FAMLog
macOS Big Sur 11.5の提供が開始
July 28, 2021
AppleがmacOS Big Sur 11.5の提供を開始しています。
macOS Big Sur 11.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Big Surに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2013以降)、MacBook Pro(Late 2013以降)、Mac mini(2014以降)、iMac(2014以降)、iMac ProおよびMac Pro(2013以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があります。なお、Apple M1チップ上で動作するFileMaker Server 19.2.1および19.3.1ではPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始
June 29, 2021
Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始されています。
FileMaker Server 19.3.1では、FileMaker Server Admin Console上でCSR(証明書署名要求)ファイルを再度作成できるようになっただけでなく、[ログ]タブでFileMaker Serverのログを表示およびダウンロードできるようになっています。Linux版ではCentOS Linuxの代わりにUbuntuに対応し、macOS版ではユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。
FileMaker Admin APIの機能が拡張されているだけでなく、さまざまな問題も修正されています。詳細についてはClaris FileMaker Server 19.3.1 リリースノートを参照するようにしてください。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)
FMウェブもくもく会 Vol.7開催のお知らせ
June 25, 2021
2021年6月27日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 Vol.7」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。2ヶ月に1回のペースで日曜の午前中に開催し、当面はオンラインで開催予定です。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/217445/
Claris FileMaker Server 19.2.1の改善点:FileMakerクライアントによる検索キャンセル時の動作改善
June 21, 2021
2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、FileMakerクライアントが共有ファイル内の検索をキャンセルすると、検索がすぐに停止するように動作が改善されています。
バージョン19.1.2以前のFileMaker Serverでは検索をキャンセルしても引き続きホストで実行されてクライアントですぐに停止することができませんでしたが、バージョン19.2.1ではこの点についての動作が改善されたことになります。
なお、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月25日にメーカーサポートが終了する予定となっています。今後はバージョン19以降のFileMaker Serverを使用することが推奨される状況となっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
2021年6月「INTER-Mediator勉強会2021-06」発表資料
June 18, 2021
2021年6月16日に行われた「INTER-Mediator勉強会2021-06」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:INTER-Mediator 5.12とClaris FileMaker Server(PDF形式/ファイルサイズ:約640KB)
「INTER-Mediator-5-12-and-FileMaker-Server.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
304be662c6f5bfc533f8c33e29dc891b718407b260427636b757adcff69132ac
■関連リンク
・INTER-Mediator
・データベース特有の設定(INTER-Mediator)
・Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)
・FileMaker Server インストーラへの PHP 添付の廃止について(Claris ナレッジベース)
(2022年3月17日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Web公開エンジン用Javaの自動検出
June 17, 2021
2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、JAVA_HOME環境変数を読み取ることですでにインストールされているJavaを自動的に検出するようになっています。
バージョン18.0.2以降かつバージョン19.1.2以前のmacOS版およびWindows版FileMaker Serverでは、Web公開エンジンを使用する前に、FileMaker Server Admin Console経由でJavaを手動でアップロードおよびインストールする必要がありました。
バージョン19.2.1では、FileMaker Serverをインストールする前にJavaのインストールとJAVA_HOME環境変数の設定を行うと、追加の操作なしでAdmin ConsoleにおいてWeb公開エンジンを有効にすることができるようになっています。
[関連]macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Java 11のサポート(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Java 11のサポート
June 15, 2021
Claris FileMaker Server 19.2.1ではJava 11(OpenJDK 11)がサポートされるようになっています。
2019年2月にOracle社によるJava 8のパブリック・アップデートが終了したことを受けて、Claris ナレッジベースの記事ではOracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDKに移行する手順も記載されています。FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なるため、OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
なお、FileMaker Server for Linuxでは、OpenJDKがデフォルトでインストールされて使用されるようになっていて、手動で設定を行う必要は特にありません。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)
CentOS Linux 8 (2105)が公開
June 10, 2021
CentOS Linux 8 (2105)が公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (2105)はRed Hat Enterprise Linux 8.4に対応するバージョンとなっています。CentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定になっている点に留意する必要があります。
なお、現時点でFileMaker Server for Linuxがサポート対象としているCentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。今後、代替のLinuxディストリビューションとしてFileMaker ServerはUbuntuのサポートを開始する予定であることがすでに発表されており、近いうちにUbuntuとFileMaker Serverについての詳細情報が出てくるものと思われます。
[関連]CentOS Linux 8のサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更予定(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:アップグレード対応インストーラ
June 09, 2021
2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、Windows版とmacOS版のインストーラが改良され、FileMaker Server 16以降からFileMaker Server 19.2.1に迅速にアップグレードできるようになっています。
FileMaker Serverのバージョン16、17、18、19.0および19.1からバージョン 19.2へのアップグレードがサポートされるようになっていますが、詳細についてはClaris FileMaker Server 19 インストールおよび構成ガイドを参照するようにしてください。
なお、WindowsまたはmacOSではFileMaker Server インストーラは新規インストールおよび旧バージョンからのアップグレードに使用できますが、Linux上では現在のところアップグレードインストーラは利用できません。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)
INTER-Mediator 5.12を公開
June 04, 2021
INTER-Mediator 5.12を2021年5月下旬に公開しました。同時に、バージョン5.12をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。バージョン5系統の保守リリースであるバージョン5.12では、PHP 8.0に対応しました。また、FileMaker Server使用時かつPost Onlyモードによる新規レコード作成時においてチェックボックスで単一のフィールドに複数の値を保存できるように調整し、DB_FileMaker_DataAPIクラス使用時におけるチェックボックス処理の不具合を修正しました。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。INTER-Mediator Ver.5系統ではVer.5.12でPHP 8.0に対応しましたが、PHP 5.2とPHP 5.3はサポート対象外となりました。これに伴い、FileMaker Serverについてはバージョン13以前はサポート対象外となっています。