FAMLog
Claris FileMaker 資格認定試験が開始
May 19, 2021
新しいClaris FileMaker 資格認定試験となるDeveloper Essentials for Claris FileMakerの提供が開始されています。
Claris FileMaker 資格認定は、Clarisによる公式の資格認定です。資格認定試験は日本語のほか英語でも受験でき、1回の受験料は19,800円です。新しい資格認定はDeveloper Essentials for Claris FileMakerを合格した日から2年間有効です。試験に合格するとClaris FileMaker 認定デベロッパとして資格認定されますが、今後は以前のようなClaris FileMakerの特定バージョンに関する資格認定は提供されません。
なお、既に取得しているClaris FileMakerのバージョンを特定する資格認定は引き続き有効ですが、FileMaker 18 資格認定試験は2021年5月28日に終了となる予定です。
PHP 7.3.28、PHP 7.4.19およびPHP 8.0.6が公開
May 14, 2021
PHP 7.3.28、PHP 7.4.19およびPHP 8.0.6が公開されています。
2021年4月下旬に公開されたPHP 7.3.28、PHP 7.4.18およびPHP 8.0.5ではそれぞれimap_mail_compose()のセキュリティ脆弱性が修正されていましたが、PDO_pgsqlの不具合に対応するために急遽PHP 7.4.19とPHP 8.0.6が2021年5月上旬に公開された次第です。
なお、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
APPLE-SA-2021-05-03-4 macOS Big Sur 11.3.1
May 13, 2021
AppleがmacOS Big Sur 11.3.1の提供を2021年5月上旬に開始しています。
macOS Big Sur 11.3.1では、iOS 14.5.1およびiPadOS 14.5.1で修正されたWebKitのセキュリティ脆弱性(CVE-2021-30663およびCVE-2021-30665)が修正されています。macOS Big Surに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2013以降)、MacBook Pro(Late 2013以降)、Mac mini(2014以降)、iMac(2014以降)、iMac ProおよびMac Pro(2013以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があります。なお、Apple M1チップ上で動作するFileMaker Server 19.2.1ではPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。
[関連]APPLE-SA-2021-05-03-1 iOS 14.5.1 and iPadOS 14.5.1(FAMLog)、APPLE-SA-2021-05-03-2 iOS 12.5.3(FAMLog)
APPLE-SA-2021-04-26-7 Safari 14.1
May 07, 2021
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 14.1の更新版が配布されています。
Safari 14.1の更新版はmacOS Mojave 10.14.6およびmacOS Catalina 10.15.7で利用できます。macOS Mojave 10.14.6およびmacOS Catalina 10.15.7向けにWebKitとWebRTCの脆弱性が修正されたSafari 14.1が2021年4月下旬に公開されていましたが、一時配信が停止されている状況になっていました。5月上旬に改めて公開されたSafari 14.1の更新版では、ビルド番号がmacOS CatalinaのSafari 14.1では15611.1.21.161.7に、macOS MojaveのSafari 14.1では14611.1.21.161.7に変更されています。
なお、WebKitの脆弱性が修正されたmacOS Big Sur 11.3.1にもSafari 14.1の更新版が含まれています。
[関連]APPLE-SA-2021-04-26-2 macOS Big Sur 11.3(FAMLog)、APPLE-SA-2021-04-26-3 Security Update 2021-002 Catalina(FAMLog)、APPLE-SA-2021-04-26-4 Security Update 2021-003 Mojave(FAMLog)
APPLE-SA-2021-04-26-4 Security Update 2021-003 Mojave
May 06, 2021
AppleからmacOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2021-003が2021年4月下旬に公開されています。
macOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2021-003にはセキュリティに関わる修正が含まれていて、悪意のあるアプリケーションがルート権限を取得できる場合がある脆弱性や悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると任意のコードが実行される可能性がある脆弱性などが修正されています。
FileMaker Serverはバージョン17.0.2以降でmacOS Mojaveに正式対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Mojaveをサポートしています。なお、FileMaker Server 16およびFileMaker Server 17.0.1はmacOS Mojaveとの互換性がありますが、一部既知の問題があります。
[関連]APPLE-SA-2021-04-26-2 macOS Big Sur 11.3(FAMLog)、APPLE-SA-2021-04-26-3 Security Update 2021-002 Catalina(FAMLog)
(2021/05/27追記:「macOS Catalina 10.14.6」を「macOS Mojave 10.14.6」に修正しました。)
APPLE-SA-2021-04-26-3 Security Update 2021-002 Catalina
April 30, 2021
AppleからmacOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-002が公開されています。
macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-002にはセキュリティに関わる修正が含まれていて、悪意のあるアプリケーションがルート権限を取得できる場合がある脆弱性や悪意のあるアプリケーションにGatekeeperによるチェックを回避される可能性がある脆弱性などが修正されています。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Catalinaをサポートしています。
[関連]APPLE-SA-2021-04-26-2 macOS Big Sur 11.3(FAMLog)
APPLE-SA-2021-04-26-2 macOS Big Sur 11.3
April 28, 2021
AppleがmacOS Big Sur 11.3の提供を開始しています。
macOS Big Sur 11.3には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Big Surに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2013以降)、MacBook Pro(Late 2013以降)、Mac mini(2014以降)、iMac(2014以降)、iMac ProおよびMac Pro(2013以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があります。なお、Apple M1チップ上で動作するFileMaker Server 19.2.1ではPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Big Sur および Apple M1 との互換性(Claris ナレッジベース)、httpd processes cannot start after enabling PHP on Apple M1 machine(Claris Knowledge Base)
FileMaker App 専用 アイコン & ピクトグラム 素材が公開
April 23, 2021
Claris International Inc.が、FileMaker カスタム Appのボタンアイコンやファイルアイコンとして使える素材の配布を開始しています。
Claris FileMaker Pro 19.1以降のシングルライセンスおよびボリュームライセンスを所有しているユーザーであれば無料でアイコンをダウンロードできます。Claris FileMaker Proに用意されている標準のアイコン素材に加えて、合計50の業種・システムに対応するファイルアイコンや、合計111のボタンアイコンを利⽤することができます。
なお、今回公開されたファイルに含まれるアイコンおよびピクトグラムはClaris FileMaker ソフトウェア上でのみ利用することができ、Claris FileMaker プラットフォーム以外では使用できません。
Get(レイアウト名)関数
April 22, 2021
Claris FileMaker ProのGet(レイアウト名)関数は、現在表示されているレイアウトの名前を返します。
Get(レイアウト名)関数は、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。同じ名前のレイアウトが複数ある場合は、Get(レイアウト番号)関数を使用したり、レイアウトのIDを取得することを検討する必要があります。
なお、Claris FileMaker Pro 19ではGet(レイアウトID)関数は標準で用意されていませんが、Get(レイアウト番号)関数やレイアウトIDの一覧を取得できるLayoutIDs関数などを組み合わせることで、現在表示されているレイアウトのIDを取得することが可能です。
[関連]Get(レイアウト番号)関数(FAMLog)、FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)
Get(レイアウト番号)関数
April 21, 2021
Claris FileMaker ProのGet(レイアウト番号)関数は、現在表示されているレイアウトの番号を返します。
現在のレイアウトが[レイアウトの管理]ダイアログボックスの一覧で3番目にある場合、Get(レイアウト番号)関数は「3」を返します。現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。
なお、Get(レイアウト番号)関数は、レイアウトの順番を変更すると戻り値が変わるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)