FAMLog
PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8が公開
July 05, 2021
PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8が公開されています。
PHP 7.3.29、PHP 7.4.21およびPHP 8.0.8ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.3系列のアクティブサポートは2020年12月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2021年12月6日までの予定となっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Claris FileMaker Go 19.3.1が公開
June 30, 2021
Claris FileMaker Go 19.3.1の提供が開始されています。
FileMaker Go 19.3.1ではいくつかの問題と互換性に関する問題が修正されているとのことですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。
なお、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月25日にメーカーサポートが終了し、App StoreでのFileMaker Go 18の提供もすでに終了しました。セキュリティアップデートは最新版のみにしか提供されないこともあり、今後はClaris FileMaker製品をバージョン19以降にバージョンアップすることが強く推奨される状況になっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console上でのスクリプトスケジュールの作成および編集
June 24, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、Admin Consoleを使用してFileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成および編集できるようになっています。
FileMaker Cloudでは、共有しているデータベースに含まれるFileMakerスクリプトを実行できます。FileMakerスクリプトを実行するスケジュールを作成するには、データベースを指定し、データベース内で作成されたスクリプトを選択して、スクリプトを実行する時間や頻度を指定します。
なお、スケジュール設定ファイルをロードすることも可能です。スケジュール設定ファイルをロードすると、既存のスクリプトスケジュールがすべて削除された上で設定ファイルのスケジュールに置き換えられるようになっているので、その点に留意する必要があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア
June 23, 2021
Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleにログビューア機能が追加されています。
FileMaker CloudではUTC(協定世界時)でログのタイムスタンプが表示されますが、バージョン2.19.3.1ではFileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブを使用してログを表示およびダウンロードできるようになっています。ログを表示する際、列の並び替えやソート順の変更、フィルタ条件の適用も可能です。
なお、FileMaker Cloud Admin Consoleを使用するには、FileMaker Cloudのチームマネージャである必要があります。
[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.2.1の改善点:FileMakerクライアントによる検索キャンセル時の動作改善
June 21, 2021
2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、FileMakerクライアントが共有ファイル内の検索をキャンセルすると、検索がすぐに停止するように動作が改善されています。
バージョン19.1.2以前のFileMaker Serverでは検索をキャンセルしても引き続きホストで実行されてクライアントですぐに停止することができませんでしたが、バージョン19.2.1ではこの点についての動作が改善されたことになります。
なお、FileMaker 18 プラットフォームは2021年6月25日にメーカーサポートが終了する予定となっています。今後はバージョン19以降のFileMaker Serverを使用することが推奨される状況となっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Java 11のサポート
June 15, 2021
Claris FileMaker Server 19.2.1ではJava 11(OpenJDK 11)がサポートされるようになっています。
2019年2月にOracle社によるJava 8のパブリック・アップデートが終了したことを受けて、Claris ナレッジベースの記事ではOracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDKに移行する手順も記載されています。FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なるため、OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
なお、FileMaker Server for Linuxでは、OpenJDKがデフォルトでインストールされて使用されるようになっていて、手動で設定を行う必要は特にありません。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Server 19.2.1の改善点:Claris FileMaker Admin API
June 11, 2021
2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡張されています。
バージョン19.2.1のFileMaker Admin APIでは、FileMaker Serverに関するメタデータの取得や追加フォルダ関連の設定、SSLサーバー証明書の管理、ライセンス証明書のインポート、プラグインの管理など数多くの機能が新たに利用できるようになっています。
なお、2021年2月に公開したfmcsadmin 1.2.0では、FileMaker Server 19.2.1を利用している場合にlistコマンドでプラグインを一覧表示できるようになっているだけでなく、SSLサーバー証明書のインポートや管理に使えるcertificateコマンドと、スケジュールを削除できるdeleteコマンドを新たに追加しました。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、2020年12月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)、fmcsadmin 1.2.0を公開(FAMLog)
CentOS Linux 8 (2105)が公開
June 10, 2021
CentOS Linux 8 (2105)が公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (2105)はRed Hat Enterprise Linux 8.4に対応するバージョンとなっています。CentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定になっている点に留意する必要があります。
なお、現時点でFileMaker Server for Linuxがサポート対象としているCentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。今後、代替のLinuxディストリビューションとしてFileMaker ServerはUbuntuのサポートを開始する予定であることがすでに発表されており、近いうちにUbuntuとFileMaker Serverについての詳細情報が出てくるものと思われます。
[関連]CentOS Linux 8のサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Server for LinuxがサポートするLinuxディストリビューションが変更予定(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:アップグレード対応インストーラ
June 09, 2021
2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、Windows版とmacOS版のインストーラが改良され、FileMaker Server 16以降からFileMaker Server 19.2.1に迅速にアップグレードできるようになっています。
FileMaker Serverのバージョン16、17、18、19.0および19.1からバージョン 19.2へのアップグレードがサポートされるようになっていますが、詳細についてはClaris FileMaker Server 19 インストールおよび構成ガイドを参照するようにしてください。
なお、WindowsまたはmacOSではFileMaker Server インストーラは新規インストールおよび旧バージョンからのアップグレードに使用できますが、Linux上では現在のところアップグレードインストーラは利用できません。
[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)
macOS Montereyが2021年秋に登場予定
June 08, 2021
Appleが、macOS Big Surの後継バージョンとなるmacOS Monterey(モントレー)を今秋提供する予定であると発表しています。
macOS Montereyは今秋、無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。macOS Montereyの開発者向けベータ版は、本日より、developer.apple.comを通じてApple Developer Programのメンバーに提供されます。Macユーザーに対しては来月中にパブリックベータ版がbeta.apple.comで提供されます。
なお、macOS Montereyと同時にiOS 15、iPadOS 15、watchOS 8およびtvOS 15も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。