FAMLog


FileMaker Pro 18.0.2 Advanced アップデータが公開

July 30, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 18.0.2 Advanced アップデータ」を公開しています。

バージョン18.0.2では、ライセンス証明書のパスにASCII以外の文字が含まれている場合にFileMaker Pro Advanced インストーラがライセンス証明書を見つけることができない問題や、特定の状況で[レコードのインポート]スクリプトステップのデータソースとしてXMLデータが指定された場合にアプリケーションが予期せず終了する問題などが修正されています。

FileMaker Pro Advanced 18.0.2ではOpenSSL 1.1.1を使用するようになっており、これにより、SHA(SHA-0)ハッシュアルゴリズムがサポートされなくなっています。CryptAuthCode、CryptDigest、CryptGenerateSignatureおよびCryptVerifySignature関数のアルゴリズム引数にSHAを設定すると、返り値として「?」が返されるようになっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Go 18.0.2が公開

July 29, 2019

FileMaker Go 18.0.2の提供が開始されています。

FileMaker Go 18.0.2では、[デバイスから挿入]スクリプトステップでバーコードタイプの一覧から選択したものとは異なるバーコードタイプをスキャンする問題が修正されています。

なお、旧バージョンのFileMaker Go 16は2019年9月24日にApp Storeから削除される予定となっています。セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 16が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]FileMaker Go 16の提供終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18.0.2 アップデータが公開

July 26, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 18.0.2 アップデータ」を公開しています。

OpenSSLがバージョン1.1.1に更新されたFileMaker Server 18.0.2では、macOSにおいて特定の状況でHTTPサーバープロセスの再起動が必要となる処理を実行した後にHTTPサーバープロセスが開始しない問題や、Windows Serverにおいてライセンス証明書のパスにASCII以外の文字が含まれている場合にFileMaker Server インストーラがライセンス証明書を見つけることができない問題などが修正されています。

なお、Javaのライセンス変更に伴い、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectの使用に必要なJava Runtime Environment(JRE)がFileMaker Serverによってインストールされなくなっており、Web関連のサービスを使用するにはOpenJDKまたはOracle JREのいずれかをインストールもしくはいずれかの利用を選択する必要があります。FileMaker Serverのアップデート方法やOpenJDKのインストール方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17 および 18 でのセキュリティ設定(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2019-7-22-1 iOS 12.4

July 23, 2019

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.4の提供が開始されています。

iOS 12.4では、古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを直接転送してiPhoneを移行できるようになっています。また、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。

アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代および第7世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。

Tag: Security

FileMaker Server 18の新機能:スペイン語をサポート

July 22, 2019

FileMaker Server 18では、スペイン語が新たにサポートされています。

FileMaker Server 17でサポートされる言語は、日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語およびスウェーデン語でしたが、FileMaker 18 プラットフォームではスウェーデン語版のFileMaker Serverは提供されなくなっています。

結果として、FileMaker Server 18でサポートされる言語は、日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語およびスペイン語の6言語となっています。

[関連]FileMaker Server 18 技術仕様(FileMaker)、FileMaker 18 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:バージョン18で追加された関数一覧

July 19, 2019

FileMaker Pro 18 Advancedでは新しい関数が追加され、デジタル署名の生成・検証を行う関数や、オープンデータファイルのファイルIDとパスを返す関数、繰り返しや再帰処理のための関数等が新設されています。

バージョン18で追加された関数一覧は次の通りです。

・CryptGenerateSignature
・CryptVerifySignature
・Get(アカウントタイプ)
・Get(オープンデータファイル情報)
・SetRecursion
・While

SetRecursion関数は、式内部の再帰とループの最大繰り返し数を設定する関数です。While関数と再帰カスタム関数の繰り返しは、デフォルトでそれぞれ50,000回にまで制限されます。SetRecursion関数を使用すれば、その上限回数を変更し、無限に実行される再帰やループを簡単に停止できるようになっています。一方、While関数は条件が真の間にロジックを繰り返してから結果を返す関数であり、これにより一部の再帰カスタム関数が不要になります。

[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:バージョン17で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

AdoptOpenJDK 8 update 222が公開

July 18, 2019

AdoptOpenJDK 8 update 222(jdk8u222-b10)が公開されています。

AdoptOpenJDK 8 update 222では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDK 8に移行する必要が出てきます。

FileMaker ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、手動で行う手順が含まれているだけでなく、FileMaker Serverを再起動する必要があります。そのため、AdoptOpenJDKに移行する場合にはテストを十分に行った上で作業することが推奨されます。

[関連]FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)

Tag: Java

FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に

July 17, 2019

FileMaker Pro 18 AdvancedではFileMaker Pro Advancedによるピアツーピア共有は廃止予定の機能になっています。

さらに、バージョン18では、ピアツーピアでの共有(FileMaker Pro Advancedによるクライアント共有機能)はテスト目的でのみ利用できるライセンスに変更されています。

本番環境では利用できないようになったため、テスト目的ではなく実運用でFileMakerネットワーク共有を利用するには、FileMaker ServerもしくはFileMaker Cloud for AWSを使用する必要があります。

[関連]FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

「INTER-Mediator《大》勉強会 2019」開催のお知らせ

July 16, 2019

2019年8月24日(土)に国立情報学研究所の20階ミーティングルームで「INTER-Mediator《大》勉強会 2019」を開催します。

INTER-Mediator《大》勉強会 2019のテーマはWebセキュリティです。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のセキュリティ専門家による、Webの一般的なセキュリティに関する講演があります。また、INTER-Mediatorの基本から認証などのセキュリティ関連機能をハンズオンで体験していただけるセッションも用意しています。イベント後には懇親会(有料:1,500円)も予定しています。

詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://peatix.com/event/904057

Tag: FileMaker

FileMaker カンファレンス 2019の事前登録受付が開始

July 12, 2019

2019年11月6日(水)から11月8日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「FileMaker カンファレンス 2019」の詳細プログラムが公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。

「イノベーションを思いのままに」をメインテーマに掲げたFileMaker カンファレンス 2019では、米国本社FileMaker, Inc.による将来へ向けた製品ロードマップやユーザー企業による事例セッション、プロフェッショナルのFileMakerエキスパートによるテクニカルセッションなどでFileMakerプラットフォームに関する情報を入手できます。

入場料は無料です。事前登録制で、事前登録の申し込み受付はファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページから行うことができます。

Tag: FileMaker

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