FAMLog


Windows Server 2008のサポートが終了

January 15, 2020

2020年1月14日にWindows Server 2008および2008 R2のサポートが終了しています。

サポートが終了すると、定期的なセキュリティ更新プログラムの提供が停止します。有償の拡張セキュリティ更新プログラムの利用者やAzureへ移行する場合などを除き、今後はセキュリティ更新プログラムが原則として提供されなくなります。

現在Windows Server 2008および2008 R2を使用していて、拡張セキュリティ更新プログラムの提供対象でない場合には、サーバーを無防備な状態に置かないようにWindows Server 2016やWindows Server 2019に移行することが必要となります。

(2022/06/01追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクおよび関連記事を削除しました。)

Tag: Windows

Windows 7のサポートが終了

January 14, 2020

2020年1月14日にWindows 7のサポートが終了する予定になっています。

サポートが終了すると、セキュリティ更新プログラムの提供が停止します。サポート終了後もWindows 7がインストールされているデバイスを使い続けることは可能ですが、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、マルウェアへの感染やフィッシング詐欺、情報漏えいといった危険にさらされることになってしまいます。

2020年5月以降に発売予定のFileMaker Pro AdvancedでサポートされるオペレーティングシステムからWindows 7は対象外となる予定でもあるため、現在Windows 7を使用している場合にはWindows 10に移行することが推奨されます。

[関連]Windows 7 のサポート終了情報(Microsoft)、クラリスの新しいサポートポリシー(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Windows

FileMaker Cloud 2ではSSH接続は不可

January 10, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではSSH接続はサポートされていません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではサーバーインスタンスにSSHで接続することが可能であり、SFTPでサーバーインスタンスに任意のファイルを転送することもできました。

FileMaker Cloud for AWSとは異なり、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではSSH接続できなくなっているのでその点には留意する必要があります。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)、Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2.18の新機能:OData(Open Data Protocol)

December 06, 2019

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloud 2.18ではOData(Open Data Protocol)に新たに対応しています。

ODataはデータの照会および更新を行うためのRESTベースのプロトコルで、HTTP、Atom、XMLおよびJSONなどの標準化された技術で構成されています。ODataでは、バッチ、トランザクション、メタデータの作成およびテーブルの削除がサポートされています。FileMakerデータを操作するためのレイアウトは必要なく、さらに、データを操作するためにドライバなど追加のソフトウェアをクライアントにインストールする必要はありません。

データ転送量の上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様であり、1ユーザあたり年間24GBです。追加のFileMakerデータ転送量はFileMaker Customer ConsoleやFileMaker Storeで購入可能となるようです。

[関連]FileMaker Cloud 2 の OData インターフェース(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Cloud 2.18 OData ガイド(Claris International Inc.)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 18の新機能:バージョン固有のURLを使用してファイルを開く

December 05, 2019

FileMaker Go 18では、FileMaker Pro 18 Advancedと同様に、URLにfmp18スキーマを使用してファイルを開くことができるようになっています。

FileMaker Go 18をインストールすると、URLスキーマとして「fmp」だけでなく「fmp18」(fmpXX:XXはアプリケーションのメジャーバージョン番号)もオペレーティングシステムに登録されます。URLスキーマとしてfmp18を使用した場合には、FileMaker Go 18がインストールされていれば、必ずFileMaker Go 18を起動させることができます。FileMaker Go 18がインストールされていなければ特に何も起こりませんが、これらの挙動はiOSで使用する場合には有用と言えるでしょう。

[例]
fmp18://192.168.10.0/Clients.fmp12
fmp18://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients&param=TopClients&$NumberToList=10

なお、URLを使用してデータベースを開く際に共有ファイル内のスクリプトを実行させるためには、アクセス権セットの拡張アクセス権を編集して、fmurlscript拡張アクセス権を明示的に有効にする必要があります。

[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:バージョン固有のURLを使用してファイルを開く(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:バージョン固有のURLを使用してファイルを開く

December 04, 2019

FileMaker Pro 18 AdvancedではURLにfmp18スキーマを使用してファイルを開くことができるようになっています。

FileMaker Pro 18 Advancedをインストールすると、URLスキーマとして「fmp」だけでなく「fmp18」(fmpXX:XXはアプリケーションのメジャーバージョン番号)もオペレーティングシステムに登録されます。URLスキーマとしてfmp18を使用した場合には、原則として指定したバージョンのアプリケーションだけがこのスキーマのURLを処理します。

[例]
fmp18://192.168.10.0/Clients.fmp12
fmp18://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients&param=TopClients&$NumberToList=10

なお、URLを使用してデータベースを開く際に共有ファイル内のスクリプトを実行させるためには、アクセス権セットの拡張アクセス権を編集して、fmurlscript拡張アクセス権を明示的に有効にする必要があります。

[関連]FileMaker Pro 12の新機能:URLを使用した共有データベースのスクリプト実行(FAMLog)、FileMaker Pro 16の新機能:fmurlscript拡張アクセス権(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:署名されていないプラグインの通知

November 26, 2019

FileMaker Pro 18 Advancedでは、プラグインが開発者によってデジタル署名されていない場合に通知するように仕様が変更されています。

FileMaker Pro 18 Advancedは、プラグインが有効になっている場合、プラグインのインストール時や起動するたびにプラグインを読み込もうとしますが、有効にしたプラグインにデジタル署名が付いていない場合には警告ダイアログボックスが表示されるようになっています。

なお、警告ダイアログボックスにおいて、[常にこのプラグインをロードする]を選択してから[プラグインをロード]をクリックすると、FileMaker Pro Advancedはプラグインを読み込んで許可された一覧に追加し、以後警告ダイアログボックスが表示されなくなります。

[関連]FileMaker 18 プラットフォームのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)

(2020/05/21追記:関連情報として、FileMaker Pro 18 Advancedでプラグインによるインストールまたはロードが実行されない場合に、Get(最終外部エラー詳細)関数がエラーの詳細情報を返すようになっています。)

Tag: FileMaker

macOS Catalinaでは32ビットアプリケーションは動作不可

October 29, 2019

macOS Catalinaでは、32ビット版のアプリケーションはmacOSとの互換性がなくなっています。

macOS Catalina 10.15では32ビット版のアプリケーションは動作せず、macOS Mojave 10.14が32ビット版のアプリケーションに対応する最後のバージョンのmacOSとなります。FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedはバージョン14で64ビットに対応し、バージョン13以前のFileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedは32ビットアプリケーションとなっています。

なお、FileMaker 17以前のバージョンはmacOS Catalina 10.15との互換性はありません。macOS CatalinaでFileMaker製品を利用する際には、FileMaker 18 プラットフォームに移行する必要が出てきます。

[関連]32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性(Apple)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro / FileMaker Pro Advanced と 64 ビットオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Mac

FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:macOSでPhotoshopイメージ形式のサポートが復活

October 18, 2019

FileMaker Pro 18 Advancedでは、オブジェクトフィールドのデータでサポートされるファイル形式としてmacOSでPhotoshopイメージ形式のサポートが復活しています。

Photoshopイメージ形式はFileMaker Pro 17 Advancedでサポートされなくなっていましたが、バージョン18ではオブジェクトフィールドにファイルを挿入する際にピクチャとしてPhotoshopイメージ形式のファイルを挿入できるようになっています。

なお、オブジェクトフィールドにファイルを挿入するには、ブラウズモードでオブジェクトフィールドをクリックした後、[挿入]メニュー>[ピクチャ...]を選択して、ファイルを選択します。ファイル選択後、フィールドにピクチャが表示されます。

[関連]オブジェクトフィールドのデータの操作(FileMaker Pro 18 Advanced ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18の改善点:fmsadmin GETコマンド

October 15, 2019

FileMaker Server 18では、コマンドラインインターフェースでバックアップスケジュールのバックアップ時刻を取得するためのコマンドが追加されています。

バージョン18では、新設されたGET BACKUPTIMEコマンドでバックアップスケジュールの時刻を取得できるようになっています。

[使用例]
$ fmsadmin get backuptime 1
ID Name Start time
1  FMS  0:00

IDが1である1日1回実行される自動バックアップスケジュールだけでなく、Admin Console上で作成したバックアップスケジュールのバックアップ時刻を取得することも可能です。その際には、fmsadmin get backuptimeの後に任意のスケジュールIDを指定します。スケジュールIDを省略すると、全バックアップスケジュールのバックアップ時刻を表示します。

[関連]FileMaker Server 17の新機能:fmsadmin GETコマンド(FAMLog)、FileMaker Server 18の改善点:fmsadmin SETコマンド(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ