FAMLog


APPLE-SA-2017-10-31-5 Safari 11.0.1

November 07, 2017

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.0.1が配布されています。

多数の脆弱性が修正されたSafari 11.0.1は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.1にもSafari 11.0.1が含まれています。

OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。

[関連]APPLE-SA-2017-10-31-2 macOS High Sierra 10.13.1(FAMLog)

Tag: Security

PHP 5.6.32、PHP 7.0.25およびPHP 7.1.11が公開

October 27, 2017

PHP 5.6.32PHP 7.0.25およびPHP 7.1.11が公開されています。

PHP 5.6.32、PHP 7.0.25およびPHP 7.1.11ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、現在バージョン7.2.0 Release Candidate 5が公開されている状況です。

なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

Apache HTTP Server 2.4.29が公開

October 25, 2017

Apache HTTP Server 2.4.29」が公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.29は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.29では、mod_proxyの不具合が修正されている他、mod_http2がv0.10.12に更新されています。

Apache HTTP Server 2.2系統の保守はバージョン2.2.34をもって終了となっていて、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨される状況となっています。バージョン2.2系統のセキュリティ修正は2017年12月までの予定となっており、CVE-2017-9798を修正するセキュリティパッチについてはhttps://www.apache.org/dist/httpd/patches/apply_to_2.2.34/で公開されています。

Tag: Apache

FileMaker Pro 16の新機能:カード

October 18, 2017

FileMaker Pro 16では、親ウインドウに対してモーダルなウインドウであるカードを作成できるようになっています。

バージョン16では、[新規ウインドウ]スクリプトステップの[ウインドウスタイル]オプションに「カード」が追加されており、自動的にサイズが変更されてメイン画面上に適切に配置されるウインドウを簡単に作成できます。他のウインドウまたはファイルでの作業に影響を及ぼすことなく、ユーザーがメインウインドウに戻る前に処理を実行できるように誘導することができます。

なお、FileMaker WebDirectではカードウインドウスタイルはサポートされていません。

[関連]新規ウインドウ(FileMaker Pro 16 ヘルプ)

(2020/07/28追記:Claris FileMaker Server 19のClaris FileMaker WebDirectでカードウインドウスタイルがサポートされるようになっています。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16.0.3 アップデータが公開

October 13, 2017

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.3 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 16.0.3では、空のデータストリームを読み込むと FileMaker Serverが停止する問題や、特定の状況で再接続中にレコードを確定するとレコードが壊れることがある問題が修正されています。JavaについてはJava 8 Update 144に更新されます。

このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Go 16.0.3が公開(FAMLog)、FileMaker Pro 16.0.3 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 16.0.3が公開

October 11, 2017

FileMaker Go 16.0.3の提供が開始されています。

FileMaker Go 16.0.3では、特定の状況で再接続中にレコードを確定するとレコードが壊れることがある問題や、関連レコードをポータルで修正してからEnterキーを使用して確定した場合に関連レコードに基づく非保存の計算が更新されない問題が修正されています。重大な不具合の修正が行われているので、現在FileMaker Go 16を使用している場合にはバージョン16.0.3に更新することが強く推奨されます。

なお、FileMaker Go 14はApp Storeからすでに削除されており、現在新規にダウンロードできるFileMaker GoはFileMaker Go 16とFileMaker Go 15となっています。

Tag: FileMaker

ファイルメーカー社が無料のビデオチュートリアル「カスタム App アカデミー」を発表

October 10, 2017

ファイルメーカー社が、「カスタム App アカデミー」ならびに「Developer Conference ビデオ」の公開を2017年10月上旬に発表しています。

カスタム App アカデミーは、学習者のレベルに合わせたステップバイステップのガイダンスが付属する日本語のビデオチュートリアルで構成されています。学習用の動画コンテンツでユーザーはFileMakerプラットフォームを使用してカスタム Appを作成する方法を自分で学ぶことができます。

カスタム App アカデミーに含まれるビデオチュートリアルのほか、米国で開催されたFileMaker開発者会議「FileMaker Developer Conference」にて収録されたセッション録画ビデオ(英語のみ)も視聴できます。

Tag: FileMaker

Apache HTTP Server 2.4.28が公開

October 06, 2017

Apache HTTP Server 2.4.28」が公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.28は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.28では、OptionsBleed脆弱性(CVE-2017-9798)が修正されています。

Apache HTTP Server 2.2系統の保守はバージョン2.2.34をもって終了となっていて、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨される状況となっています。バージョン2.2系統のセキュリティ修正は2017年12月までの予定となっており、CVE-2017-9798を修正するセキュリティパッチについてはhttps://www.apache.org/dist/httpd/patches/apply_to_2.2.34/で公開されています。

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開

October 04, 2017

Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開されています。

Apache Tomcat 8.0.47およびApache Tomcat 7.0.82では、readonlyパラメーターをfalseに設定し、HTTP PUTリクエストを受付可能としている場合に、細工したリクエストを受けることで、遠隔から任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2017-12617)が修正されています。また、Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.14に更新されています。

FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されていて、バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.77が使用されています。

[関連]Apache Tomcat 8.5.23が公開(FAMLog)、Apache Tomcat における脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)

(2017/10/14追記:「バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.78が使用されています」を「バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.77が使用されています」に変更・修正しました。)

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.5.23が公開

October 03, 2017

Apache Tomcat 8.5.23が公開されています。

Apache Tomcat 8.5.23では、readonlyパラメーターをfalseに設定し、HTTP PUTリクエストを受付可能としている場合に、細工したリクエストを受けることで、遠隔から任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2017-12617)が修正されています。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.1 (beta)が公開されている状況です。

なお、2017年10月3日時点では、CVE-2017-12617を修正したApache Tomcat 7.0系列の新バージョンは公開されていない状態です。

[関連]Apache Tomcat における脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)、Apache Tomcat 7.0.81ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)、Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開(FAMLog)

(2017/10/04追記:CVE-2017-12617を修正したApache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開されていたため、関連記事を追加・更新しました。)

Tag: Apache

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