FAMLog


OpenSSL 1.0.2oとOpenSSL 1.1.0hが公開

March 28, 2018

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2o」と「OpenSSL 1.1.0h」が公開されています。

OpenSSL 1.0.2oおよびOpenSSL 1.1.0hでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、OpenSSLのバージョン1.0.2系統は2019年12月31日までサポートされる予定になっています。

FileMaker Pro 16.0.4およびFileMaker Pro 16.0.5にはOpenSSL 1.0.2lが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降です。

Tag: Security

PHP 5.6系列の公式セキュリティサポート終了予定日

March 23, 2018

PHP 5.6系列は2018年12月31日に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。

PHP 5.6系列のアクティブサポートは昨年1月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2018年12月31日までの予定となっています。

現時点(2018年3月)におけるPHPの最新安定バージョンはPHP 7.2.3です。今後新規にPHPを導入する場合には、2018年12月にセキュリティサポートが終了するPHP 5.6やPHP 7.0ではなくPHP 7.1以降を利用するほうがよいでしょう。

Tag: Apache

INTER-Mediator 5.7でPHP 7.2に対応予定

March 22, 2018

INTER-Mediatorは2018年3月22日現在PHP 7.2を正式にはサポートしていませんが、次期バージョンのINTER-Mediator 5.7でPHP 7.2をサポートする予定です。

現時点でのPHPの最新バージョンは、2018年3月に公開されたバージョン7.2.3です。PHPはバージョン7.3系統の開発も進められています。なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

INTER-Mediator 5.7ではPHP 5.2系統を引き続きサポートする見込みですが、INTER-Mediator 6ではPHP 5.2系統とPHP 5.3系統のサポートを廃止する予定であり、PHP 5.4系統のサポート続行については現在議論中という状態です。

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectとGet(アプリケーション言語)関数

March 19, 2018

FileMaker Proの「Get(アプリケーション言語)関数」は、現在のアプリケーション言語を示すテキストを返します。

この関数で返されるテキストは英語の文字列であり、FileMaker Proがサポートしている言語は次の通りです。

・English
・French
・Italian
・German
・Swedish
・Spanish
・Dutch
・Japanese
・Simplified Chinese
・Brazilian Portuguese
・Korean

FileMaker WebDirectの場合、Get (アプリケーション言語)関数はWebブラウザーの言語設定情報を返します。

[関連]Get (アプリケーション言語)(FileMaker Pro 16 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数

March 16, 2018

FileMaker WebDirectは、コーディングをすることなく、FileMakerベースのカスタム AppをWebブラウザーで直接実行可能にするテクノロジーです。

FileMaker WebDirectは、WebブラウザーからデータベースにアクセスするユーザーにもFileMaker Proと同様の操作性を提供しますが、FileMaker WebDirectではサポートされていない取得関数が複数存在します。

2018年3月現在、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数の一覧は次の通りです。

[返される値が空の文字列である関数]
・Get (アクティブ選択位置)
・Get (アクティブ選択サイズ)
・Get (カスタムメニューセット名)
・Get (デスクトップパス)
・Get (ドキュメントパス)
・Get (ドキュメントパス一覧)
・Get (FileMaker パス)
・Get (ハイコントラスト色)
・Get (ハイコントラスト状態)
・Get (ネットワークタイプ)
・Get (ページ番号)
・Get (環境設定パス)
・Get (プリンタ名)
・Get (システムドライブ)
・Get (システム NIC アドレス)
・Get (テンポラリパス)
・Get (トリガジェスチャ情報)
・Get (ウインドウ左位置)
・Get (ウインドウ上位置)

[返される値が0である関数]
・Get (書式設定バーの表示状態)
・Get (スクリプトアニメーション状態)
・Get (テキスト定規表示)
・Get (システム書式使用状態)

[返される値が32である関数]
・Get (スクリーン深さ)

[返される値が100である関数]
・Get (ウインドウのズームレベル)

[関連]FileMaker WebDirect でサポートされない取得関数(FileMaker ナレッジベース)

(2020/2/20追記:返される値が空の文字列である関数にGet (アクティブ選択位置)関数を追加しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker カンファレンス 2018が2018年11月上旬に開催

March 15, 2018

ファイルメーカー社が、2018年11月7日(水)から11月9日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区虎ノ門)で「FileMaker カンファレンス 2018」を開催すると発表しています。

今年で10年目を迎えるFileMaker カンファレンスは、ファイルメーカー社が主催する日本最大のFileMakerプラットフォーム総合イベントであり、同イベントではカスタム Appの設計・構築・展開を学ぶことができます。

事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページにて2018年7月上旬より開始される予定です。

Tag: FileMaker

Apache Tomcat JK Connector 1.2.43が公開

March 13, 2018

WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「Apache Tomcat JK Connector 1.2.43」が2018年3月上旬に公開されています。

Apache Tomcat JK Connector 1.2.43では、IIS利用時におけるパストラバーサルのセキュリティ脆弱性(CVE-2018-1323)が修正されています。

なお、Mac版のFileMaker Server 7からFileMaker Server 11まではApache Tomcat JK Connector 1.2をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されていました。macOS版のFileMaker Server 16ではmod_proxy_ajp.soが組み込まれたApache HTTP Serverを利用していますが、mod_proxy_ajpやApache Tomcat JK Connectorは特に内部では使われてはいません。

Tag: Apache

INTER-Mediator 5.7でFileMaker Data API (Trial)に対応予定

March 08, 2018

INTER-Mediatorは、次期バージョンのINTER-Mediator 5.7でFileMaker Server 16で利用できるFileMaker Data API (Trial)を実験的にサポートする予定です。

現時点におけるINTER-Mediatorの最新安定バージョンはバージョン5.6.1ですが、バージョン5.7系統の開発も進められており、現在バージョン5.7-RC1ベースのINTER-Mediator-Server VMを公開している状況です。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。試用期間終了後、FileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16でサポートされているPHPのバージョン

March 05, 2018

FileMaker Server 16に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6のPHPをサポートしています。

FileMaker Server 16のPHPを使用したカスタムWeb公開では、Windows Server、macOS Sierra 10.12およびmacOS High Sierra 10.13ではPHP 5.6系統で動作検証が行われており、PHP 5.6.24を同梱しています。なお、OS X El Capitan v10.11ではPHP 5.5.31で動作検証が行われていますが、先月FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11はサポート対象外になりました。

2018年3月5日現在、PHP 5.6系統の最新バージョンはPHP 5.6.34、PHP 7.0系統の最新バージョンはPHP 7.0.28、PHP 7.1系統の最新バージョンはPHP 7.1.15、PHP 7.2系統の最新バージョンはPHP 7.2.3です。PHP 5.5系列はすでにメンテナンスされていない状況となっており、PHP 5.6およびPHP 7.0系列は2018年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]FileMaker Server 16 技術仕様(FileMaker)、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)

(2018/10/03追記:リンク先のURLを変更・修正しました。)

Tag: FileMaker

PHP 5.6.34、PHP 7.0.28、PHP 7.1.15およびPHP 7.2.3が公開

March 02, 2018

PHP 5.6.34PHP 7.0.28PHP 7.1.15およびPHP 7.2.3が公開されています。

PHP 5.6.34、PHP 7.0.28、PHP 7.1.15およびPHP 7.2.3ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

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