FAMLog


FileMaker Pro 10の新機能:バージョン10で追加されたスクリプトステップ一覧

March 02, 2009

FileMaker Pro 10では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。

・OnTimer スクリプトをインストール
・フィールドを名前で設定
・保存済み検索を開く

[OnTimer スクリプトをインストール]スクリプトステップを使用すると、任意のスクリプトを指定した間隔で実行できます。また、[フィールド設定]スクリプトステップの代わりに[フィールドを名前で設定]スクリプトステップを使用すると、計算式を使用してスクリプト内でフィールド名を動的に指定できるようになります。

バージョン10では[印刷]スクリプトステップの機能が改善および強化され、スクリプト実行時に指定した対象プリンターを任意の長さの名前で保存できるようになっているとのことです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 10の新機能:バージョン10で追加された関数一覧

February 24, 2009

FileMaker Pro 10では、新しい関数が追加され、スクリプトトリガとあわせて使用する関数や完全修飾フィールド名を返す関数などが新設されています。

バージョン10で追加された関数一覧は下記の通りです。

・Char
・Code
・GetFieldName
・Get ( ドキュメントパス一覧 )
・Get ( トリガキー入力 )
・Get ( トリガ修飾キー )

[関連]FileMaker Pro 9の新機能:バージョン9で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 10の新機能:ダイナミックレポート

February 23, 2009

FileMaker Pro 10では、ダイナミックレポートと呼ばれる機能が新機能として追加されています。

この機能により、ブラウズモードでデータを変更する際に、再計算された集計値をリアルタイムに表示させることができます。従来では、小計パートにある集計フィールドの値はソート実行時にプレビューモードでしか表示されませんでしたが、バージョン10ではブラウズモードでも表示されるようになっています。

グループ化されたデータの集計値が再評価されるだけでなく、レコードも再度並び替えが行われ、レポートが動的に更新されるようになっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Web 公開 10v1a アップデータ

January 28, 2009

ファイルメーカー株式会社から「FileMaker Web 公開 10v1a アップデータ」が配布されています。

このアップデートは、FileMaker Pro 10.0v1またはFileMaker Pro 10.0v1 AdvancedのインスタントWeb公開機能で発生していた下記2点の問題を解決するものです。

インスタントWeb公開において、FileMaker Proフォルダ内のWebフォルダに配置するカスタムホームページ(iwp_home.html)が無視される問題、および参照情報のみ保存されているオブジェクトフィールドの内容が表示されない場合がある問題が修正されています。

アップデート手順の詳細については、付属文書「Readme.pdf」に記載されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 10の新機能:スクリプトトリガ

January 27, 2009

FileMaker Pro 10では、スクリプトトリガと呼ばれる機能が新機能として追加されています。

この機能により、ユーザーまたはスクリプトによるフィールドの入力、変更、終了時、キー入力、フィールド修正、レコード確定などの特定のイベント発生時に、任意のスクリプトを実行するよう指定できます。

開発者は、決まった種類の出来事が発生した際に自動的に任意の処理が行われるように指定できるので、より自然な形で利用者が使いやすいようにデータベースを作ることが可能になっています。

Tag: FileMaker

Factory's FileMaker a go-go! vol.27

December 01, 2008

有限会社ファクトリーが毎月Apple Store, Shibuyaで行っているセミナーイベント「Factory's FileMaker a go-go! vol.27」を開催すると案内しています。

第27回目は2008年12月17日(水)に開催され、11月に発売されたBento 2の新機能、およびFileMaker Proでフィールド入力を制御する方法について解説される予定となっています。なお、当日のイベントにて、参加者の中から抽選で1名様に、書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」をプレゼントいたします。この機会にどうぞご参加ください。

開催日時:2008年12月17日(水)19:00-20:00
開催場所:Apple Store, Shibuya
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/map/

同イベントは参加費および事前参加登録は共に不要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第5章の変更点

November 27, 2008

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。

第5章の「Web公開エンジンが備える機能の活用」では、下記の節を新たに追加しました。

・5.2.3 設定したCookieを削除する

「5.6.3 フィードから取得した情報を表示する」では、RSS 1.0だけではなく、RSS 2.0およびAtom 1.0形式のフィードを変換するサンプルを追加しました。

また、前著の「4.3.6 グローバルフィールドを使用する」は、「5.3.6 グローバルフィールドとグローバル変数の値を保持する」として内容を一新し、カスタムWeb公開におけるグローバルフィールドとスクリプト変数の有効範囲や、グローバルフィールドとスクリプト変数の違いについての解説を新たに追加しました。

[関連]カスタムWeb公開におけるスクリプト変数の有効範囲(FAMLog)

Tag: Book

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:目次

October 27, 2008

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」目次

第1章 イントロダクション
・1.1 FileMakerの特長
・1.2 FileMakerによるWeb公開の手法とその種類
・1.3 FileMakerの製品構成
・1.4 FileMakerのWeb公開機能の歴史
・1.5 バージョン6以前のカスタムWeb公開との違い
・1.6 バージョン7以降におけるカスタムWeb公開の新機能と改善点
・1.7 カスタムWeb公開技術の概要
・1.8 カスタムWeb公開に使用するソフトウェア
・1.9 カスタムWeb公開の仕組み

第2章 FileMaker Server 9のセットアップ
・2.1 FileMaker Serverをインストールする前の確認事項
・2.2 FileMaker Serverのインストール
・2.3 データベース公開のための設定

第3章 データの取得と処理
・3.1 Web公開エンジンの情報の取得
・3.2 データベース情報の取得
・3.3 データベース処理の実行
・3.4 オブジェクトフィールドのデータの表示
・3.5 クライアント情報の取得

第4章 出力結果の調整
・4.1 出力方法の指定と調整
・4.2 文字列の加工と操作
・4.3 数値演算
・4.4 条件分岐
・4.5 日付と時刻の処理
・4.6 エラー処理

第5章 Web公開エンジンが備える機能の活用
・5.1 メールの送信
・5.2 Cookieの利用
・5.3 セッション拡張関数
・5.4 ヘッダー関数の活用
・5.5 ログの利用
・5.6 その他の機能

第6章 セキュリティ
・6.1 FileMaker Server 9のセキュリティ機能
・6.2 Webアプリケーション開発における注意点

第7章 XSLT機能の拡張
・7.1 Javaによる機能拡張
・7.2 スクリプト言語による機能拡張

付録
・付録A FileMakerデータベースのエラーコード番号
・付録B FileMaker XSLT拡張関数のエラーコード番号

(2008/11/21追記:「1.2 FileMakerによるWeb公開」を「1.2 FileMakerによるWeb公開の手法とその種類」に修正しました。)

Tag: Book

カスタムWeb公開におけるスクリプト変数の有効範囲

October 09, 2008

FileMaker 8以降でスプリプトや計算式でグローバル変数やローカル変数を使用できるようになりましたが、FileMaker ServerのXSLTを使用したカスタムWeb公開でスクリプト変数を利用する際にはいくつか注意点があります。

カスタムWeb公開におけるグローバル変数は、グローバルフィールドと同様に各クライアントごとに独自の値を持つものの、ファイルが閉じられるまでその値が保持されるのではなく、1回のHTTPリクエスト(厳密にはWeb公開コアへのリクエスト)が完了するたびに値が破棄されます。すなわち、グローバル変数の有効範囲は、データベースセッションが無効の場合はリクエストが終了するまでです。

一方、Web公開エンジンのXSLTデータベースセッションオプションを有効にすると、セッション拡張関数を使用したときにグローバル変数およびグローバルフィールドの値をリクエスト間で保持できるようになります。すなわち、データベースセッション有効時におけるグローバル変数の有効範囲はセッションがタイムアウトするまでとなります。

ローカル変数については、データベースセッションの設定に関わらず、その有効範囲は常にスクリプトが終了するまでです。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト変数(FAMLog)

Tag: FileMaker

第37回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

August 11, 2008

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2008年7月27日に行われた第37回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Developer Conference 2008の話題や、運用中の開発とアップデートの考察および繰り返しフィールドに関する情報などが紹介されています。

次回は、「SeedCode社のジョン・シンディラー氏特別講演!」というテーマで2008年8月24日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。

[関連]FileMaker Developer Conference 2008 レポートリンク集(FAMLog)

Tag: FileMaker

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