FAMLog


FileMaker Pro 15の新機能:[テーブルデータを削除]スクリプトステップ

June 28, 2016

FileMaker Pro 15では、[テーブルデータを削除]スクリプトステップが新たに追加されています。

[テーブルデータを削除]スクリプトステップは、現在の対象レコードに関係なく、指定したテーブルにあるすべてのレコードを削除します。大量のレコードを削除する場合は、[対象レコード削除]スクリプトステップよりも[テーブルデータを削除]スクリプトステップを利用する方が高速にレコードを削除できます。

なお、リレーションシップで設定されている場合でも、[テーブルデータを削除]スクリプトステップでは関連レコードは削除されません。関連レコードも削除する場合は[対象レコード削除]スクリプトステップを使用する必要があります。

[関連]テーブルデータを削除(FileMaker Pro 15 ヘルプ)、テーブルデータを削除(FileMaker Server 14で)(FileMaker Community)

(2016/07/05追記:関連リンクを追加・更新しました。)

Tag: FileMaker

Windows版FileMaker Server 15の動作環境

June 23, 2016

Windows版のFileMaker Server 15はWindows Server 2012 R2 Standard Edition、Windows Server 2008 R2 SP1 Standard EditionおよびWindows Server 2008 R2 SP1 Enterprise Editionをサポートしています。

Windows上にFileMaker Server 15をインストールするには、インターネット接続が必要です。また、Windows Server 2012 R2 Standard Editionを利用する場合、更新プログラム2919355を適用済みの環境が必要です。

RAMの最低要件は従来と同様に4GBであり、FileMaker Server 14でサポートされていたWindows Server 2012 Standard EditionはFileMaker Server 15ではサポートされなくなっています。

[関連]OS X版FileMaker Server 15の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15で取り除かれた機能

June 22, 2016

FileMaker Pro 15では一部の機能が削除されています。バージョン15で削除された機能の一覧は下記の通りです。

・レコードをPDFとして保存するときのAdobe Acrobat 5およびAdobe Acrobat 6との互換性のサポート
・32ビットアーキテクチャのサポート(OS X)
・OS X Mavericks v10.9のサポート

FileMaker Pro 15ではOS X版は32ビットアプリケーションとして実行できなくなっています。OS Xにおいて、32ビット専用のプラグインやODBCクライアントドライバ、オーディオ/ビデオコーデックを使用する場合には、64ビットバージョンを利用しなければならない点に注意する必要があります。

なお、FileMaker Pro ユーザーズガイドはバージョン15でなくなっていますが、ユーザーズガイドにあった情報はヘルプで確認できます。

[関連]FileMaker Pro 14で取り除かれた機能(FAMLog)、FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、PDF behavior changes in FileMaker Pro 14.0.6 and FileMaker Pro 15(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15の新機能:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成

June 21, 2016

FileMaker Server 15では、Admin Console上で証明書署名要求 (CSR)を作成できるようになっています。

バージョン12、13および14ではfmsadmin CERTIFICATEコマンドやopensslコマンドを使用してCSRを作成していましたが、バージョン15ではAdmin Console上で認証局に提出するCSRを作成できるようになりました。

FileMaker Server 15では、[データベースサーバー]>[セキュリティ]タブにおいて[要求の作成...]ボタンを押すとCSRファイル(serverRequest.pem)とプライベートキーファイル(serverKey.pem)を作成するダイアログボックスが表示されます。CSRファイルとプライベートキーファイルはFileMaker ServerのCStoreフォルダ内に作成されます。

[関連]FileMaker Server 14の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書のインポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 13の提供終了予定日

June 15, 2016

ファイルメーカー社が、2016年9月23日にFileMaker Go 13がApp Storeから削除される予定であると発表しています。

FileMaker Go 13はFileMaker Server 12に接続できますが、FileMaker Go 14やFileMaker Go 15はFileMaker Server 12に接続できません。FileMaker Server 12を利用している場合には、削除されるまでにApp StoreからFileMaker Go 13をダウンロードしておく必要があります。

上記の発表と同時に、2017年7月31日にFileMaker Go 14がApp Storeから削除される予定であることも案内されています。なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker 15で非推奨になった機能

June 10, 2016

ファイルメーカー社が、2016年5月にFileMaker 15で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。

FileMaker Pro 15およびFileMaker Go 15において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです。

・一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)
・画像フォーマット: FPX、QIF、EPS
・32ビットアーキテクチャ
・FileMaker Pro ランタイム
・[許可される向きの設定]スクリプトステップのサポート

上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。

[関連]FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15とFileMaker Go 15はFileMaker Server 12に接続不可

June 09, 2016

FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedおよびFileMaker Go 15は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン13.0.5およびそれ以前のFileMaker Serverには接続できません。

FileMaker 15の各ソフトウェアがホストされているFileMakerデータベースに接続する際、ホスト側のFileMaker ServerやFileMaker Proのバージョンは13.0.9以降(13.0.9、14および15)である必要があります。

なお、FileMaker Server 12に接続できるFileMaker Go 13は近日中にApp Storeから削除される予定となっています。

[関連]FileMaker Pro 15 および FileMaker Pro 15 Advanced の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14.0.6 アップデータが公開

June 08, 2016

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 14.0.6 および FileMaker Pro 14.0.6 Advanced アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 14またはFileMaker Pro 14 Advancedをバージョン14.0.6に更新するものです。バージョン14.0.6では、PDFファイルの作成に使用するPDFエンジンが置き換えられています。

なお、現時点におけるFileMaker Proの最新バージョンは2016年5月に発売されたバージョン15(15.0.1)です。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12とFileMaker Go 12はFileMaker Server 15に接続不可

June 07, 2016

FileMaker Pro 12、FileMaker Pro 12 AdvancedおよびFileMaker Go 12は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン15のFileMaker Serverには接続できません。

FileMaker Server 15に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン13.0.9以降となっています。FileMaker Pro 15のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン12のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 15に接続することはできないので要注意です。

なお、FileMaker 12 製品ラインのテクニカルサポートは2016年9月23日をもって終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Server 15でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、FileMaker 12 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15でサポートされるクライアントアプリケーション

June 06, 2016

FileMaker Server 15でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。

・FileMaker Pro(バージョン15、14および13.0.9)
・FileMaker Pro Advanced(バージョン15、14および13.0.9)
・FileMaker Go(バージョン15、14および13.0.9)
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
・Web公開エンジンを経由してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション

FileMaker Go、FileMaker WebDirectおよびFileMaker Pro(ユーザ接続ライセンスクライアント)からFileMaker Server 15にアクセスするにはFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。逆に、有償のFileMaker ProやFileMaker Pro Advanced、カスタムWeb公開(CWP)そしてODBC/JDBCを利用する場合にはFileMaker Server 接続ライセンスは不要です(2016年6月現在)。

[関連]FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ