FAMLog
Bento 4 for iPadが発売
June 22, 2012
ファイルメーカー社が、機能とデザインを一新した「Bento 4 for iPad」を2012年6月20日に発表しています。
Bento 4 for iPadでは、4種類の表示形式に対応しており、ドラッグ&ドロップのデザインツールやRetinaディスプレイ対応のテーマなど多くの新機能を搭載しています。計算フィールドや暗号化フィールド、場所フィールドも追加されています。
動作環境としてiOS 5.0以降が必要であり、Bento 4 for iPad単体でiPadで自分が使うアプリを作成できます。また、Bento 4 for iPadをBento 4.1 for Macと同期させることも可能です。
Bento 4 for iPadの価格は税込850円で、アップルのiTunes App Storeから購入できます。2012年7月31日までの期間限定で、Bento 4 for iPadを税込450円で、Bento 4.1 for Macを税込2,600円で購入できるようになっています。
INTER-Mediator 2.6が公開
June 19, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.6」を公開しています。
バージョン2.6では、データベースで管理しているユーザーのパスワード変更ができるようになっている他、type="text/javascript"でフィールドの内容を挿入できるようになっています。
今後はSQLiteおよびPostgreSQL対応のサンプルも用意される予定とのことです。
FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトステップ一覧
June 01, 2012
FileMaker Pro 12では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・一致するレコードを検索
・オーディオ/ビデオを挿入
・URL から挿入
・PDF を挿入
・プラグインファイルのインストール
・オブジェクトの管理を開く
・レコードをフィールド順でソート
ヘルプおよび[スクリプトの編集]ダイアログボックスで確認できる互換性セクションも表示方法が改善されています。これにより、各スクリプトステップが、FileMaker Pro(デスクトップ)、FileMaker Server スクリプトスケジュール(サーバー)、FileMaker Go(iOS)、カスタムWeb公開およびインスタントWeb公開でサポートされているかどうか確認できるようになっています。
なお、ヘルプでは、スクリプトステップがランタイムソリューションでサポートされているかどうかも記載されています。
FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker Pro テーマ
May 29, 2012
FileMaker Pro 12では、FileMaker Proのアーキテクチャが再設計され、リッチで美しいレイアウトテーマがサポートされるようになっています。
テーマは、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[テーマの変更...]を選択して簡単に変更できます。テーマを使用することによってレイアウトオブジェクトの境界線や背景色、フィールド内外のテキストの特性などを調整できます。
従来のFileMaker Proファイルを変換して開くと「クラシック」と呼ばれるテーマが適用され、バージョン12で新規にファイルおよびレイアウトを作成すると「クールグレー」と呼ばれるテーマが適用されます。
[関連]FileMaker Pro テーマの概要(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker ProでScriptMasterを用いてUUIDを生成する
February 14, 2012
360Worksが配布しているFileMakerプラグイン「ScriptMaster」を利用することで、FileMaker ProでUUID(Universally Unique IDentifier、汎用一意識別子)を生成することが可能です。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。
ScriptMasterを使用してUUIDを生成するには、ScriptMasterで用意されているEvaluateGroovy関数を使用します。
[記述例]
EvaluateGroovy("return UUID.randomUUID();")
FileMaker Proにおける計算式の記述例は上記のようになります。主に[フィールド設定]スクリプトステップや[変数を設定]スクリプトステップなどの計算式でEvaluateGroovy関数を使うことが多いでしょう。
[関連]Mac OS XでUUIDを生成する(FAMLog)
FX.php 5.0が公開
January 24, 2012
PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのライブラリクラス「FX.php」のバージョン5.0が公開されています。
FX.php 5.0では、新居雅行氏によって追加されたRemainAsArray関数や、フィールド名をオブジェクトのプロパティのように扱って出力結果を得る仕組みが組み込まれている他、FileMaker ServerのXML APIに起因するサロゲートペア文字の問題を修正するパッチも取り込まれています。
また、バージョン5.0の公開と同時に、公式リポジトリがGitHubに移行しています。
[関連]CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanの発表資料が公開(FAMLog)
FileMaker Go 1.2.4の変更点
December 08, 2011
FileMaker Go for iPhoneおよびFileMaker Go for iPadのバージョン1.2.4が登場しましたが、このアップデートでは次の問題が解決されています。
・フィールド間をスクロールすると画面が再描画され、アプリケーションがハングする問題。
・フィールドがキーボードの後ろに隠されたときにジャンプが発生する問題。
なお、ファイルブラウザの[ホストを追加]で[ホスト名(オプション)]フィールドにアジア系の文字が入力できなくなるという既知の問題はバージョン1.2.4でも特に解決されていない模様です。
[関連]FileMaker Go 1.2.4 アップデートが iTunes App Store で利用可能です(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 11v4 アップデータが公開
August 10, 2011
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 11v4 および FileMaker Pro 11v4 Advanced Mac 版(Mac OS X)アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 11またはFileMaker Pro 11 Advancedをバージョン11.0v4に更新するものです。バージョン11.0v4では、OS X Lionのみで発生していた、一部の日付フィールド書式で起こるアジア言語文字の表示に関する問題や、インスペクタ内およびグラフ設定ダイアログ内の一部のコントロールでゼロまたは負数を使用できない問題が解決されています。
同時に、Bento 4.0.5 for Macのインストーラも公開されています。
FileMaker Goのバージョン1.2.2が登場
June 17, 2011
FileMaker Go for iPadとFileMaker Go for iPhoneがそれぞれバージョン1.2.2にアップデートされています。
バージョン1.2.2では、[カスタムダイアログを表示]スクリプトステップで入力フィールドにデータを入力するとクラッシュする問題や、[ウインドウの固定]スクリプトステップを使用すると印刷したときにFileMaker グラフおよびWeb ビューアが表示されなくなる問題などが解決されています。
FileMaker Go for iPhoneの価格は2,300円、FileMaker Go for iPadの価格は4,600円で、それぞれiTunes App Storeで購入できます。すでに購入済みの場合には無料でバージョン1.2.2にアップデートできます。
FileMaker Go 1.2の新機能:署名のキャプチャ
June 10, 2011
FileMaker Go 1.2では、手書き署名の挿入機能が新機能として追加されています。
FileMaker Go 1.2.1ではオブジェクトフィールドに新たなオプションとして[署名を挿入]が表示されるようになっています。[署名を挿入]をタップすると署名用のウインドウが開き、署名完了後に[承認]ボタンをタップすると、オブジェクトフィールドに署名が保存されます。
本機能はFileMaker Goに特有の機能であり、FileMaker Pro 11ではサポートされていません。なお、署名はPNG形式の画像ファイルとして保存されます。