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FileMaker Server 14の新機能:FileMaker WebDirectでモバイルタブレットをサポート

May 19, 2015

FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectでは、モバイルタブレットのWebブラウザーからFileMakerソリューションを利用できるようになっています。

バージョン13のFileMaker WebDirectはモバイルデバイスをサポートしていませんでしたが、バージョン14ではiPad上のMobile SafariおよびAndroidタブレット上で動作するGoogle Chromeを新たにサポートするようになっています。

なお、FileMaker WebDirectをモバイルブラウザーで実行する場合、オブジェクトフィールドはコンテンツの表示のみをサポートし、一部のダイアログボックスはタッチ操作用に最適化されていないといった制限事項があります。

[関連]FileMaker Server 14 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

PHP 5.6.9、PHP 5.5.25およびPHP 5.4.41が公開

May 18, 2015

PHP 5.6.9」、「PHP 5.5.25」および「PHP 5.4.41」が公開されています。

PHP 5.6.9、PHP 5.5.25およびPHP 5.4.41では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されている状況です。

なお、FileMaker Server 14では、Windows版の場合はPHP 5.5.16、OS X Yosemiteの場合はPHP 5.5.14、OS X Mavericksの場合はPHP 5.4.24がインストールされ、PHP 5.3系統はサポートされていません。

Tag: Apache

FileMaker 14 製品ラインが登場

May 13, 2015

ファイルメーカー社が、FileMaker 14 製品ラインを2015年5月13日から販売を開始すると発表しています。

本日より「FileMaker Pro 14」、「FileMaker Pro 14 Advanced」および「FileMaker Server 14」の販売が開始されています。「FileMaker Go 14」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。

FileMaker 14 製品ラインの各製品は、日本国内では以下の価格にて販売されます。FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 14にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要です。

・FileMaker Pro 14:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 14 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 14:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・5同時接続:178,200円(税別)

なお、FileMaker Pro 14では、OS X Lion v10.7およびOS X Mountain Lion v10.8はサポート対象外となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13の改善点:ODBCおよびJDBCでのオブジェクトフィールド

May 12, 2015

FileMaker 13では、ODBCまたはJDBC経由でオブジェクトフィールドにファイルを挿入する際に、ファイル名を指定するとファイル拡張子からファイルタイプが推定および認識されるようになっています。

バイナリデータを使用するには、 シングルクォーテーションでファイル名を囲んでファイル名を割り当てるか、PutAs()関数を使用します。

[使用例]
INSERT INTO "テーブル名" ("オブジェクト名") VALUES (? AS 'ファイル名.ファイル拡張子')

なお、オブジェクトフィールドでは、引数化されたステートメントを準備し、アプリケーションからデータをストリームしていない限り、INSERT処理を行うことができるのはテキストのみです。

[関連]FileMaker 13 SQLリファレンスガイド(FileMaker)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2015-04-24-1 OS X Server v4.1

April 30, 2015

Appleが、Mac App StoreにおいてOS X Yosemiteにサーバー機能を追加する「OS X Server v4.1 Update」の配布を開始しています。

バージョン4.1では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されており、DovecotとPostfixでSSL 3.0が無効化されています。その他、Firewallでカスタムルールが有効にならない問題や、Wiki ServerでiPadクライアントに対してアクセス制御がきちんと適用されない問題が修正されています。

OS X Server 4は、Mac App Storeで購入してOS X Yosemiteに追加できます。価格は2,400円(2015年4月30日現在)で、OS X Server v4.0からのアップデートは無料です。なお、OS X Server v4.1の利用にはOS X Yosemite v10.10.3が必要です。

Tag: Security

CakePHP 2.6.4とCakePHP 3.0.2が公開

April 28, 2015

CakePHP 2.6.4とCakePHP 3.0.2が2015年4月中旬に公開されています。

CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.6.4はCakePHP 2.6系統の保守リリース、CakePHP 3.0.2はCakePHP 3.0系統の保守リリースです。CakePHP 2からCakePHP 3にバージョンアップする際には、移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)は現時点ではCakePHP 3に対応していません。

Tag: Apache

FileMaker Go 13.0.9が公開

April 23, 2015

FileMaker Go 13がバージョン13.0.9にアップデートされています。

FileMaker Go 13.0.9はセキュリティおよび互換性に関する更新です。FileMaker GoクライアントがFileMaker Serverに接続できなくなる可能性があるため、FileMaker Go 13.0.9にアップデートする前にFileMaker ナレッジベースで公開されている資料を必ず読むようにしてください。FileMaker Serverのバージョン12を使っていてSSLを有効にしている場合には特に注意が必要です。

FileMaker Go 13.0.9は、iTunes App Storeから無料で入手可能です。利用にはiOS 7.1以降が必要で、ファイルサイズが100MB以上あるのでダウンロードの際にはWi-Fiでインターネットに接続する必要があります。なお、FileMaker Go 12については更新される予定がない旨が案内されており、SSL/TLSを使用してFileMaker GoとFileMaker Server間の通信を暗号化したい場合にはFileMaker Go 12ではなくFileMaker Go 13に移行しなければいけない状況になっています。

[関連]FileMaker 13.0v9 と FileMaker 12 のセキュリティ更新に関する Q&A(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

PHP 5.6.8、PHP 5.5.24およびPHP 5.4.40が公開

April 21, 2015

PHP 5.6.8」、「PHP 5.5.24」および「PHP 5.4.40」が公開されています。

PHP 5.6.8、PHP 5.5.24およびPHP 5.4.40ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、Apache 2.4のapache2handlerでリモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある問題等に対処されています。

なお、PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されている状況です。

Tag: Apache

Apache Tomcat 7.0.61が公開

April 17, 2015

Apache Tomcat 7.0.61が2015年4月上旬に公開されています。

Apache Tomcat 7.0.61では、Java 8を使用した際にTLSでサーバー側の暗号スイートを優先できるようになっています。現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.0系統で、先月公開されたバージョン8.0.21でも同様にサーバー側の暗号スイートを優先できるオプションが追加されています。

FileMaker Server 13のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v9ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。なお、Javaのバージョン8とFileMaker Serverの互換性に関する情報は現時点でもファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。

Tag: Apache

Java SE 7 Update 79およびJDK 7 Update 79が公開

April 16, 2015

Java SE 7 Update 79およびJDK 7 Update 79が公開されています。

バージョン7 Update 79では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン7 Update 80も公開されていますが、バージョン7 Update 79で特に問題に直面していない場合にはバージョン7 Update 80に更新する必要はありません。なお、Java 7は今回で公式アップデートが終了し、2015年5月以降はJava 7が公式ダウンロード・サイトでアップデートされることはないとのことです。

同時にJava SE 8 Update 45およびJDK 8 Update 45も公開されていますが、Javaのバージョン8についてはFileMaker Server Admin Consoleとの互換性に関する情報は現時点ではファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。

Tag: Java

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