FAMLog
FileMaker選手権2014が開催
August 28, 2014
総合情報サイト「マイナビニュース」が「FileMaker選手権2014」を開催すると発表しています。
FileMaker選手権は、FileMaker Proで作成したテンプレートの中から優れた作品を決めるコンテストです。この選手権は、2006年、2009年、および2010年にも開催されており、今回4年ぶりの開催となります。今回の作品募集期間は2014年8月27日から2014年11月3日までとなっており、iPad用のレイアウトをひとつ以上作成することが必須となっています。
入賞者にはMacBook ProやMacBook Airをはじめとした賞品が用意されています。結果発表は、FileMaker カンファレンス 2014最終日である2014年11月28日の予定となっています。
(2020/09/16追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Pro 13の新機能:暗号化通信状態のインジケータ
August 27, 2014
FileMaker Pro 13およびFileMaker Go 13では、FileMakerネットワーク共有による接続で暗号化通信が行われている場合に緑色の鍵アイコンが表示されるようになっています。
TCPの5003番ポートを使用するFileMakerネットワーク共有で暗号化通信を実現するには、バージョン12以降のFileMaker Serverでデータベースファイルをホストする必要があります。その上で、FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を認証局から購入し、FileMaker Serverにインストールする必要があります。
FileMakerクライアント(FileMaker Pro 13、FileMaker Go 13)からは、SSLサーバー証明書と一致するサーバー名を利用してサーバーに接続します。鍵アイコンの色が緑でない場合には暗号化通信は実現されていないので要注意です。
[関連]FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 13の新機能:サーバー上のスクリプト実行
August 26, 2014
FileMaker Server 13では、バージョン13で新たに追加された[サーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップに対応しています。
指定したスクリプトをFileMaker Server 13で実行し、それをどのFileMakerクライアント(FileMaker Pro 13、FileMaker Go 13)からでも使用できるようになります。特にFileMaker Goの場合には通常プラグインを使用できませんが、サーバーサイドスクリプトに対応したプラグインをFileMaker Server上で使用することでプラグインの機能を利用できるようにもなります。
[サーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップを使用する際には、ファイルはFileMaker Serverでホストされていなければならず、サーバー上で実行されるスクリプトはFileMaker Serverのスケジュールスクリプトとして扱われます。
[関連][サーバー上のスクリプト実行]スクリプトステップに関する一般的な情報(FileMaker ナレッジベース)
Ruby on Rails 4.0.9とRuby on Rails 4.1.5が公開
August 25, 2014
Ruby on Rails 4.0.9とRuby on Rails 4.1.5が2014年8月中旬に公開されています。
Rails 4.0.9およびRails 4.1.5では、Active Recordのcreate_withメソッドに存在していたセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Ruby on Railsはバージョン4.2系統の開発も進められており、現在ベータ版としてバージョン4.2.0 beta1が公開されている状況です。
PHP 5.4.32とPHP 5.5.16が公開
August 22, 2014
「PHP 5.4.32」と「PHP 5.5.16」が公開されています。
PHP 5.4.32とPHP 5.5.16では不具合の修正が行われている他、Fileinfo拡張モジュールやGD拡張モジュール、dns_get_record()における脆弱性などのセキュリティ脆弱性がそれぞれ修正されています。
なお、PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0RC4」が公開されている状況です。
バージョン13.0v4におけるFileMaker Serverの修正点
August 21, 2014
FileMaker Server 13.0v4 アップデータを適用すると、FileMaker Server Admin Consoleのセキュリティ脆弱性が修正されます。
バージョン13.0v4では、外部グループメンバーのアカウントでAdmin Consoleへのログインを許可していない場合に管理者グループ機能を利用していると、外部グループメンバーでのログインが有効になってしまい未許可のローカルアカウントでログインできてしまっていた問題が修正されています。そのため、FileMaker Server 13を利用している場合には、バージョン13.0v4に更新することが推奨されます。
上記の情報はアップデータ登場時には非公開でしたが、先日FileMaker Knowledge Baseで記事内容が更新され、上記の概要が明らかになった次第です。
[関連]Software Update: FileMaker Server 13.0v4(FileMaker Knowledge Base)
Ruby 1.9.2-p330が公開
August 20, 2014
「Ruby 1.9.2-p330」が公開されています。
Ruby 1.9.2系列で最後のバージョンとなるRuby 1.9.2-p330ではセキュリティ脆弱性が修正されています。Ruby 1.9.2は2014年7月31日にサポートが終了していましたが、その後Ruby 1.9.2系列にセキュリティ上致命的な問題が発見されたため急遽修正・公開された次第です。
なお、上記の問題はRuby 1.9.3-p0以降には影響ありません。
[関連]Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2のメンテナンスが2014年7月31日に終了(FAMLog)
FileMaker Go 13の改善点:スワイプジェスチャー
August 19, 2014
FileMaker Go 13では、iOSデバイスにおける使い勝手が改善されており、レコード移動およびスライドコントロールでスワイプジェスチャーを利用できるになっています。
バージョン13のFileMaker Goでは、2本の指で横にスワイプすることで次のレコードまたは前のレコードに移動できます。また、指1本のスワイプジェスチャーでスライドコントロール内のパネルを変更できます。
新しいスワイプジェスチャーは、レコードを変更する場合もしくは次のパネルにスライドする場合に、視覚的にスムーズに切り替わるアニメーションもサポートされています。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:スライドコントロール(FAMLog)
FileMaker Pro 13の新機能:スライドコントロール
August 18, 2014
FileMaker Pro 13では「スライドコントロール」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
スライドコントロールは、1つまたは複数のスライドパネルから構成されるレイアウトオブジェクトです。スライドコントロールを使用すると、各スライドパネルの枠内のフィールドなどのオブジェクトを編成できます。
特にFileMaker Go 13ではスワイプジェスチャーがサポートされており、指1本のスワイプジェスチャーでスライドコントロール内のパネルを変更できます。次のパネルにスライドする際に、視覚的にスムーズに切り替わるアニメーションもサポートされています。
PHP 5.3.29が公開
August 15, 2014
「PHP 5.3.29」が公開されています。
セキュリティ脆弱性が修正されているPHP 5.3.29はPHP 5.3系統における最後のバージョンとなる予定であるため、今後はバージョン5.4系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されています。
PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在リリース候補版であるPHP 5.6.0RC4が公開されている状況です。