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FAMLog News Archive:第85回 2019年夏号

June 28, 2019

■FileMaker 18 プラットフォームが登場(2019年5月)

FileMaker 18 プラットフォームのソフトウェア製品が2019年5月23日に発売されました。FileMaker Go 18についてはApp Storeから無料で入手可能です。また、FileMaker Cloudから名称変更されたFileMaker Cloud for AWSの新バージョンであるFileMaker Cloud for AWS 1.18も同時に発表されています。

[関連]FileMaker 18 プラットフォームが登場(FAMLog)

■FileMaker製品の令和対応アップデータが登場(2019年4月、5月、6月)

日本の新元号である「令和」をサポートするためのFileMaker Pro AdvancedとFileMaker Serverのアップデータが2019年4月から6月にかけて公開されています。令和をサポートしているのはFileMaker Proのバージョン15.0.5およびバージョン16.0.6、FileMaker Pro Advancedのバージョン15.0.5、バージョン16.0.6、バージョン17.0.5以降(最新はバージョン17.0.7)およびバージョン18、FileMaker Serverのバージョン15.0.4、バージョン16.0.5、バージョン17.0.3以降(最新はバージョン17.0.5)およびバージョン18です。

[関連]FileMaker Pro 15.0.5 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 15.0.4 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Pro 16.0.6 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 16.0.5 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Pro 17.0.7 Advanced アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 17.0.5 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: News

Windows版FileMaker Server 18の動作環境

June 26, 2019

Windows版のFileMaker Server 18はWindows Server 2016 Datacenter EditionとWindows Server 2016 Standard Edition、Windows Server 2012 R2 Standard Editionをサポートしています。

Windows Server 2016 Datacenter EditionおよびStandard EditionにFileMaker Server 18をインストールする場合、デスクトップエクスペリエンスを搭載している環境が必要です。また、Windows Server 2012 R2 Standard Editionを利用する場合、更新プログラム2919355を適用済みの環境が必要です。

RAMの最低要件はバージョン17と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが100GB以上必要、そして50GB以上の空き容量が必要という条件となっています。

[関連]Windows版FileMaker Server 17の動作環境(FAMLog)、macOS版FileMaker Server 18の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15.0.4 アップデータが公開

June 21, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 15.0.4 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 15.0.4では、日本の新元号である「令和」がサポートされています。なお、OS X El Capitan v10.11はサポートされていないので、OS X El Capitanを利用している場合にはFileMaker Server 15を更新する前にオペレーティングシステムをアップデートする必要があります。

このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Pro 15.0.5 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15.0.5 アップデータが公開

June 20, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 15.0.5 および FileMaker Pro 15.0.5 Advanced アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedをバージョン15.0.5に更新するものです。バージョン15.0.5にアップデートするには、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。

バージョン15.0.5では、日本の新元号である「令和」がサポートされています。また、先頭に年号文字をつけずに1桁および2桁の年が入力された場合に、FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedにより4桁の西暦に変更されるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 16.0.6 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16.0.5 アップデータが公開

June 19, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.5 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 16.0.5では、日本の新元号である「令和」がサポートされています。なお、OS X El Capitan v10.11はサポートされていないので、OS X El Capitanを利用している場合にはFileMaker Server 16を更新する前にオペレーティングシステムをアップデートする必要があります。

このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Pro 16.0.6 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18の新機能:FileMaker Admin API

June 17, 2019

FileMaker Server 18では、FileMaker Server上での管理タスクをWebサービスから実行できるようにするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)であるFileMaker Admin APIが正式版として利用できるようになっています。

FileMaker Admin APIは、FileMaker Server 17では試用版として利用できる機能でしたが、FileMaker Server 18で新しくなったFileMaker Admin APIのバージョン2(v2)はOpenAPIに準拠するように一部仕様が変更・更新されています。

なお、FileMaker Server 17に付属するFileMaker Admin APIのトライアル期間は2019年9月27日に終了します。トライアル期間終了後は使用できなくなるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOS版FileMaker Server 18の動作環境

June 13, 2019

macOS版のFileMaker Server 18はmacOS Mojave 10.14とmacOS High Sierra 10.13をサポートしています。

macOS Sierra 10.12はサポートされておらず、RAMの最低要件はバージョン17と同様に8GBです。ストレージについては、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用が推奨されており、ファイルサイズに依存しますが100GB以上必要、そして50GB以上の空き容量が必要という条件となっています。

バージョン15以前ではFileMaker WebDirectのクライアント数が7以上の場合にはサーバーを2台構成にすることが推奨されていましたが、バージョン18ではバージョン16以降と同様にFileMaker WebDirectのクライアント数が101以上の場合にサーバーを複数台構成にすることが推奨されています。ただし、接続数の上限は、ハードウェアの構成やアプリケーションの設計、オペレーティングシステム、ライセンス契約によって制限される可能性があります。

[関連]macOS版FileMaker Server 17の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー

June 11, 2019

FileMaker Server 18では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。

バージョン18では、Safari 11およびiOS 11のMobile Safariがサポート対象外となり、Safariはバージョン12以上、Google Chromeはバージョン73以上、Microsoft Edgeはバージョン44に対応しています。FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。

・macOSの場合:Safari 12.x以上、Google Chrome 73以上
・Windowsの場合:Google Chrome 73以上、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 44
・iOSの場合:iOS 12.x以上のMobile Safari
・Androidの場合:Android 7.x上のGoogle Chrome 73以上

サポートされるモバイルデバイスは、iOSの場合はiPad Pro(12.9インチ、11インチおよび10.5インチ)、iPad(9.7インチ)、iPad Air、iPad mini 5、iPad mini 4、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7およびiPhone 7 Plusとなっています。Androidについては、3GB以上のRAM、2.1GHz クアッドコアプロセッサー以上、そして5インチ以上の画面サイズが必要条件となっています。

[関連]FileMaker Server 17のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 18 技術仕様(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17以降で自動バックアップスケジュールの実行を停止する

June 10, 2019

バージョン17以降のFileMaker Serverでは1日1回共有データベースの自動バックアップを作成するようになっていますが、通常毎日午前0時に実行される自動バックアップスケジュールの実行を停止するにはfmsadminコマンドを使用します。

[使用例]
$ fmsadmin disable schedule 1

fmsadminコマンドでサーバーの自動バックアップスケジュールの実行を停止する場合は「fmsadmin disable schedule 1」、サーバーの自動バックアップスケジュールの実行を再度有効化する場合は「fmsadmin enable schedule 1」です。

保存済みバックアップ以外のバックアップは7世代保存され、その後自動的に削除されます。自動バックアップは、Admin Consoleの[バックアップ]>[自動バックアップおよびオンデマンド]タブに一覧表示されます。なお、FileMaker Server 18では、fmsadminコマンドを使用することで、自動バックアップスケジュールの時刻を変更することが可能となっています。

[関連][自動バックアップおよびオンデマンド] タブの使用(FileMaker Server 18 ヘルプ)、FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 18 AdvancedとFileMaker Go 18はFileMaker Server 15に接続不可

June 07, 2019

FileMaker Pro 18 AdvancedおよびFileMaker Go 18は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、FileMaker Server 15およびバージョン14以前のFileMaker Serverには接続できません。

ホストされているFileMakerデータベースにFileMaker 18の各ソフトウェアが接続する際、ホスト側のFileMaker ServerやFileMaker Pro、FileMaker Pro Advancedのバージョンは16以降である必要があります。

なお、FileMaker 15 製品ラインのテクニカルサポートは2019年9月20日をもって終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの動作環境(FAMLog)、提供中の製品と互換性(FileMaker)

Tag: FileMaker

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