FAMLog


FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ

October 23, 2008

ファイルメーカー社が「FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ」を配布しています。

FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advanced(バージョン7、8、8.5、9)を2008年9月23日以降にインストールもしくはアップデートを実行すると、SSLによる暗号化通信を使用するように設定されているFileMaker Serverに接続できない問題が発生します。FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 9 Advancedの場合には、今回公開されたFileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータを使用することで上記の問題が解決されます。

同時に、Mac版のFileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advanced向けの「FileMaker Server 9.0 SSL 証明書アップデータ」も公開されています。

[関連]FileMaker Pro を 2008年9月23日以降にインストールすると、不正なSSL証明書ファイルが生成される(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)

Tag: FileMaker

FileMaker フォーラム

October 21, 2008

FileMaker, Inc.が運営するディスカッション・フォーラムの日本語対応版である「FileMaker フォーラム」が2008年10月中旬に開設されています。

FileMaker フォーラムでは、FileMaker製品に関する問題を解決するのに役立つ情報を得たり、技術的な質問や返答をしたり、FileMaker ProやFileMaker Serverを使っている他のユーザーからTipsやアドバイスをもらうことができます。

フォーラムへの参加には登録が必要ですが、トピックの検索や閲覧は登録をしなくても利用可能になっています。RSSフィードの出力にも対応しているので、フィードリーダーを使用して最新情報をチェックすることも可能です。

[関連]FileMaker フォーラム : FAQ

Tag: FileMaker

第39回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開

October 17, 2008

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2008年9月27日に行われた第39回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける画像の扱いやSuperContainer、およびリレーションシップにおける注意点に関する情報などが紹介されています。

次回は、「ウィンドウ制御の極意」というテーマで2008年10月18日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、今月は2008年10月29日(水)19:00-20:00にも同イベントの特別編が開催されるとのことです。

Tag: FileMaker

カスタムWeb公開におけるスクリプト変数の有効範囲

October 09, 2008

FileMaker 8以降でスプリプトや計算式でグローバル変数やローカル変数を使用できるようになりましたが、FileMaker ServerのXSLTを使用したカスタムWeb公開でスクリプト変数を利用する際にはいくつか注意点があります。

カスタムWeb公開におけるグローバル変数は、グローバルフィールドと同様に各クライアントごとに独自の値を持つものの、ファイルが閉じられるまでその値が保持されるのではなく、1回のHTTPリクエスト(厳密にはWeb公開コアへのリクエスト)が完了するたびに値が破棄されます。すなわち、グローバル変数の有効範囲は、データベースセッションが無効の場合はリクエストが終了するまでです。

一方、Web公開エンジンのXSLTデータベースセッションオプションを有効にすると、セッション拡張関数を使用したときにグローバル変数およびグローバルフィールドの値をリクエスト間で保持できるようになります。すなわち、データベースセッション有効時におけるグローバル変数の有効範囲はセッションがタイムアウトするまでとなります。

ローカル変数については、データベースセッションの設定に関わらず、その有効範囲は常にスクリプトが終了するまでです。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト変数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Excel Accelerator Kit

October 07, 2008

ファイルメーカー社が「FileMaker Excel Accelerator Kit」を配布しています。

FileMaker Excel Accelerator Kitには、FileMaker Proの30日間無料評価版と、ExcelとFileMakerを一緒に使う方法を説明するハウツーガイド、および使い方をステップごとに説明する英語のビデオチュートリアルが含まれています。

ハウツーガイドでは、ExcelファイルからFileMaker Proのデータベースに変換する方法や、作成したデータベースを活用する方法について、ステップごとに解説されています。

Tag: FileMaker

Get(ホストアプリケーションバージョン)関数

October 06, 2008

FileMaker 9で新たに追加された「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、現在のデータベースをホストしているコンピューターで実行されているFileMaker ProまたはFileMaker Serverのバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は次の例のようになります。

・「Pro 9.0v1」:FileMaker Pro 9.0v1の場合
・「ProAdvanced 9.0v3」:FileMaker Pro 9.0v3 Advancedの場合
・「Server 9.0v3」:FileMaker Server 9.0v3の場合

なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9で追加されたFileMaker XSLT拡張関数

October 02, 2008

FileMaker Server 9のXSLTを使用したカスタムWeb公開では、新しいFileMaker XSLT拡張関数が1つ追加されています。

バージョン9で追加されたFileMaker XSLT拡張関数は、fmxslt:get_fm_timestamp_format関数です。この関数は「fm」タイムスタンプ書式を文字列として返します。特に重要な関数ではありませんが、バージョン7および8では使用できないのでその点は注意が必要です。

[使用例]
<xsl:value-of select="fmxslt:get_fm_timestamp_format()" />

「fm」タイムスタンプ書式は「MM/dd/yyyy HH:mm:ss」と定義づけられています。この書式はFileMakerのタイムスタンプの読み込み、および書き込みを言語や地域に関係なく統一された書式で行うためにあります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9のライセンスを更新する

September 30, 2008

FileMaker Server 9の評価版からアップグレードする場合や、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、FileMaker Serverのライセンスキーを更新する必要があります。

FileMaker Server 9のライセンスを更新するには、FileMaker Server Admin Consoleを使用します。Admin Consoleを起動し、[ヘルプ]メニューの[FileMaker Server ライセンスの更新]を選んで表示されるダイアログボックスにおいて、ユーザー名やライセンスキーなどの必要な情報を入力して、[更新]ボタンを押します。

「ODBC/JDBC クライアント接続」および「IWP 接続」の値が「許可」になっていれば、FileMaker Server Advancedのライセンスに更新されたことが確認できます。なお、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、必要なファイルはすでにインストールされているため、アップグレードのために追加インストールを行う必要はありません。

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2008年9月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

September 29, 2008

2008年9月28日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:「RfmによるWebサイト構築事例とRailsに関する考察」(PDF形式/ファイルサイズ:約2.6MB)

「Rfm_case_example.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
eea8fbd6feaf23c2c2b6e292f5fadd647044531e

プレゼンテーションでは、FileMakerやRfmとは直接関係ないものですが、CとRubyで実装されたCometサーバーである「ShootingStar」を利用して、Webサイト上に用意したプレゼンテーションのスライドをiPhone上のSafariから切り替えるデモもあわせて行いました。

■関連リンク

・Ruby on RailsとFileMaker ServerによるWebサイト構築事例を発表(エミック)
http://www.emic.co.jp/news/20080424_rails.html

・アスキー・ドットPCウェブ-パソコンFAQ
http://faq.asciidotpc.jp/

・Rfm
http://sixfriedrice.com/wp/products/rfm
http://www.famlog.jp/rfm/(日本語訳)

・Rfm Community
http://groups.google.com/group/rfmcommunity

・Ruby on Rails
http://www.rubyonrails.org/

・ShootingStar
http://rubyforge.org/projects/shooting-star/

Tag: FileMaker

「FileMaker テクノロジートレンド」イベントレポートが公開

September 25, 2008

セブンズドアが、2008年8月27日に開催されたイベント「FileMaker テクノロジートレンド」のレポートを公開しています。

今回が初の開催となる同イベントの様子がレポートされており、SeedCode Calendar(シートコードカレンダー)やPHPによるカスタムWeb公開、およびWebビューアを利用したレイアウト活用方法などの情報が紹介されています。

本イベントは現在のところ定期的に開催される予定のものではないようですが、今後もFileMakerの関連技術やビジネストレンドに関するセミナーを開催していく予定であるとのことです。

Tag: FileMaker

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