FAMLog
APPLE-SA-2015-10-21-6 Mac EFI Security Update 2015-002
October 27, 2015
Mac EFI Security Update 2015-002の提供が開始されています。
Mac EFI Security Update 2015-002は、OS X Mavericks v10.9.5を対象としたファームウェア・アップデートです。Mac EFIにおける使用されていない関数に到達される脆弱性が修正されています。
このアップデートを適用すると、EFIが認証なしに上書きされる可能性がある問題が解決され、Macの安全性が向上します。
[関連]Apple OS X などの製品で使用される Mac EFI における使用されていない関数に到達される脆弱性(JVN iPedia)
APPLE-SA-2015-10-21-4 OS X El Capitan 10.11.1 and Security Update 2015-007
October 26, 2015
AppleからOS X El Capitan v10.11.1、OS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2015-004およびOS X Mavericks v10.9.5用のSecurity Update 2015-007が公開されています。
上記の各アップデートには多数のセキュリティに関わる修正が含まれており、OS X El CapitanとOS X YosemiteのPHPはバージョン5.5.29に、OS X MavericksのPHPはバージョン5.4.45に更新されます。
なお、FileMaker Serverは現在のところOS X El Capitanに対応していません。FileMaker Server 14については2015年11月にアップデータが提供される予定となっていますが、バージョン13およびそれ以前のFileMaker ServerについてはOS X El Capitan対応の予定はない模様です。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)
(2015/12/16追記:「OS X El Capitan v10.10.1」を「OS X El Capitan v10.11.1」に修正しました。)
APPLE-SA-2015-10-21-3 Safari 9.0.1
October 23, 2015
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.0.1が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 9.0.1は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.1にもSafari 9.0.1が含まれています。
OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。
FileMaker Go 14の新機能:オンスクリーンキーボードの表示制御
October 20, 2015
FileMaker Go 14では、スクリプトによりオンスクリーンキーボードの表示・非表示を制御できるようになっています。
バージョン14で新たに追加された[タッチキーボードの有効化]スクリプトステップを使うことで、FileMaker GoおよびWindows 8以降でタッチキーボードを有効または無効にすることができます。
あわせて、タッチキーボードが必要時に自動的に表示されるように設定されているかどうかの状態を取得できるGet ( タッチキーボード状態 )関数もバージョン14で追加されています。
FileMaker Pro 14.0.3 アップデータが公開
October 15, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 14.0.3 および FileMaker Pro 14.0.3 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 14またはFileMaker Pro 14 Advancedをバージョン14.0.3に更新するものです。バージョン14.0.3では、Microsoft Windows 10およびOS X El Capitan v10.11のサポートが追加された他、不具合の修正が行われています。
FileMaker ナレッジベースでは特に触れられていませんが、バージョン14.0.3ではFileMakerネットワーク共有においてワイルドカードSSLサーバー証明書をサポートするようになっています。
[関連]FileMaker製品でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)
「FileMaker カンファレンス 2015」のご案内
October 08, 2015
ファイルメーカー社が主催する「FileMaker カンファレンス 2015」において、併設されるショウケースにエミックのブースを出展します。
FileMakerデータベースをそのままの見栄えでWebアプリとして運用できる「FMPress Publisher」のデモ展示を行います。エミックのホスティングサービス「FMPress」で提供しているもので、ご契約の方は追加費用なしにご利用いただけます。ご来場の際には是非ともお立ち寄りください。
また、1日目の11月25日(水)15時30分から開始予定のジェネラルトラックのセッション「FileMaker WebDirect ソリューション開発におけるテストフレームワークの活用」ではスピーカーとしてFileMaker WebDirectとテストフレームワークに関する講演を、そして3日目の14時10分から開始予定のジェネラルトラックのセッション「SSL暗号化通信を利用したネットワークセキュリティの向上」ではスピーカーとしてSSL/TLSに関する講演を行います。是非お早めに事前登録のうえ当日ご来場ください。
FileMaker カンファレンス 2015
開催日:2015年11月25日(水)〜11月27日(金)
開催場所:JPタワーホール&カンファレンス
参加費:無料(事前登録制、一部有料のセッションあり)
詳細:FileMaker カンファレンス 2015 公式ページ(ファイルメーカー社)
[関連]FileMaker カンファレンス 2015の事前登録受付が開始(FAMLog)
FileMaker Server 14.0v3はOS X El Capitanと非互換
October 07, 2015
OS X El Capitanが公開されましたが、2015年10月現在FileMaker ServerはOS X El Capitanに対応していません。
FileMaker Server 14については2015年11月にアップデータが提供される予定となっていますが、バージョン13およびそれ以前のFileMaker ServerについてはOS X El Capitan上ではテストや検証は行われておらず、OS X El Capitanに対応する予定はない模様です。
FileMaker ServerをOS X El Capitanで運用する場合には、FileMaker Server 14に移行してから来月登場するアップデータを待つ必要があります。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2015-09-30-3 OS X El Capitan 10.11
October 05, 2015
AppleからOS X El Capitan v10.11が公開されています。
OS X El Capitanには多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。このアップデートにより、PHPはバージョン5.5.27に、bashはバージョン3.2.57に、OpenSSHはバージョン6.9に、OpenSSLはバージョン0.9.8zgに、Rubyはバージョン2.0.0-p645に更新されます。
なお、FileMaker Serverは現在のところOS X El Capitanに対応していません。FileMaker Server 14については2015年11月にアップデータが提供される予定となっていますが、バージョン13およびそれ以前のFileMaker ServerについてはOS X El Capitan対応の予定はない模様です。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2015-09-30-2 Safari 9
October 02, 2015
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 9は、OS X Mavericks v10.9.5、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11で利用できます。今回OS X Mountain Lion用のSafari 9が提供されていないことから、実質的にOS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
なお、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。
FileMaker Server 14の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書のインポート
September 28, 2015
FileMaker Server 14では、Admin Console上でSSLサーバー証明書およびプライベートキーファイルをインポートできるようになっています。
バージョン12および13ではfmsadmin CERTIFICATEコマンドを使用してSSLサーバー証明書をインポートしていましたが、バージョン14ではfmsadmin CERTIFICATEコマンドだけでなくAdmin Consoleからも証明書をインポートできるようになりました。
FileMaker Server 14では、[データベースサーバー]>[セキュリティ]タブの[接続の保護]設定が[SSL 接続]設定に名称が変更されており、[保護された接続が必要]は[データベース接続に SSL を使用する]という設定項目に名称が変更されています。[データベース接続に SSL を使用する]にチェックをつけると[証明書のインポート...]ボタンを利用できるようになり、そのボタンを押すとSSLサーバー証明書およびプライベートキーファイルをアップロードおよびプライベートキーのパスフレーズを入力できるダイアログボックスが表示されます。
[関連]FileMaker Server 12の新機能:fmsadmin CERTIFICATEコマンド(FAMLog)、FileMaker製品でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)
(2016/04/14追記:「秘密鍵」を「プライベートキー」に変更しました。)