FAMLog


FileMaker Pro 13の変更点:デフォルトキャッシュサイズの拡大

March 31, 2015

FileMaker Pro 13ではデフォルトキャッシュサイズが128MBに変更・拡大されています。

FileMaker Proは、データベースの一部を内部キャッシュに保持します。使用しているコンピューターのメモリー設定によっては、キャッシュサイズを変更してコンピューターのパフォーマンスを向上させることが可能です。

FileMaker Proで使用するキャッシュサイズを変更するには、[環境設定]ダイアログボックスの[メモリ]タブにある[ファイルキャッシュの変更]ボックスの数値を変更して[OK]ボタンをクリックした後にFileMaker Proを再起動します。

Tag: FileMaker

感圧タッチトラックパッドを搭載した13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルが登場

March 12, 2015

アップルが、感圧タッチトラックパッドを搭載した13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルを発表しています。

新しい13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは新登場の感圧タッチトラックパッドや第5世代のIntel Core プロセッサー、従来よりも2倍高速になったフラッシュストレージ等を搭載し、価格は148,800円(税別)からとなっています。

なお、15インチMacBook Pro RetinaディスプレイモデルおよびRetinaディスプレイモデルではないMacBook Proについてはそれぞれ値上げが実施され、15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの価格は224,800円(税別)から、RetinaディスプレイモデルではないMacBook Proの価格は126,800円(税別)に変更されています。

Tag: Mac

FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数

February 13, 2015

FileMaker ProのGet(システムバージョン)関数は、通常現在のオペレーティングシステムのバージョンを返しますが、FileMaker WebDirectの場合は「<オペレーティングシステムまたはデバイス> <Web ブラウザー名> <ブラウザーバージョン>」という形式の文字列を返します(例:「iPad Safari 8.0」)。

FileMaker Server 13.0v5のFileMaker WebDirectでは、オペレーティングシステムまたはデバイスについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebクライアントのOSまたはデバイスの情報を返します。

・「Win」:Windowsの場合
・「Mac」:OS Xの場合
・「Linux」:Linuxの場合
・「iPad」:iPadの場合
・「iPhone」:iPhoneの場合
・「iPod」:iPodの場合
・「Other」:上記以外の場合(Android等)

ブラウザーバージョンについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebブラウザーのバージョンを返します。また、Webブラウザーについては下記の値を返します。

・「Safari」:Safariの場合
・「IE」:Internet Explorerの場合
・「Chrome」:Google ChromeもしくはOpera(Chromiumベース)の場合
・「Firefox」:Firefoxの場合
・「Other」:上記以外の場合

[関連]Get(システムバージョン)関数とOS X Yosemite(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectとGet(システムプラットフォーム)関数

January 06, 2015

FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「1」:プラットフォームがOS Xの場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSの場合
・「4」:プラットフォームがFileMaker WebDirectの場合

FileMaker WebDirectでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「4」となります。

[関連]FileMaker GoとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(スクリーン倍率)関数

December 08, 2014

FileMaker Pro 13.0v4のリリースノートで明記されている「Get(スクリーン倍率)関数」は、画面の相対ピクセル密度に基づいた倍率に関する情報を返します。

2014年12月現在、この関数の戻り値は次の例のようになります。

・「1」:Retinaディスプレイ非搭載デバイスで実行した場合
・「2」:Retinaディスプレイを搭載したMacまたはiOSデバイスで実行した場合

なお、FileMaker ProでGet(スクリーン倍率)関数を利用するには、バージョン13.0v2以降が必要です。

[関連] ソフトウェア アップデート: FileMaker Pro 13.0v4 および FileMaker Pro 13.0v4 Advanced(FileMaker ナレッジベース)

(2014/12/09追記:関連記事へのリンクを追加し、iPhone 6 Plusで実行した場合の戻り値が3である旨の記述を削除しました。)

Tag: FileMaker

Get(システムバージョン)関数とOS X Yosemite

November 06, 2014

FileMaker ProのGet(システムバージョン)関数は、現在のオペレーティングシステムのバージョンを返します。

OS X Yosemite v10.10の場合には、この関数の戻り値は「10.10」となります。この戻り値を数値として扱っている場合は「10.1」と同義になってしまうため、OS Xのバージョンを比較する式が意図しない結果となる場合があるので注意が必要です。

なお、FileMaker WebDirectの場合、Get(システムバージョン)関数は「<オペレーティングシステムまたはデバイス> <Web ブラウザー名> <ブラウザーバージョン>」という形式の文字列を返します。

[関連]Get(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)

(2015/02/17追記:関連記事を追加・更新しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker 12およびそれ以前のインスタントWeb公開機能にXSS脆弱性

October 22, 2014

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、FileMaker製品のクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性に関する情報を2014年9月に公開しています。

脆弱性の内容は、FileMaker製品のバージョン12およびそれ以前のバージョンで利用できるインスタントWeb公開機能にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在するというものです。脆弱性が確認されているFileMaker製品は下記の通りです。

・FileMaker Pro 12およびそれ以前のバージョン
・FileMaker Pro 12 Advancedおよびそれ以前のバージョン
・FileMaker Server 12 Advancedおよびそれ以前のバージョン

上記の脆弱性は、サンプルデータベースの存在がJPCERT/CCによる脆弱性分析結果の評価値が高い一因となっています。この脆弱性を悪用するにはデータベースの管理者権限が必要であり、FileMaker Server Advancedと一緒にインストールされるサンプルデータベース(FMServer_Sampleデータベース)を削除することが脆弱性を緩和する重要な回避策となります。通常の使用範囲では本脆弱性により深刻な影響を受けることはまずあり得ませんが、データベースファイルには必ずパスワードを設定し、出所が不明なデータベースファイルを開かないようにご注意ください。

[関連]FileMaker 12およびそれ以前に存在する脆弱性について(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 13の改善点:カスタムWeb公開の同時接続上限数が2000に

September 03, 2014

FileMaker Server 13では、カスタムWeb公開における同時接続クライアント数の上限が増加しています。

FileMaker Server 12のカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は100、FileMaker Server 12 AdvancedのカスタムWeb公開では理論上の同時接続上限数は200でしたが、FileMaker Server 13では新たに理論上の上限が2000に引き上げられています。接続数の上限は、ハードウェアの構成、データベース設計およびOSに依存しますが、カスタムWeb公開では複数のユーザーが1つの接続を共有できます。

なお、上記の同時接続上限数は理論値であり、FileMaker社によるテスト済みの接続数はカスタムWeb公開では200となっています。

[関連]FileMaker Server 12 Advancedの新機能:カスタムWeb公開の同時接続上限数が200に(FAMLog)、FileMaker Server 13 ホストとクライアントの互換性チャート(FileMaker ナレッジベース)

(2014/09/03追記:カスタムWeb公開およびxDBC接続にはFileMaker Server 13で新たに導入された“同時接続”のライセンスは必要ありません。)

Tag: FileMaker

Haswell Refresh版のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルが登場

July 29, 2014

アップルが、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルをアップデートし、より高速なプロセッサーを搭載、およびエントリー構成の搭載メモリーを2倍にしたことを発表しています。

新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、13インチモデルでは8GB、15インチモデルでは16GBのメモリーを搭載しています。価格は、13インチモデルが128,800円(税別)から、15インチモデルが194,800円(税別)からとなっています。

同時にRetinaディスプレイモデルではないMacBook Proについては価格が変更され、108,800円(税別)に値下げされています。

(2015/03/12追記:「税込価格」を「価格」に変更・修正しました。)

Tag: Mac

新しいエントリーレベルの21.5インチiMacが登場

June 19, 2014

アップルが、Turbo Boost使用時に最大2.7GHzで動作する1.4GHzデュアルコアのIntel Core i5 プロセッサーを搭載した21.5インチのiMacを発表しています。

新しい21.5インチのiMacは、Intel HD 5000グラフィックス、8GBのメモリー(増設不可)そして500GBのハードディスクドライブを搭載しています。CTOオプションとして、1TBのハードディスクドライブ、1TBのFusion Drive、そして最大256GBのフラッシュストレージを選ぶこともできます。

新しい21.5インチiMacの税込価格は108,800円(税別)からとなっていて、従来モデルも一部値下げされています。

Tag: Mac

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