FAMLog
FileMaker Cloud 2.18のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
November 28, 2019
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloud 2.18では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。
FileMaker Cloud 2.18のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。
・macOSの場合:Safari 12.x以上、Google Chrome 73以上
・Windowsの場合:Google Chrome 73以上、Microsoft Edge 44
・iOSの場合:iOS 12.x以上のMobile Safari
・Androidの場合:Android 7.x上のGoogle Chrome 73以上
FileMaker Cloud 2.18のFileMaker WebDirectでは、Internet Explorer 11がサポート対象外となっています。なお、サポートされるモバイルデバイスについては、FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectでサポートされるモバイルデバイスと同様です。
[関連]FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Cloud 技術仕様(FileMaker)
2020年5月以降に発売予定のFileMaker Serverでサポートされるオペレーティングシステム
November 21, 2019
2020年5月以降に発売予定のFileMaker ServerでサポートされるオペレーティングシステムについてFileMaker ナレッジベースで案内されています。
2020年5月以降にリリースされる予定のFileMaker Serverは次のオペレーティングシステム上でのみ使用可能になるとのことです(FileMaker ナレッジベースより引用)。
・macOS Catalina 10.15
・macOS Mojave 10.14
・Windows Server 2019 Datacenter Edition および Standard Edition(デスクトップエクスペリエンスをインストール済み)
・Windows Server 2016 Datacenter Edition および Standard Edition(デスクトップエクスペリエンスをインストール済み)
新たにWindows Server 2019がサポートされる見込みですが、Windows Server 2012 R2 Standard EditionおよびmacOS High Sierra 10.13はサポート対象外となる予定です。詳細および関連情報については2019年11月14日に公開されたClaris FileMaker Products Roadmapを参照するようにしてください。
FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日
November 19, 2019
FileMaker 18 プラットフォームは2021年5月にサポートが終了する予定となっています。
2021年5月にテクニカルサポートサービスが終了する予定のFileMaker製品は下記の通りです。
・FileMaker Pro 18 Advanced
・FileMaker Server 18
・FileMaker Cloud 1.18
・FileMaker Go 18
FileMaker製品のサポートポリシーが変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。
[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 16とFileMaker Server 17のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSのサポート終了予定日(FAMLog)
(2021/05/18追記:関連記事のリンクを更新しました。Claris ナレッジベースの記事において、FileMaker 18 プラットフォームのサポート終了予定日が2021年5月から2021年6月25日に変更されていました。なお、FileMaker Cloud 1.xと呼ばれていたFileMaker Cloud for AWSは2022年1月4日にサポートが終了する予定となっています。)
FileMaker カンファレンス 2019 関連リンク集
November 15, 2019
・クラリス・ジャパン「FileMaker カンファレンス 2019」を開催、将来の技術についても一部公開(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・毎年恒例の「FileMakerカンファレンス」、11月8日まで開催(マイナビニュース)
・新生クラリスに「素朴な疑問」をぶつけてきた - 新CEOのブラッド・フライターグ氏らに聞く(マイナビニュース)
・FileMaker カンファレンス 2019 セッション録画ビデオ(クラリス・ジャパン株式会社YouTube公式チャンネル)
・クラリス・ジャパン,「FileMakerカンファレンス2019」で医療分野での活用事例を紹介(インナビネット)
(最終更新日:2019/11/18)
FileMaker Server 16とFileMaker Server 17のテクニカルサポート終了予定日
November 12, 2019
FileMaker 16 プラットフォームとFileMaker 17 プラットフォームは2020年9月18日にサポートが終了する予定となっています。
2020年9月にテクニカルサポートサービスが終了する予定のFileMaker製品は下記の通りです。
・FileMaker Pro 16
・FileMaker Pro 16 Advanced
・FileMaker Server 16
・FileMaker Cloud 1.16
・FileMaker Go 16
・FileMaker Pro 17 Advanced
・FileMaker Server 17
・FileMaker Cloud 1.17
・FileMaker Go 17
FileMaker製品のサポートポリシーが変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。
[関連]提供中の製品と互換性 — FileMaker(クラリス・ジャパン株式会社)、クラリスの新しいサポートポリシー(FileMaker ナレッジベース)
AdoptOpenJDK 8 update 232が公開
October 24, 2019
AdoptOpenJDK 8 update 232(jdk8u232-b09)が公開されています。
AdoptOpenJDK 8 update 232では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDK 8に移行する必要が出てきます。
FileMaker ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)、FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
第49回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
October 23, 2019
2019年12月14日(土)午前10時より「第49回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、2018年8月から読書会形式として開催しています。
「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていきます。時間を決めて黙読した後、内容について議論していく予定です。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://www.famlog.jp/cwpstudy/49
FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:[セキュリティの管理]ダイアログボックス
October 17, 2019
FileMaker Pro 18 Advancedでは、[セキュリティの管理]ダイアログボックスのインターフェースと機能が改善されています。
FileMaker Pro Advancedの[セキュリティの管理]ダイアログボックスは、ユーザアカウントとアクセス権を定義する際に使用します。バージョン18では、一覧でユーザおよびグループにアクセス権セットを直接割り当てられるようになっており、一覧を閉じずに詳細パネルで各種操作を実行できる形式になっています。アカウントアクセスの一覧には、選択したタイプ(認証方法)のアカウントに付与されているアカウントアクセスだけが表示され、さらに、選択した認証方法がファイルをホストしているサーバーでサポートされているかどうかを確認できるようになっています。
[セキュリティの管理]ダイアログボックスにおける一覧の表示方法や操作方法が改善されたことで、[詳細セキュリティ設定]ダイアログボックスの[アカウント]タブが取り除かれていますが、それ以外のタブについては以前と同じで機能的には旧バージョンのFileMaker Pro Advancedから変更されていません。
[関連]FileMaker Pro Advanced の [セキュリティの管理] ダイアログボックスの変更(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 18.0.3 アップデータが公開
October 09, 2019
FileMaker Server 18.0.3 アップデータが公開されています。
macOS Catalina 10.15のサポートが含まれているFileMaker Server 18.0.3では、macOSにおいてホストマシンの再起動後にApache Web サービス(httpd)が自動的に開始しないことがある問題や、Windows Server版のFileMaker Server 18.0.2においてコマンドラインインターフェース(CLI)を使用して証明書署名要求(CSR)を生成することができなかった問題などが修正されています。
なお、FileMaker Server 18.0.2以降では、Javaのライセンス変更に伴い、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectの使用に必要なJava Runtime Environment(JRE)がFileMaker Serverによってインストールされなくなっています。Web関連のサービスを使用するにはOpenJDKまたはOracle JREのいずれかをインストールもしくはいずれかの利用を選択する必要があるため、FileMaker Serverのアップデート方法やOpenJDKのインストール方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
Safari 13が公開
September 25, 2019
AppleからSafari 13が配布されています。Safari 13では脆弱性の修正も行われていますが、詳細については後日公開される予定であるとのことです。
USBセキュリティキーを使用して認証を行うWebサイトに対応したSafari 13は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。Safari 13が公開された後にSafari 13.0.1が続けて公開されていますが、バージョン13.0.1の修正内容の詳細についても後日公開される予定である模様です。
なお、今回macOS Sierra 10.12.6用のSafari 13が提供されていないことから、実質的にmacOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-9-26-9 Safari 13.0.1(Apple)
(2019/10/03追記:関連記事を追加しました。)