FAMLog
FileMaker Developer Conference 2007
February 28, 2007
FileMaker, Inc.が、今年の8月5日から8月9日までフロリダ州オーランドで開催される「FileMaker Developer Conference 2007」の登録受付を開始したと発表しています。
同時に、このカンファレンスに先立ち、参加者同士でオンライン上で意見交換ができる交流サイト「FileMaker DevCon Online Connection」を初めてスタートさせたことも案内しています。
なお、2007年6月29日までに申し込み・登録を完了した登録者は、通常料金から200ドルの割引を受けられる、とのことです。
グローバルフィールドの定義
February 26, 2007
FileMaker Proでグローバル格納オプションが有効になっているフィールドは、「グローバルフィールド」と呼ばれます。
グローバルフィールドには、ファイル内のすべてのレコードで共通に使用される単一の値が含まれます。フィールドオプションの[データの格納]タブにおいて、[グローバル格納(すべてのレコードに1つの値)を使用する]にチェックをつけると、そのフィールドはグローバルフィールドとして扱われるようになります。
FileMaker Pro 7以降において、グローバルフィールドには、集計以外のすべてのフィールドタイプ(テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト、計算)を使用することができます。
なお、グローバルフィールドに索引を設定することはできません。
fmxslt:set_session_object関数の引数
February 22, 2007
「FileMaker Server 8 Advanced カスタムWeb公開ガイド」には、fmxslt:set_session_object関数の引数としてノードセットや論理値を指定できることが記載されていますが、実際にはノードセットおよび論理値を指定することはできません。
fmxslt:set_session_object関数に渡されるオブジェクトは文字列として解釈されるようになっています。オブジェクトが文字列に変換されない場合はセッションに値が保存されず、FileMaker XSLT拡張関数のエラーコードは10100(原因不明のセッションエラー)が設定されます。また、空の文字列やnullを使用してセッションオブジェクトを設定しようとしても、上記と同様のエラーコード10100のエラーが発生します。このことは、fmxslt:set_session_timeout関数の件と同様、「FMS Web お読みください.pdf」にて言及されています。
なお、セッションの変数を削除する場合には、fmxslt:remove_session_object関数を使用します。
第20回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
February 14, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年2月10日に行われた第20回のイベントレポートが追加されており、ランタイムアプリケーションやFileMaker Serverなどに関する情報が紹介されています。
次回は、「FileMaker Serverがあれば怖くない!」というテーマで、2007年3月10日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
2桁の西暦の日付と変換ルール
February 09, 2007
FileMaker Proでは、2桁の西暦の日付は、日付を入力した年に基づいて4桁の西暦の日付に変換されます。
この変換が行われる場合、4桁の西暦の日付は、常に今後30年間または過去70年間のいずれかの範囲に入ると想定されて変換されます。例えば、日付を入力したときが2007年である場合に、「37/02/09」と入力すると「2037/02/09」に変換され、「38/02/09」と入力すると「1938/02/09」に変換されます。
なお、この2桁の西暦の日付の変換方法は、旧バージョンのファイルメーカーProのファイルを現在のバージョンのファイルに変換する場合には適用されません。
FileMaker Pro 8.5でサポートされている日付の範囲
February 08, 2007
FileMaker Pro 8.5の日付フィールドおよびタイムスタンプフィールドには、0001年1月1日から4000年12月31日までの値を保存することができます。
日付のみ保存する場合には日付フィールドを、1つのフィールドに日付と時刻を保存する場合にはタイムスタンプフィールドを利用します。
混乱を避けるため、FileMaker Proにおいて西暦で日付を入力する場合には、2桁ではなく4桁の西暦で年を入力することが推奨されます。これは、2桁の西暦を入力すると、一定のルールに基づいて4桁の西暦に自動的に変換されるためです。
mod_dosdetector
February 06, 2007
DoS攻撃を検知するApacheモジュール「mod_dosdetector」が公開されています。
mod_dosdetectorは、Apache 2.2のモジュールとして動作し、クライアントのIPアドレスごとにアクセス頻度を測定し、設定した閾値を越えると、DoS攻撃と判定することができます。サーバー単位での単位時間当たりのアクセスを計測し、判定結果は環境変数の設定によって通知します。
mod_rewriteと共に使用されるように設計されており、ライセンスはApache Licenseです。
[関連]サーバにDoS耐性を付ける(とあるはてな社員の日記)
(2007/08/06追記:「Apache 2のモジュールとして動作」を「Apache 2.2のモジュールとして動作」に修正しました。)
AirMac Extreme 802.11n Enabler for Mac
February 01, 2007
アップルが、一部のMacを802.11nに対応させるソフトウェア「AirMac Extreme 802.11n Enabler for Mac」の販売を開始しています。価格は250円です。
Enablerソフトウェアにより802.11nワイヤレスネットワークに対応可能なMacは、現時点では下記の通りです。
・2.0GHz Intel Core 2 Duo搭載17インチ、Intel Core 2 Duo搭載20インチ、Intel Core 2 Duo搭載24インチiMac
・Intel Core 2 Duo搭載MacBook
・Intel Core 2 Duo搭載MacBook Pro
・AirMac Extremeカードを装着したMac Pro
なお、802.11n Enablerソフトウェアは、802.11n対応の新型AirMac Extremeベースステーションに標準添付されています。そのため、2007年2月より販売される新型AirMac Extremeベースステーションを購入する場合には、802.11n Enablerソフトウェアを別途購入する必要はありません。
Webビューアのポップアップヘルプに関する留意点
January 29, 2007
FileMaker Pro 8.5 Advancedを使用すると、Webビューアにもポップアップヘルプを設定することができます。
ただし、Webビューアの設定で[Web ビューア内容とのインタラクションを許可]が解除されているか、Webビューアがボタンとして設定されている場合のみ、ポップアップヘルプが表示される仕様となっています。
ポップアップヘルプは、一部制限があるもののWeb互換の機能であり、インスタントWeb公開でも利用できます。
[関連]FileMaker Pro 8 Advancedの新機能:ポップアップヘルプ(FAMLog)