FAMLog
FileMaker Pro 11の新機能:最近使ったファイルの消去
July 13, 2010
FileMaker Pro 11では、最近使ったファイル名の一覧をメニューから消去できるようになっています。
最近開いたファイルの一覧を削除するには、[ファイル]メニューの[最近使ったファイルを開く]サブメニューから[最近使ったファイルを消去]を選択します。
なお、以前のバージョンでも設定項目がありましたが、最近使ったファイル名をあらかじめ表示しないように調整することも可能です。最近使ったファイル一覧を非表示にするには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブにおいて、[最近使ったファイルを表示する]のチェックを外します。
Apache Tomcat 5.5.30が公開
July 09, 2010
「Apache Tomcat 5.5.30」が公開されています。
Tomcat 5.5.30では2点の脆弱性が修正されており、同時にApache Tomcat 6.0.28も公開されています。
なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advanced(バージョン9、10、11)のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 5.5系列が使われています。
FileMaker Pro 11の新機能:オブジェクトバッジ
July 08, 2010
FileMaker Pro 11では、レイアウトオブジェクトに設定されている情報を表示する「オブジェクトバッジ」と呼ばれる新機能が追加されています。
オブジェクトバッジにより、レイアウトモードにおいてレイアウトオブジェクトに設定されている項目を視覚的に区別できます。条件付き書式やスクリプトトリガ、ポップアップヘルプが設定されているフィールドやオブジェクトを容易に見つけることができ、さらにクイック検索の対象フィールドを判別できます。
なお、関連フィールドや索引設定ができないフィールド、計算結果を保存しない計算フィールドなどは、黄色の虫眼鏡アイコンが表示されます。
Ruby 1.9.1-p429が公開
July 05, 2010
「Ruby 1.9.1-p429」が公開されています。
Ruby 1.9.1-p429は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースであり、Windows上でARGF.inplace_modeに危険な値を代入するとバッファーオーバーフローを起こすセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、この脆弱性はRuby 1.8系統に直接は影響しません。
同時にRuby 1.9.2 RC1も公開されており、Ruby 1.9.2の正式版は8月初旬にリリースされる予定とのことです。
Ruby 1.8.7-p299が公開
June 28, 2010
「Ruby 1.8.7-p299」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p299は、安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースです。UTF-8の文字列にinspectメソッドを使用したときの問題が修正されている他、多数の不具合修正や互換性の改善が行われています。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.1-p378ですが、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので、バージョンアップの際には注意が必要です。
FileMaker Pro 11の新機能:ポータルフィルタリング
June 25, 2010
FileMaker Pro 11では、「ポータルフィルタリング」と呼ばれる関連レコードの表示調整機能が新機能として追加されています。
ポータルフィルタリングを利用すると、複雑なテーブルオカレンスやリレーションシップを定義することなく、任意の条件に合致する関連レコードだけを表示させることができます。この機能は、ポータルレコードの表示調整だけを目的としたものであり、セキュリティを目的としたものではないので、その点には留意する必要があります。
なお、ポータルフィルタリング機能はインスタントWeb公開(IWP)でもサポートされています。
Get(レコードのオープン状態)関数
June 24, 2010
FileMaker Proの「Get(レコードのオープン状態)関数」は、現在のレコードの状態を示す番号を返します。
この関数の戻り値は次の通りで、レコードの確定状態を確認する際に使用されます。
・0:閉じているか確定されたレコードの場合
・1:確定されていない新しいレコードの場合
・2:確定されていない変更レコードの場合
なお、Get(レコードのオープン状態)関数はバージョン8で追加された関数です。
第59回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
June 21, 2010
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2010年5月15日に行われた第59回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediatorやセキュリティに関わることなどが紹介されています。
来月は「FileMaker ServerとCakePHPによるカスタムWeb開発」というテーマで2010年7月17日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
CakePHP 1.3.2が公開
June 09, 2010
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 1.3.2」が公開されています。
CakePHP 1.3.2は、CakePHP 1.3系統の保守リリースです。先月下旬にCakePHP 1.3.1が公開されたばかりですが、キャッシュおよびWindowsプラットフォームにおける不具合を修正するために通常より前倒しして公開されています。
なお、CakePHP 1.3では数多くの機能追加と機能改善が行われているので、バージョン1.2からバージョンアップする場合には、事前にバージョン1.2からの移行ガイドを参照する必要があります。
Phusion Passenger 2.2.14が公開
June 08, 2010
「Phusion Passenger 2.2.14」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するための、Apacheおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。バージョン2.2.14では、Rails 3.0との互換性に関する問題などが修正されており、JITコンパイラにLLVMを使用するRuby互換実装であるRubiniusを新たにサポートしています。
なお、Ruby on Railsの最新バージョンはバージョン2.3.8であり、現在バージョン3.0のベータ版が公開されている状況です。