FAMLog
FileMaker Pro 12v5 アップデータが公開
October 18, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 12v5 アップデータ」と「FileMaker Pro 12v5 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、OS X版のFileMaker Pro 12またはFileMaker Pro 12 Advancedをバージョン12.0v5に更新するものです。バージョン12.0v5では、OS X Mavericksに対応する他、不具合の修正が行われているとのことです。
なお、FileMaker Pro 12v5 アップデータの公開と同時に、OS X版FileMaker Pro 12.0v5用の「FileMaker Pro 12.5.106 xDBC クライアントドライバ」も公開されています。
FileMaker Server 12 Advanced用Instant Web Publishing stability hotfixが公開
October 16, 2013
FileMaker Server 12 Advanced用のInstant Web Publishing stability hotfixが公開されています。
Instant Web Publishing stability hotfixでは、FileMaker Server 12 AdvancedでインスタントWeb公開機能を利用していて、ポータルの中にオブジェクトフィールドが含まれている場合に、インスタントWeb公開のプロセスが断続的にクラッシュする場合がある問題が修正されています。
なお、この修正プログラムはアップデータとしてではなく差分ファイルのみ配布されている形態がとられているため、ナレッジベースで案内されている手順通りに手動で更新を行う必要があります。
FileMaker Go 11はiOS 7と非互換
October 09, 2013
ファイルメーカー社が、2013年9月にFileMaker Go 11はiOS 7と互換がない旨をFileMaker ナレッジベースで案内しています。
すでに特定の条件下でFileMaker Go 11 for iPadがiOS 7上でクラッシュする場合があることが確認されており、FileMaker GoをiOS 7で利用する場合には、FileMaker製品をバージョン12にバージョンアップしなければならない可能性があります。
なお、FileMaker 12 製品ラインではファイル形式が変更されているので、現在バージョン11およびそれ以前のFileMaker製品を利用している場合には注意が必要です。
[関連]2 つめのファイルとしてリモートファイルを開くと、iOS 7 上の FileMaker Go 11 for iPad がクラッシュする(FileMaker ナレッジベース)
INTER-Mediator 3.9が公開
October 07, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.9」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。バージョン3.9では、定義ファイルエディターが完成し、FileMaker Server利用時に主キーに-recidを指定できるようになっています。
なお、INTER-Mediator関連のイベントとして、INTER-Mediator 勉強会#2が2013年11月6日(水)に関東ITソフトウェア健保会館大久保会議室で行われる予定となっており、現在Facebookで参加申し込みを受け付けています。
「FileMaker Pro 12 ひとつ買って、ふたりで使おう!」キャンペーンが再登場
October 04, 2013
ファイルメーカー社が、期間限定の「FileMaker Pro 12 ひとつ買って、ふたりで使おう!」キャンペーンを2013年10月3日から実施すると発表しています。
本キャンペーンの対象製品となるFileMaker Pro 12またはFileMaker Pro 12 AdvancedをFileMaker Storeで購入すると、さらにもうひとつ追加のダウンロード版が提供されます。さらに今回は、公式トレーニング教材であるFileMaker Training Seriesのダウンロード製品も同梱されています。キャンペーン期間は2013年10月3日から2013年10月17日までです。
このキャンペーンで提供される追加のダウンロード版ソフトウェアは、自分の組織や会社内で使うことも、家族や友人、同僚や顧客などに贈ることもできるとのことです。
FileMaker カンファレンス 2013の事前登録受付が開始
September 30, 2013
2013年11月27日(水)〜11月29日(金)に東京コンベンションホールで開催される「FileMaker カンファレンス 2013」のセッションスケジュールが9月中旬に公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。
セッションの参加については昨年同様「フリーパス方式」を採用しているため、参加者は事前登録を済ませるだけで、当日は席に余裕がある限りどのセッション(トレーニング トラックとランチョンセミナー以外のセッション)にも自由に出入り可能です。ただし、協賛企業によるランチョンセミナー(昼食付き)は定員制のため事前予約したセッションにのみ参加できます。ランチョンセミナーの予約は他セッションの事前登録とは別に10月中旬より開始される予定になっています。
トレーニング トラックは有料ですが、トレーニング トラック以外のセッションは無料です。なお、クロージングセッションは定員制(先着順)となっており、すでに定員に達しています。
FileMaker Go 12.0.8が公開
September 19, 2013
FileMaker Go 12がバージョン12.0.8にアップデートされています。バージョン12.0.8では、いくつかの問題が修正された他、iOS 7に関連する互換性の問題が解決されています。
FileMaker Go 12.0.8におけるGet ( 持続 ID )関数の戻り値は、iOS 6では今までと同様MACアドレスベースの値を返しますが、iOS 7ではidentifierForVendorに基づく値を返すようになりました。Get ( 持続 ID )関数を使用していてiOS 7に更新する場合には、今回公開されたFileMaker Go 12.0.8に更新する必要がありますが、Get ( 持続 ID )関数の戻り値はiOS 7では値が変わるのでその点に留意する必要があります。また、identifierForVendorは場合によって変わるケースがあるのでその点も考慮しなければいけません。
iOS 7での挙動の違いは、Get ( システムNICアドレス )関数やGet ( 持続 ID )関数の使い方によっては深刻な状況(セキュリティ問題)を引き起こす可能性があるので要注意です。
[関連]iOS 7ではGet ( システムNICアドレス )関数が非推奨に(FAMLog)、iOS 7で Get (持続ID) と Get (システムNICアドレス) を使用したときの動作の違い(Claris ナレッジベース)
(2021/02/07:一部の関連記事を変更・更新しました。)
iOS 7ではGet ( システムNICアドレス )関数が非推奨に
September 18, 2013
iOS 7ではMACアドレスを端末の特定用途に取得・利用できなくなるため、FileMakerのGet ( システムNICアドレス )関数はiOS 7で非推奨になります。
iOS 7でFileMaker Goを使用した場合にGet ( システムNICアドレス )関数はすべての端末で「02:00:00:00:00:00」を返すようになります。さらに、FileMaker Go 12.0.7およびそれ以前では、iOS 7の環境下でGet ( 持続 ID )関数の戻り値はすべての端末で同じ値(8D05FB2A7CDC7D29F52C251CC4D9C17F)を返します。これはGet ( 持続 ID )関数の戻り値となるハッシュ値がiOSではMACアドレスをベースに生成されていたことに起因します。
このようなiOS 7での挙動の違いは、Get ( システムNICアドレス )関数やGet ( 持続 ID )関数の使い方によってはセキュリティ問題等を引き起こす可能性があるので要注意です。
[関連]iOS 7で Get (持続ID) と Get (システムNICアドレス) を使用したときの動作の違い(FileMaker ナレッジベース)、iOS 7に対応したFileMaker Go 12.0.8が公開(FMGo情報局)、「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2012」発表資料(FAMLog)
2013年9月「FileMakerユーザーズグループ中部」発表資料
September 17, 2013
2013年9月14日に行われた「FileMakerユーザーズグループ中部(FM-Chubu)」で発表した講演資料を公開しました。
・ダウンロード:INTER-MediatorによるWebアプリケーション開発入門(PDF形式/ファイルサイズ:約3.5MB)
「INTER-Mediator-first-step.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
5f42e86ea69c8421edec34646cdba559fd58b99d
■関連リンク
・INTER-Mediator
(2022年6月5日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker スクリプトエンジンは32ビットプラグインのみサポート
September 10, 2013
FileMaker Server 12に搭載されているFileMaker スクリプトエンジンは32ビットプロセスのため、FileMaker Server 12は32ビットプラグインのみをサポートしています。
プラグインを実行するFileMaker Serverのコンポーネントは、FileMaker スクリプトエンジンと呼ばれており、バージョン12でデータベースエンジンと分離した形で実行されるようになりました。
FileMaker Server 12では、データベースサーバーとWeb公開エンジンが64ビットに対応しましたが、スクリプトエンジンは64ビット対応ではありません。このことはOS Xではfileコマンドを使用して確認することができます。
[確認例]
$ file "/Library/FileMaker Server/Database Server/bin/fmsased"
/Library/FileMaker Server/Database Server/bin/fmsased: Mach-O executable i386
[関連]FileMaker Server 12の新機能:64ビット対応(FAMLog)、FileMaker Server 12の新機能:FileMaker スクリプトエンジン(FAMLog)