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第8回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

September 09, 2013

2013年10月27日(土)午前10時より「第8回カスタムWeb勉強会」を開催します。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/8

なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker 12のLocation関数とiOS 6

September 06, 2013

FileMaker 12で追加されたLocation関数を利用すると、FileMaker Go 12で現在の位置情報を元に緯度と経度の情報を取得できます。

GPSや携帯電話通信網、Wi-Fiから入手できる位置情報を取得するには、FileMaker Go 12を実行しているiOSデバイスにおいて位置情報サービスが有効になっている必要があります。位置情報を取得できない場合、Location関数の戻り値は空の文字列になります。また、FileMaker Pro 12で実行した場合も空の文字列を返します。

Location関数のヘルプには経度と緯度をカンマ区切りのテキスト文字列で返すと記載されていますが、iOS 6では経度と緯度に加えて水平精度も含まれ、戻り値の取り扱いには注意が必要です。

[関連]Location 関数は iOS 6 環境下で 3 つの値を返す(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

CLUSTERPRO X 3.1 for FileMaker Server 12が発売

September 04, 2013

日本電気株式会社(NEC)が「CLUSTERPRO X 3.1 for FileMaker Server 12」を発売しています。

CLUSTERPRO X 3.1 for FileMaker Server 12は、FileMaker Server 12のクラスタリングに必要な機能を提供する製品で、FileMaker Serverで構築されたシステム環境の可用性を向上させることができます。対応OSはWindows Server 2008およびWindows Server 2008 R2です。

物理環境(1CPUサーバー)、2ノード・ミラーディスク型の場合、希望小売価格は2ノード476,000円(1ノード238,000円)で、FileMaker Server 12に利用を限定することで通常のCLUSTERPRO X 3.1より安価に提供されています。ライセンスのみの製品のため、別途媒体製品CLUSTERPRO X CD 3.1が必要とのことです。

[関連]CLUSTERPRO X 3.x/2.x/1.0 for Windows ソフトウェア構築ガイド(NEC)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 11の販売終了が間近に

September 02, 2013

FileMaker Go 11は2013年9月30日までApp Storeにて販売される予定となっており、販売終了まで残り1ヶ月を切りました。

FileMaker Go 11(旧名称:FileMaker Go 1.2)の価格は、iPad版が3,450円、iPhone版が1,700円となっていますが、販売終了後は新しく増やしたiOS端末のためにFileMaker Go 11を購入できなくなるので要注意です。

FileMaker Go 11は、ファイルの拡張子が「.fp7」であるFileMakerデータベースファイルしか開くことができず、FileMaker Pro 12で作成されたデータベースファイルと互換性がありません。FileMaker Go 12については引き続きApp Storeから無料でダウンロードできるので、今後はバージョン12へのバージョンアップを検討しなければならないケースも出てくることでしょう。

[関連]FileMaker Go 11の販売終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker as a Relational Database

August 29, 2013

FileMaker Pro 12のリレーショナルデータベース機能を重点的に解説した電子書籍「FileMaker as a Relational Database」を新居雅行氏が出版しています。

この電子書籍は、書籍「新 リレーションで極めるFileMaker」の改訂版で、最新版のFileMaker Pro 12に対応した内容となっています。出版元が代わり、筆者らによる自費出版となったため、書籍名が変更になっています。

価格は税別1,500円で、INTER-Mediatorで構築されたデジタル書籍販売サイトを通じて、PayPalを利用して購入可能です。購入すると、利用者名とメールアドレスが埋め込まれた、PDFとEPUBフォーマットのファイルを両方とも入手できます。

価格:1,575円(税込)
著者:新居 雅行、新妻 利恵
出版形態:自費出版(msyk book serviceで販売)
ファイル形式:PDF、EPUB(DRMなし、利用者名とメールアドレスが埋め込まれた形での提供)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の新機能:カスタムWeb公開ログ

August 28, 2013

FileMaker Server 12では、カスタムWeb公開機能に関するログファイルであるwpe.logファイルが生成されるようになっています。

wpe.logファイルには、アプリケーションエラー、使用状況エラーおよびシステムエラーを含む、あらゆるWeb公開エンジンに関するエラーの記録が含まれます。なお、Admin Consoldeで[カスタム Web 公開用のログを有効にする]オプションを無効にすると、wpe.logファイルにはログが記録されません。

FileMaker Server 12のカスタムWeb公開では、以前のバージョンで使用されていたwpc_access_log.txtとpe_application_log.txtファイルは、wpe.logファイルに置き換えられています。バージョン12では、wpc_access_log.txtとpe_application_log.txtファイルはインスタントWeb公開向けのログファイルとなっています。

なお、wpe.logファイルは下記の場所に保存されます。

(Mac)
/Library/FileMaker Server/Logs/wpe.log

(Windows)
<ドライブ>:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Logs¥wpe.log

Tag: FileMaker

第7回カスタムWeb勉強会発表資料

August 26, 2013

2013年8月24日に開催した「第7回カスタムWeb勉強会」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。

・ダウンロード:CookieのSecure属性とHttpOnly属性(PDF形式/ファイルサイズ:約60KB)

「http_cookie_attributes.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
47fbc35db705797f35a01199a9f6309511530882

■関連リンク

HTTP cookie(Wikipedia)

RFC 6265 - HTTP State Management Mechanism



(2022年6月5日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 3.8が公開

August 22, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.8」を公開しています。

バージョン3.8では、MediaAccessクラスがネイティブ認証(データベースエンジンのアカウントでの認証)に対応し、FileMaker Serverでネイティブ認証利用時にparams.phpにユーザー名およびパスワードを設定する必要がなくなっています。その他にも、ナビゲージョンのカスタマイズができるようになり、ポストオンリーモードでバリデーション機能が有効になるなど、たくさんの変更点があります。

Cookie周りの処理も改善されており、HTTPS利用時にCookieにsecure属性が付加されるようになった他、ネイティブ認証利用時にCookieに保存していたパスワードが暗号化して保存されるように変更されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップ

August 21, 2013

FileMaker 12では、[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップがFileMaker Server スクリプトスケジュールでサポートされるようになっています。

このスクリプトステップは、指定した時間または無期限にスクリプトを一時停止し、ユーザーが現在のウインドウで他のタスクを実行できるようにします。

[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップは、FileMaker 11まではFileMaker Server スケジュールスクリプトではサポートされていませんでしたが、バージョン12ではサーバーサイドでも使用できるように改善されています。

[関連]スクリプト一時停止/続行(FileMaker Pro 12 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:バックアップの効率向上

August 20, 2013

FileMaker Server 12では、バックアップ機能の効率化が図られており、データベースファイルが変更されていない場合にはハードリンクを利用したバックアップ処理を実行するようになっています。

ハードリンクを使用することにより、前回のバックアップから変更されていないデータベースファイルのバックアップスケジュールに関するパフォーマンスが改善されています。内容が変更されていない場合のバックアップ処理がハードリンクを利用することにより効率化され、変更されていないデータベースファイルについて無駄なディスクスペースを取らないように改善されています。

バージョン12では、オブジェクトデータを外部に保存するオプションが追加されたり、プログレッシブバックアップ機能が新たに利用できるようになっており、FileMaker Server 12を用いる大規模データセットのバックアップが、これまで以上に速く、そして効率的になっています。

Tag: FileMaker

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