FAMLog
Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムバージョン)関数
December 03, 2020
Claris FileMaker Proの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「11.0」:macOS Big Sur 11.0.1の場合
・「7.9.2009」:CentOS Linux 7 (2009)の場合
CentOS Linux 7 (2009)上で動作するバージョン19.1.2のClaris FileMaker Server for LinuxにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.9.2009」となります。この戻り値はCentOS Linuxのバージョン情報に相当するものです。
[関連]Get(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)
FileMaker Cloud for AWSのサポート終了予定日
December 02, 2020
FileMaker Cloud 1.xと呼ばれていたFileMaker Cloud for AWSは2022年1月4日にサポートが終了する予定となっています。
FileMaker Cloud for AWSはすべてのバージョンが今後廃止予定となっています。2021年1月4日をもってFileMaker Cloud for AWSはAWS Marketplaceで新規・追加購入および更新ができなくなり、2022年1月4日を過ぎるとFileMaker Cloud for AWSにアクセスできなくなります。
現在FileMaker Cloud for AWSを使用している場合には、Claris純正のクラウドサービスであるClaris FileMaker Cloudへの移行、もしくはオンプレミス向けサーバー製品であるClaris FileMaker Serverへの移行を検討する必要がある状況となっています。
[関連]FileMaker Cloud For AWS のサポート終了について(Claris ナレッジベース)、FileMaker Cloud for AWSの販売終了予定日(FAMLog)、Claris FileMaker 19に対応したホスティングサービス「FMプランネクストシリーズ」(FAMLog)
Claris FileMaker Server for LinuxとGet(デバイス)関数
November 27, 2020
Claris FileMaker Proの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
・「6」:Linuxの場合
バージョン19.1.2のClaris FileMaker Server for LinuxにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「6」となります。
[関連]Get(デバイス)関数(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSとGet(デバイス)関数(FAMLog)
FMプランネクストシリーズ登場記念FMプラン初期設定費用無料キャンペーン
November 25, 2020
2020年11月19日より受付を開始したFMプランネクストシリーズの登場を記念し、「FMプランネクストシリーズ登場記念全プラン初期設定費用無料キャンペーン」を2021年3月31日まで実施しています。
FMプランネクストシリーズ登場記念全プラン初期設定費用無料キャンペーンは、エミックが提供するClaris FileMaker対応ホスティングサービス「FMプラン」の全プランにおいて初期セットアップ料金(FMプランネクストシリーズでは通常29,800円)が無料となるキャンペーンです。
FMプランネクストシリーズは、「FMプランベーシック」(月額19,800円)、「FMプランネクストプラス」(月額29,800円)および「FMプランネクストプロ」(月額45,000円)の3つのプランから構成されます。各プランでは新たに登場したClaris FileMaker Server for Linuxを利用してデータベースサーバーを運用します。
[関連]Claris FileMaker 19に対応したホスティングサービス「FMプランネクストシリーズ」(FAMLog)
Claris FileMaker 19に対応したホスティングサービス「FMプランネクストシリーズ」
November 24, 2020
Claris FileMaker 19に対応したホスティングサービスであるFMプランネクストシリーズの受付を2020年11月19日より開始しました。
Claris FileMaker Server 19の運用環境を利用できるFMプランネクストシリーズは、FMプランベーシック[月額19,800円(税別)]、FMプランネクストプラス[月額29,800円(税別)]およびFMプランネクストプロ[月額45,000円(税別)]の3つのプランから構成されます。各プランでは新たに登場したClaris FileMaker Server for Linuxを利用してデータベースサーバーを運用しますが、同サービスのサーバー上で稼働させるFileMaker Serverのライセンスが別途必要になります。
上位プランのFMプランネクストプラスおよびFMプランネクストプロでは、オープンソースのファイルサーバーであるNextcloud Filesを新たにご利用いただけるようにしました。FileMakerデータベースファイル以外のファイルを複数人で共有するだけでなく、同期クライアントソフトウェアを利用することで複数の端末でファイルを確認することも可能です。
(2021/04/13追記:各月額料金の末尾に「(税別)」を追記しました。)
Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:AD FSでの認証
November 20, 2020
Claris FileMaker Pro 19.1.2では、Claris FileMaker Server for Linuxで共有されるカスタム AppでAD FS(Active Directory Federation Services)を用いて認証できるようになっています。
Claris FileMaker Server for Linux以外に、Windows ServerでAD FSサーバーを別途構築する必要がありますが、AD FSによるシングルサインオンで共有データベースにサインインできるように設定することが可能になっています。
なお、[セキュリティの管理]ダイアログボックスでは、AD FSで認証する外部サーバーアカウントアクセスエントリを作成できるようになっています。
[関連]Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証(FAMLog)、「FileMaker UG 全国合同オンラインミーティング 2020」発表資料(FAMLog)
Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証
November 05, 2020
Claris FileMaker Server for Linuxでは、AD FS(Active Directory Federation Services)とOAuthを利用した外部認証に新たに対応しています。
Windows ServerでAD FSサーバーを別途構築する必要がありますが、AD FSによるシングルサインオンで共有データベースにサインインまたはAdmin Consoleにサインインできるように設定することが可能です。
なお、FileMaker Server 19.1.2では、AD FSとOAuthを利用した外部認証にはFileMaker Server for Linuxのみ対応しています。
[関連]Claris FileMaker Server 19.1.2とFileMaker Server for Linuxがリリース(FAMLog)、External Authentication for Linux(Claris Knowledge Base)
LibreSSL 3.2.2が公開
October 23, 2020
LibreSSL 3.2.2が2020年10月中旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 3.2はこれまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン3.2.2で安定版として配布されるようになっています。
LibreSSL 3.2ではクライアント側だけでなくサーバー側でもTLS 1.3がサポートされるようになっていますが、OpenSSL 1.1 TLSv1.3 APIはまだ利用できない状態となっています。
Claris FileMaker Pro 19.1.2の変更点:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション
October 22, 2020
Claris FileMaker Pro 19.1.2では、[ファイルオプション]ダイアログボックスの[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプションの設定方法が、バージョン番号を一覧から選択するのではなく、バージョン番号を入力する方法に変更されています。
バージョン番号は「m.n」の形式で入力し、mはメジャーバージョン番号、nはマイナーバージョン番号です。例えば、ファイルをバージョン19.1以降でないと開くことができないようにするには「19.1」と入力します。
なお、現時点においてClaris FileMaker Server 19向けのアップデータはまだ公開されていません。[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプションはサーバー製品利用時にも影響を与えるものであるため、クライアント側のバージョンだけでなく、利用しているサーバー製品のバージョンにも留意する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19の改善点:[このファイルを開くことのできる最低バージョン]オプション(FAMLog)
「Claris Engage Japan 2020」のご案内
October 09, 2020
Clarisが主催する日本最大のカンファレンスである「Claris Engage Japan 2020」のオンデマンド配信で1つセッションを担当します。
ソフトウェア開発で役立つ手法や習慣などをシステムの運用管理に応用する考え方であるInfrastructure as Code(IaC)について紹介します。Claris FileMaker Serverを管理するシステム運用担当者がIaCを実践するためのツールや、Claris FileMaker Server for Linuxを使用してサーバーの構成管理やテストを行う方法について実例を交えながら詳しく解説します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
オンラインで開催されるClaris Engage Japan 2020では50以上のセッションが動画で配信されます。開催期間およびセッション配信方法は次の通りです。
Claris Engage Japan 2020
スケジュール配信:2020年11月11日(水)〜11月13日(金)
オンデマンド配信:2020年11月16日(月)〜12月15日(火)
参加費:無料(事前登録制)
詳細:Claris Engage Japan 2020 特設サイト(Claris)
[関連]Claris Engage Japan 2020の事前登録受付が開始(FAMLog)