FAMLog
FileMaker Server 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続
February 22, 2008
FileMaker Server 9では、ODBCを介した外部SQLデータソースとの接続を可能にするFileMaker Pro 9の新機能を利用することが可能であり、外部SQLデータソースへの接続設定をサーバーベースで行うことができます。
FileMaker Server 9では、FileMaker Pro 9と同様、以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。
・Microsoft SQL Server 2000、Microsoft SQL Server 2005
・Oracle 9i、Oracle 10g
・MySQL 5.0 Community Edition
FileMaker Serverで1度設定を行えば、FileMaker Serverの各クライアントは、ODBCドライバやDSN(Data Source Name)を設定する必要はありません。
[関連]FileMaker Pro 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続(FAMLog)
FileMaker Server 9の新機能:FileMaker Server Admin Console
February 20, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、「FileMaker Server Admin」と「Web公開エンジン管理コンソール」が統合され、ゼロから再設計された新しい管理ツール「FileMaker Server Admin Console」でFileMaker Serverの管理を行うように変更されています。
FileMaker Server Admin Consoleを使用すると、FileMaker Serverの設定と管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作と監視、および使用状況情報の追跡をネットワーク経由で行うことができます。
Java Web Startを利用しており、Admin Consoleを起動させるためにはあらかじめバージョン5以上のJava Runtime Environmentがインストールされている必要があります。
CodeZineでインスタントWeb公開に関する記事が掲載
February 18, 2008
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、FileMakerのインスタントWeb公開について執筆した記事が掲載されました。
リレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第8回目の記事「FileMaker Pro によるWebデータベース構築 (2) : インスタントWeb公開」では、FileMakerらしい使いやすさをWebで体現したインスタントWeb公開について解説しています。
次回は、別の執筆者により、PHPを使用したカスタムWeb公開について解説される予定になっています。
[関連]CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載(FAMLog)
新・リレーションで極めるFileMaker
February 12, 2008
FileMakerのリレーショナルデータベース機能を解説した書籍「新・リレーションで極めるFileMaker」が2008年1月下旬に発売されています。
この書籍は「リレーションで極めるファイルメーカー7」の改訂版で、最新版のFileMaker Pro 9にも対応した内容となっています。
改訂版では、FileMaker 7以降で重要な概念である「コンテキスト」に関する解説や、FileMaker ServerのXSLTによるカスタムWeb公開機能を使ってカレンダー表示を行う例の解説などが新たに追加されています。また、トレーニングムービーを収録したCD-ROMも付属しています。
定価:3,570円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数:372
著者:新居 雅行、新妻 利恵
出版社:ラトルズ
ISBN:978-4-89977-208-8[Amazon.co.jpで購入...]
[関連][書評] 新・リレーションで極めるFileMaker(Knockin' on Seven's Door)
FileMaker 9 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
February 07, 2008
FileMaker Pro 9、FileMaker Pro 9 AdvancedおよびFileMaker Server 9 AdvancedのインスタントWeb公開機能で公開されているデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Windowsの場合:Microsoft Internet Explorer 6.0および7.0、Firefox 2.0
・Macの場合:Safari 1.2、1.3(Mac OS X v10.3)、Safari 2.0(Mac OS X v10.4)、Firefox 2.0
FileMaker Pro 9v3 アップデータでは、Mac OS X LeopardのSafari 3もサポート対象に追加されています。
バージョン8.5のインスタントWeb公開機能と比較すると、Internet Explorer 7とFirefox 2が新たにサポートされましたが、Safari 1.1とFirefox 1.0、Firefox 1.5はサポート対象外となっています。
なお、Firefoxについては、Firefox 1.5系列自体のサポートが2007年6月に終了しており、以後はFirefox 2の使用が推奨されます。
[関連]FileMaker 8.5 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)
FileMaker Pro 9 Advancedの新機能:PHP Site Assistantリンク機能
February 04, 2008
FileMaker Pro 9 Advancedは、FileMaker Pro 9の新機能をすべて備えているだけでなく、それ以外にPHP Site Assistantリンク機能が新機能として追加されています。
FileMaker Server 9でホストされているデータベースファイルを開いている状態で、[ツール]メニューの[PHP Assistant の起動]を選択すると、PHP Site Assistantを呼び出すことができます。
なお、PHP Site Assistantは、FileMaker Server製品の一部であり、実際の利用にはFileMaker Server 9もしくはFileMaker Server 9 Advancedが必要です。
Developers Summit 2008
January 31, 2008
翔泳社が主催する総合ITカンファレンス「Developers Summit 2008(デブサミ2008)」において、FileMakerに関連するセッションが予定されています。
Developers Summit 2008は、2008年2月13日(水)・14日(木)に目黒雅叙園(東京・目黒)で開催されます。デブサミ2008におけるFileMakerに関連する各セッションの開催日時は下記の通りです。
【13-A-4】適材適所なデータベース・コラボレーション 〜普通のRDBMSとFileMakerの両方を同時に使う〜
日時:2008年2月13日(水)14時20分〜15時05分
【14-D-2】In House Developerの発掘とその重要性
日時:2008年2月14日(木)11時10分〜11時55分
【14-D-6】FileMakerでビジネスの幅を広げてみませんか?
日時:2008年2月14日(木)16時35分〜17時20分
セッションの参加登録は、Developers Summit 2008 Webサイトで行うことができます。
CodeZineでFileMakerのWeb公開に関する記事が掲載
January 29, 2008
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」において、FileMakerのWeb公開について執筆した記事が掲載されました。
リレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第7回目の記事「FileMaker Pro によるWebデータベース構築 (1) : 概要と仕組み」では、FileMakerが対応しているWeb公開の種類やその仕組み、それぞれのメリット・デメリットについて解説しています。
第7回以降、3回に渡ってFileMakerのWeb公開機能について紹介される予定であり、次回はインスタントWeb公開について解説します。
[関連]No.1の使いやすさ - FileMaker という選択(CodeZine)
FileMaker Pro 9の改善点:ファイルの一貫性チェック
January 23, 2008
FileMaker Pro 9には、FileMaker Server 9と同じファイルの一貫性チェック機能が新たに搭載されています。
サーバー製品であるFileMaker Serverにはバージョン8以降にファイルの一貫性チェック機能が搭載されていますが、デスクトップ製品であるFileMaker Pro 9にもこの機能が搭載されたことになります。正常に終了処理がされなかったデータベースファイルや、一度も一貫性チェックが行われたことのないデータベースファイルを開く際に、ファイルの一貫性チェック処理が自動的に実行されます。
一貫性チェックで不適切と判断されたファイルを開くには、旧バージョンのFileMaker ProやFileMaker Pro Advancedで[ファイル]メニューの[名前を付けて保存...]の[現在のファイルのコピー]または[最適化コピー]オプションを使うか、FileMaker Pro 9やFileMaker Pro 9 Advancedの[修復]コマンドを使ってデータベースを修復することになります。
Time Capsule
January 17, 2008
アップルが、ワイヤレスでバックアップを行うための「Time Capsule(タイムカプセル)」を発表しています。
フル機能の802.11n Wi-Fiベースステーションとしても利用することができるTime Capsuleには、サーバー級のハードディスクが搭載されていて、バックアップ装置として活用することができます。Mac OS X Leopardに標準搭載のTime Machineとスムーズに連係させることが可能であり、1台または複数のMac上のすべての情報を自動的にバックアップすることができます。
Time Capsuleの価格は、500GBモデルが35,800円、1TBモデルが59,800円となっていて、2008年2月より順次販売されます。