FAMLog
Apache Tomcat 8.0.41とApache Tomcat 7.0.75が公開
February 01, 2017
Apache Tomcat 8.0.41とApache Tomcat 7.0.75が2017年1月下旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.0.41およびApache Tomcat 7.0.75では、Apache Tomcat 8.5.9で修正されたセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性は、公表当初、Apache Tomcat 8.5より前のバージョンは影響を受けないとされていましたが、バージョン8.0系列以前も影響を受けることが後から判明した次第です。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
[関連]JVNVU#97321122: Apache Tomcat に情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.9が公開(FAMLog)
OpenSSL 1.0.2kとOpenSSL 1.1.0dが公開
January 31, 2017
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2k」と「OpenSSL 1.1.0d」が公開されています。
OpenSSL 1.0.2kおよびOpenSSL 1.1.0dでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。
2017年1月時点で最新版であるFileMaker Pro 15.0.3およびFileMaker Server 15.0.3にはOpenSSL 1.0.2jが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降です。
APPLE-SA-2017-01-23-5 Safari 10.0.3
January 30, 2017
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 10.0.3が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 10.0.3は、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS Sierra 10.12.3にもSafari 10.0.3が含まれています。
OS X Mavericks用のSafari 10は提供されておらず、OS X Yosemite以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
[関連]APPLE-SA-2017-01-23-2 macOS 10.12.3(FAMLog)
APPLE-SA-2017-01-23-2 macOS 10.12.3
January 27, 2017
AppleからmacOS Sierra 10.12.3が公開されています。
macOS Sierra 10.12.3には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。このアップデートによりPHPはバージョン5.6.28に更新されます。
FileMaker Serverはバージョン15.0.2でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierra対応の予定はない模様です。
[関連]macOS Sierra 10.12 と FileMaker Pro 15 および FileMaker Server 15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
Apache Tomcat 8.5.11が公開
January 26, 2017
Apache Tomcat 8.5.11が2017年1月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.11では、多数の不具合が修正され、HTTP/2での動作の修正および改善がされている他、451番のHTTPステータスコードがサポートされるようになっています。現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M17 (alpha)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
APPLE-SA-2017-01-23-1 iOS 10.2.1
January 25, 2017
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 10.2.1の提供が開始されています。
iOS 10.2.1には不具合の修正だけでなくセキュリティに関わる修正も含まれており、KernelやWebKit、libarchive等の脆弱性が修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、第6世代のiPod touch、第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad Pro(12.9インチ、9.7インチ)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1が公開
January 24, 2017
PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1が公開されています。
PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Java 8 Update 121が公開
January 23, 2017
Java 8 Update 121が公開されています。
バージョン8 Update 121では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。
FileMaker Server 15、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、2016年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 12はJava 8には対応していません。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 15.0.3 アップデータが公開
January 20, 2017
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 15.0.3 および FileMaker Pro 15.0.3 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedをバージョン15.0.3に更新するものです。バージョン15.0.3にアップデートするには、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
バージョン15.0.3では、パートを小さくすることによりタブコントロールがパートの表示可能な領域外に移動した場合にFileMaker Proが予期せず終了する問題や、Windows版においてFileMaker Proファイルで特定のフォントを使用している場合にPDFファイルが作成されなかった問題などが修正されています。
FileMaker Go 15.0.3が公開
January 19, 2017
FileMaker Go 15.0.3の提供が開始されています。
FileMaker Go 15.0.3では、Codabarバーコードをスキャンできない問題や、一部のデバイスで写真とバーコードのカメラ解像度を変更できない問題、特定の状況で[ウインドウ内容の再表示]スクリプトステップを使用するとFileMaker Goが予期せず終了する不具合などが修正されています。
なお、FileMaker Go 13は2016年9月にApp Storeから削除されましたが、FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。