FAMLog
OS X Server (Mountain Lion)でサーバーのパフォーマンスモードを取得する
May 16, 2013
OS X Server (Mountain Lion)では、serverinfoコマンドを使用してサーバーのパフォーマンスモードを取得することができます。
OS X Server (Mountain Lion)において、コマンドラインでサーバーのパフォーマンスモードを取得するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ serverinfo --perfmode
[出力例]
Server performance mode is enabled.
シェルスクリプト内では「if serverinfo -q --perfmode; then echo enabled; else echo disabled; fi」といったような使い方で現在のモードを判定することもできます。
[関連]OS X Server (Mountain Lion)でシステムリソースの割り当てを調整する(FAMLog)
OS X Server (Mountain Lion)でシステムリソースの割り当てを調整する
May 10, 2013
OS X Server (Mountain Lion)では、serverinfoコマンドを使用してシステムリソースの割り当てを調整することができます。
OS X Server (Mountain Lion)において、コマンドラインでシステムリソースをサーバーのサービスに専属的に割り当てるように調整するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sudo serverinfo --setperfmode 1
[出力例]
Server performance mode was enabled.
高パフォーマンスモードの切り替えにはサーバーの再起動が必要です。また、OS X Serverではない通常版のOS X Mountain Lionではserverinfoコマンドを使用して高パフォーマンスモードに切り替えることはできません。
[関連]OS X Server:システムリソースを高パフォーマンスのサービスに専属的に割り当てる(アップル)、OS X Lion Serverでシステムリソースの割り当てを調整する(FAMLog)
FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧
April 26, 2013
2013年2月にFileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOS(オペレーティングシステム)の一覧が発表されていましたが、この情報はFileMaker Pro 12v4 アップデータに付属の文書にも記載されています。
FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないオペレーティングシステムの一覧は下記の通りです。
・Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
・Windows XP
・Windows Vista
・Windows Server 2003(ターミナルサービス用)
・Citrix XenApp 5.0
さらに、今後推奨されない技術・機能一覧も下記の通り挙げられています。
・オブジェクトフィールドへの[サウンドを挿入]オプション(サウンドをオブジェクトフィールドに直接録音)
なお、FileMaker Pro 12であれば、オブジェクトフィールドの[インタラクティブコンテンツ]オプションを有効にして、[ファイルを挿入]または[オーディオ/ビデオを挿入]を使用することでサウンドファイルをオブジェクトフィールドに格納することができます。
[関連]FileMaker 12 - Deprecated Features and Operating Systems(FileMaker Knowledge Base)
OS Xでマルウェア対策用の安全なダウンロードリストを手動で更新する方法
April 24, 2013
Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルをCLI(コマンドラインインターフェース)で更新するには、ターミナルで次のように入力します。
sudo /usr/libexec/XProtectUpdater
OS X Mountain Lionの場合、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]における詳細設定で[安全なダウンロードリストを自動的にアップデート]を無効にしていない場合、マルウェア対策用の定義ファイルは24時間おきに更新されるようになっています。
上記の定義ファイルが更新されると古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなる面もありますが、Javaの脆弱性対策のためにもこの機能は有効にしたままにすることが推奨されます。
[関連]【コラム】新・OS X ハッキング! (81) OS Xの「マルウェア」対策を知る(マイナビニュース)
OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べる方法
April 23, 2013
Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。
OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べるには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta
[出力例]
{
JavaWebComponentVersionMinimum = "1.6.0_45-b06-451";
LastModification = "Thu, 18 Apr 2013 21:19:55 GMT";
PlugInBlacklist = {
10 = {
"com.macromedia.Flash Player.plugin" = {
MinimumPlugInBundleVersion = "11.6.602.171";
};
"com.oracle.java.JavaAppletPlugin" = {
MinimumPlugInBundleVersion = "1.7.21.12";
};
};
};
Version = 2037;
}
セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月23日現在)。
FileMaker Server 12でWeb公開エンジンを停止する方法
January 28, 2013
FileMaker Server 12では、fmsadminコマンドを使用してWeb公開エンジンを停止することができます。
Web公開エンジンを停止して、カスタムWeb公開サービスとインスタントWeb公開サービスを停止させるには、OS Xではfmsadminグループに属するユーザーがターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop wpe -y
Web公開エンジンを起動するにはfmsadminコマンドのstartコマンドを使用します。また、再起動の場合には、startではなくrestartコマンドを利用します。
[実行例]
$ fmsadmin start wpe
$ fmsadmin restart wpe -y
OS X Mountain LionではWeb共有オプションが廃止
August 29, 2012
OS X Mountain LionにはオープンソースのWebサーバーであるApache HTTP Serverが含まれていますが、システム環境設定の共有パネルには「Web 共有」のオプションが含まれていません。
OS X ServerであればWebサイト管理用のグラフィカルユーザーインターフェースが含まれていますが、OS X Mountain LionでWebサーバーを有効化するにはターミナルで次のように入力する必要があります。
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist
ターミナルでApacheを起動しておけば、OS X ServerでなくてもOS X Mountain LionでFileMaker Server 12.0v2のWeb公開機能を利用できます。
OS X LionでFileMaker Server Admin Consoleの言語を変更する
July 10, 2012
FileMaker Server 11.0v4もしくはFileMaker Server 12.0v1をOS X LionおよびOS X Lion Serverで動作させている場合に、FileMaker Server Admin Consoleの言語を変更するには、ターミナルで次のように入力します。
sudo defaults write /Library/Preferences/.GlobalPreferences AppleLanguages "(English)"
(実際には1行で入力します)
管理サーバー(Admin Consoleサーバー)を再起動すると、上記の例ではAdmin ConsoleおよびAdmin Consoleの開始ページで使用される言語が英語に変更されます。管理サーバーを再起動するにはfmsadminコマンドを使用します。
[実行例]
$ fmsadmin restart -y adminserver
また、Admin Consoleの言語を日本語に変更するには、ターミナルで次のように入力した後、管理サーバーを再起動します。
sudo defaults write /Library/Preferences/.GlobalPreferences AppleLanguages "(Japanese)"
(実際には1行で入力します)
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する
February 15, 2012
Mac OS XでIPv6の一時アドレスを使用しているか確認する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
Mac OS XにおいてコマンドラインインターフェースでRFC 3041で定義されているIPv6拡張機能を使用しているかどうかを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n net.inet6.ip6.use_tempaddr
1
「1」と出力されていればIPv6の一時アドレスが有効、「0」と出力されていればIPv6の一時アドレスが無効になっていることが分かります。なお、特に設定を変更していなければ、OS X Lionでは1、Mac OS X Snow Leopardでは0と表示されます。
Mac OS Xで64ビットカーネルを使用しているか確認する
December 22, 2011
Macで64ビットカーネルを使って起動しているか確認する方法の1つにsysctlコマンドを使用する方法があります。
Mac OS Xにおいてコマンドラインインターフェースで64ビットカーネルを使っているかどうかを確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ sysctl -n hw.machine
x86_64
「x86_64」と出力されていれば64ビットカーネルで、「i386」と出力されていれば32ビットカーネルで起動していることが分かります。なお、64ビットカーネルで起動しているかどうかについての情報は「システムプロファイラ」アプリケーションを使用して確認することも可能です。