万件を突破(FAMLog)、FileMaker Goのダウンロード数が100万件を突破(FAMLog)、FileMaker Goのダウンロード数が200万本を突破(FAMLog)、FileMaker Goのダウンロード数が300万本を突破(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17で使用状況ログを有効にする

September 25, 2018

FileMaker Server 17において、サーバーの使用状況ログを有効にするにはfmsadminコマンドを使用します。

[使用例]
fmsadmin enable serverstats
fmsadmin disable serverstats

fmsadminコマンドでサーバーの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable serverstats」、サーバーの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable serverstats」です。

サーバーの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダの「Stats.log」ファイルに記録されます。「Stats.log」ファイルのサイズがログファイルのサイズ制限に達すると、このファイルの名前が「Stats-old.log」に変更され、新しい「Stats.log」ファイルが作成されます。

[関連]サーバーの使用状況のログ(FileMaker Server 17 ヘルプ)、FileMaker Server 9の使用状況ログ(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)

Tag: FileMaker

2018年9月「INTER-Mediator勉強会2018-#6」発表資料

September 21, 2018

2018年9月19日に行われた「INTER-Mediator勉強会2018-#6」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:INTER-Mediator 5.8とFileMaker Data API(PDF形式/ファイルサイズ:約330KB)

「INTER-Mediator-and-FileMaker-Data-API.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
d7113ea6f5e4e9c34ffef6dffa625cd8b1198175d67719fa8846f6c53c41a8f0

■関連リンク

・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/

・FileMaker 17 Data API ガイド
https://fmhelp.filemaker.com/docs/17/ja/dataapi/

・FMDataAPI
https://github.com/msyk/FMDataAPI

・Blog by msyk
https://blog.msyk.net/



(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Admin API trialの有効期限

September 14, 2018

FileMaker Cloud 1.16に付属するFileMaker Admin API trialは2018年9月27日に、FileMaker Cloud 1.17およびFileMaker Server 17に付属するFileMaker Admin API triaは2019年9月27日に期限切れになる予定となっています。

2018年9月現在、FileMaker Admin APIはトライアル版として提供されている機能であり、試用期間終了後はFileMaker Admin APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Admin APIの使用を続けるためには、試用期間が終了する前に FileMaker プラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があります。そのため、FileMaker Cloud 1.16でFileMaker Admin APIを使用していて、FileMaker Admin APIを引き続き使用する場合には、試用期間が終了する前にFileMaker Cloud 1.17にアップグレードする必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Data API (Trial)の有効期限

September 13, 2018

FileMaker Server 16のFileMaker Data API (Trial)は2018年9月27日に期限切れになる予定となっています。

FileMaker Server 16ではFileMaker Data APIはトライアル版として提供されていた機能であり、試用期間終了後はFileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIを引き続き使用する場合には、試用期間が終了する前にFileMaker 17 プラットフォームにアップグレードする必要があります。なお、FileMaker Data APIはFileMaker Cloud 1.17とFileMaker Server 17ではトライアル機能ではなく、データ転送のために適切なFileMakerライセンスを購入する必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:マスタ/詳細レイアウトのポータル

September 11, 2018

FileMaker Pro 17 Advancedでは、ポータルで現在の対象レコードにあるレコードを表示できるようになり、マスタ/詳細レイアウトを簡単に作成できるようになっています。

レイアウトのマスタ領域にある一覧から項目を選択すると、その項目の詳細情報が詳細領域に表示されるパターンのレイアウトを用意するにあたり、バージョン17では現在のテーブルのレコードを表示するポータルをマスタ領域として使用することができます。これにより、自己連結リレーションシップや追加のスクリプトを作成する必要がなくなっています。

マスタ/詳細レイアウトのポータルを作成するには、レイアウト上にポータルを設置し、[ポータル設定]ダイアログボックスの[レコードを表示:]で[現在のテーブル]を選択します。

[関連]マスタ/詳細レイアウトのポータルの作成(FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ)

Tag: FileMaker

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