FAMLog
FileMaker Server 10の新機能:PHP Site Assistantのプレビュー機能
June 25, 2009
FileMaker Server 10ではPHP Site Assistantのユーザーインターフェースが設計変更され、Webサイトの作成や設定がより簡単に行えるようになりました。
バージョン10では、PHP Site Assistantにプレビュー機能が内蔵されたことにより、選択したテーマや設定がページの表示にどのように影響するかすぐに確認できるようになっています。
バージョン9ではPHP Site Assistantを終了してからWebブラウザーで別途確認する必要がありましたが、バージョン10ではプレビュー機能によりその制限がなくなっています。
[関連]FileMaker Server 10 での PHP Site Assistant の変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
FileMaker Server 10の新機能:PHP Site Assistantテーマ機能の強化
June 24, 2009
FileMaker Server 10では、PHP Site Assistantの機能が強化されており、新たに追加されたテーマを使用したり、ユーザー独自のテーマを作成できるようになっています。
ユーザー定義のテーマについては、CSSと画像ファイルを別途用意することで独自のテーマを作成できます。この機能を利用するには、「FileMaker Server」フォルダ内の「Web Publishing」フォルダの中にある「PHPSA User Themes」フォルダにCSSファイルをコピーしておく必要があります。
なお、バージョン10で新たに追加されたテーマの中には、iPhone向けに特化したテーマも用意されています。
[関連]FileMaker Server 10 での PHP Site Assistant の変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
MacBook Proシリーズが刷新し13インチモデルが登場
June 10, 2009
アップルが、アルミニウムユニボディのMacBook Proシリーズを刷新したと発表しています。
新しいMacBook Proシリーズは、13インチ、15インチおよび17インチモデルで構成され、最大40%増の長時間寿命を実現する内蔵バッテリー、FireWire 800ポートおよびバックライトキーボードを備えています。13インチおよび15インチモデルは最長7時間駆動するバッテリーおよびSDカードスロットを、17インチモデルは最長8時間駆動するバッテリーおよびExpressCardスロットを搭載しています。
新しいMacBook Proは順次販売が開始されており、税込価格は、2.26GHz・13インチモデルが134,800円、2.53GHz・13インチモデルが168,800円、2.53GHz・15インチモデルが188,900円、2.66GHz・15インチモデルが218,800円、2.8GHz・15インチモデルが248,800円、2.8GHz・17インチモデルが278,800円となっています。
同時にMacBook Airも刷新されており、1.86GHz Intel Core 2 Duoプロセッサー、120GBハードディスクドライブ、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス搭載モデル(168,800円)、2.13GHz Intel Core 2 Duoプロセッサー、128GBソリッドステートドライブ、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス搭載モデル(198,800円)の2モデルで提供されるようになっています。
第47回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
June 08, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2009年5月16日に行われた第47回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Proのスクリプトトリガやスクリプト利用時の注意点に関する情報などが紹介されています。
次回は、「タダでおいしいFileMakerフリーツール一挙紹介」というテーマで2009年6月20日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
FileMaker Server 10の新機能:fmsadmin REMOVEコマンド
June 05, 2009
FileMaker Server 10では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにREMOVEコマンドを利用できるようになっています。
REMOVEコマンドを使うことで、閉じられたデータベースファイルをRemoved_by_FMSフォルダ内のRemovedフォルダに移動して、データベースファイルがホストされないようにすることができます。
[使用例]
$ fmsadmin remove FMServer_Sample
なお、上記のREMOVEコマンドは、FileMaker Server Admin Consoleにおけるデータベースの[削除]処理に相当します。
FileMaker Server 10の新機能:保持するバックアップの最大数オプション
June 04, 2009
FileMaker Server 10では、バックアップスケジュールにおいて[保持するバックアップの最大数]オプションを新たに指定できるようになっています。
バージョン10では、バックアップスケジュールが実行されるたびに、バックアップフォルダ内に新しいサブフォルダを作成するように仕様が変更されています。サブフォルダ内にデータベースのバックアップファイルが保存され、サブフォルダの名前はスケジュール名とタイムスタンプを組み合わせたものになります(例:DailyBackup_2009-06-04_1800)。
バックアップの合計数が設定した最大数に達すると、バックアップフォルダ内にある最も古いバックアップサブフォルダが自動的に削除され、1つのバックアップスケジュールで複数世代のバックアップを保持できます。
FileMaker Server 10の新機能:スクリプトシーケンスタスクスケジュール
June 03, 2009
FileMaker Server 10では、タスクスケジュールでFileMakerスクリプトを実行する際、FileMakerスクリプトの実行前後にシステムレベルのスクリプトを実行できるようになっています。
バージョン10では、Admin Consoleでタスクスケジュールを作成する際、「スクリプトシーケンス」というスクリプトタイプを選択できるようになりました。
[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップとスクリプトシーケンスを併用すると、例えば、レコードのインポートを実行する前にインポート用のファイルに対して前処理を実行した後に、FileMakerスクリプトを実行してファイルをエクスポートし、さらにそのエクスポートしたファイルに対して後処理を実行する、といった一連の処理が可能になります。
FileMaker Server 10の新機能:データベース検証タスクスケジュール
June 01, 2009
FileMaker Server 10では、任意のタイミングで一貫性チェックを実行して、データベースの整合性を検証できるようになっています。
検証タスクスケジュールを作成したり、Admin Consoleの[データベース]ウインドウでデータベースを検証できる他、fmsadminコマンドを使用して検証することも可能です。fmsadminコマンドを使用してFileMakerデータベースの検証を行うには、VERIFYコマンドを使用します。
[使用例]
$ fmsadmin verify -y FMServer_Sample
なお、データベース検証の際、一度データベースファイルが閉じられることになるので、その点は注意する必要があります。
FileMaker Server 10の新機能:レコードのインポートとエクスポート
May 29, 2009
FileMaker Server 10では、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップが、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされるようになっています。
指定されたファイルはすべてFileMaker Serverドキュメントフォルダもしくはテンポラリフォルダ内にある必要があり、「..」を含むパスはすべて無効とみなされます。使い方によってはエラーが発生するケースもあるので、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトとして使う場合には注意点がいくつかあります。
なお、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップはWeb公開ではサポートされていません。
FileMaker Server 10の新機能:Admin Console ログビューア
May 27, 2009
FileMaker Server 10では、FileMaker Server Admin Consoleにログビューア機能が新たに追加されています。
Admin Consoleにおいて[ログビューア]を選択することで、FileMaker Serverのイベントログやアクセスログ、およびWeb公開エンジンのログを表示できます。
ソートやフィルタ、エクスポートも可能で、必要とするログのみ表示できるようになっています。なお、ログの表示には[モジュール...]ボタンでログファイルモジュールをあらかじめ選択しておく必要があります。