FAMLog


INTER-Mediator 5.6を公開

June 23, 2017

INTER-Mediator 5.6を公開しました。同時に、バージョン5.6をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。バージョン5.6では、スタイル設定を特にしなくても見栄えの良いページを作成できるようになり、 さらにページの見栄えを変更できるテーマ機能を新たに追加しました。公式にMariaDBをサポートするようになった他、 オプションとして提供されているAuth_Supportフォルダー内のPasswordResetフォルダーにあるresetpassword.phpにおけるXSS脆弱性も修正されています。

今回テーマ機能が新設されたことで、旧バージョンからバージョンアップする際には注意点があります。必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。

Tag: FileMaker

Apache HTTP Server 2.4.26が公開

June 20, 2017

Apache HTTP Server 2.4.26」が公開されています。

Apache HTTP Server 2.4.26は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版であり、このバージョンからHTTP/2を正式にサポートするようになっています。バージョン2.4.26では、5点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

HTTP/2を利用できるようにするmod_http2の利用にはnghttp2が必要です。なお、Apache HTTP Server 2.2系統のセキュリティ修正は2017年12月までの予定となっていることから、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨される状況となっています。

[関連]JVNVU#98416507: Apache HTTP Web Server における複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

FileMaker Pro 16の新機能:バージョン16で追加された関数一覧

June 16, 2017

FileMaker Pro 16では新しい関数が多数追加され、JSONデータを扱える関数やデータを暗号化および復号できる関数、ハッシュ値を返す関数などが新設されています。

バージョン16で追加された関数一覧は次の通りです。

・Base64EncodeRFC
・CryptAuthCode
・CryptDecrypt
・CryptDecryptBase64
・CryptDigest
・CryptEncrypt
・CryptEncryptBase64
・Get(アカウントグループ名)
・Get(領域監視イベント)
・HexDecode
・HexEncode
・JSONDeleteElement
・JSONFormatElements
・JSONGetElement
・JSONListKeys
・JSONListValues
・JSONSetElement
・SortValues
・TextDecode
・TextEncode
・UniqueValues

バージョン16ではJSONデータを解析および変更できるようにするテキスト関数が用意されるようになり、Webサービスから取得したJSONデータを取り扱いやすくなっています。

[関連]JSON 関数の使い方(FileMaker Pro 16 ヘルプ)、FileMaker Pro 15の新機能:バージョン15で追加された関数一覧(FAMLog)

(2017/06/17追記:一部の誤記を修正してHexEncode関数を追加しました。)

Tag: FileMaker

iMac Proが2017年12月に登場予定

June 12, 2017

Appleが完全に新しいワークステーションクラスの製品ラインとなる「iMac Pro」を2017年12月に発売すると発表しています。

最大18コアのプロセッサーを搭載し、Macで初めて10Gb Ethernetを搭載するiMac Proは、最大で4TBのSSD、最大で128GBのメモリーをサポートします。4つのThunderbolt 3ポートには、高性能RAIDアレイを最大で2つ、5Kディスプレイを最大で2台同時に接続できます。

2017年12月に発売される予定であるiMac Proの価格は4,999米ドルからとなる見込みで、日本での予定価格は現在のところ発表されていません。

Tag: Mac

macOS High Sierraが2017年秋に登場予定

June 06, 2017

Appleが、macOS Sierraの後継バージョンとなるmacOS High Sierraを今秋提供する予定であると発表しています。

macOS High Sierraでは、強化されたパフォーマンス、セキュリティそしてデータの信頼性を特長とするファイルシステムである「Apple File System(APFS)」が採用されます。業界標準であるHEVC(High-Efficiency Video Coding/H.265)のサポートや、機械学習からバーチャルリアリアリティのコンテンツ制作まであらゆるものを実現するグラフィックステクノロジーであるMetalのアップデートが提供されるなど、数多くの機能追加や改良が予定されています。

macOS High Sierraは今秋、無料のソフトウェアアップデートとしてMac App Storeから提供される予定です。なお、macOS High Sierraと同時にiOS 11も発表されており、iOS 11も今秋正式に提供が開始される予定となっています。

Tag: Mac

macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する

June 02, 2017

nodeコマンドを使用することで、macOS版のFileMaker Server 16に同梱されているNode.jsのバージョンを確認できます。

FileMaker Server 16.0.1がインストールされているmac OS Sierra 10.12.5では、FileMaker Server 16のFileMaker Data API エンジンで使用しているNode.jsのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
$ "/Library/FileMaker Server/node/bin/node" -v

[実行結果]
v6.9.2

現時点におけるFileMaker Serverの最新バージョンはバージョン16.0.1です。FileMaker Server 16.0.1にはNode.js 6.9.2が同梱されています。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker WebDirectで500同時接続をサポート

June 01, 2017

FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectで同時に500ユーザーまでサポートされるようになり、Webブラウザーを使用してより多くのチームメンバーが同時に接続できるようになっています。

1台のマスタマシンと最大5台のFileMaker WebDirect ワーカーマシンを構成することで、各ワーカーマシンは最大100のFileMaker WebDirectクライアントをサポートできます。これにより、FileMaker WebDirectで最大500同時接続がサポートされるようになっています。

従来のバージョンでは、1台のサーバーでは実質5同時接続までとなっており、FileMaker WebDirectのクライアント数が5を超える場合には複数台のサーバーを利用することが推奨されていました。接続数の上限はハードウェアの構成、アプリケーションのデザイン、オペレーティングシステムおよびライセンス契約に依存しますが、バージョン16では1台のサーバーで最大100のFileMaker WebDirectクライアントをサポートすることができるようにパフォーマンスやスケーラビリティが改善されています。

[関連]FileMaker Server 16 のコンポーネントと展開の代替(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)

May 31, 2017

FileMaker Server 16では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が新機能として追加されています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。試用期間終了後、FileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13とFileMaker Go 13はFileMaker Server 16に接続不可

May 29, 2017

FileMaker Pro 13、FileMaker Pro 13 AdvancedおよびFileMaker Go 13は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン16のFileMaker Serverには接続できません。

FileMaker Server 16に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン14.0.4以降となっています。FileMaker Pro 16のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン13のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 16に接続することはできないので要注意です。

なお、FileMaker 13 製品ラインのテクニカルサポートは2017年9月22日をもって終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Server 16でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、
FileMaker 13 製品ラインのサポート終了のお知らせ
(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16で非推奨になった機能

May 24, 2017

FileMaker, Inc.が、2017年5月にFileMaker Server 16で非推奨になった機能についてFileMaker Knowledge Baseで案内しています。

FileMaker Server 16において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2017年5月現在)。

・スタンバイサーバー
・Windows Server 2008 R2のサポート

上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。

[関連]FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Server 16 Technical Specifications(FileMaker)

Tag: FileMaker

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