FAMLog
CentOS Linux 6のサポート終了予定日
May 13, 2020
CentOS Linux 6は2020年11月30日にサポートが終了する予定となっています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、現時点におけるCentOS Linuxの最新バージョンはCentOS Linux 8 (1911)です。CentOS Linux 7は2024年6月末に、CentOS Linux 8は2029年5月末にサポートが終了する予定となっており、これから新規に利用する場合にはCentOS Linux 7もしくはCentOS Linux 8の使用が推奨される状況と言えます。
なお、FileMaker Cloud for AWSのオペレーティングシステムではCentOS Linuxが使われています。Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するFileMaker Cloud for AWSではLinuxのみサポートされており、FileMaker Cloud for AWS 1.18ではCentOS Linux 7.6が使用されています。
株式会社寿商会がYouTubeチャンネル「FMRadio」を開設
May 12, 2020
株式会社寿商会の若林社長がYouTubeチャンネル「FMRadio」を2020年4月に開設しています。
FMRadioは、株式会社寿商会の若林社長が、Claris FileMakerやClaris Connectに携わる方々とのテレビ会議の様子を伝えるYouTubeチャンネルです。現在のところ、さまざまなClarisパートナーの会社社長が出演しており、各会社の概要、COVID-19の影響、Claris製品や未来についてなどが話題として取り上げられています。
私自身も第11回のFMRadioに出演し、若林社長と、テレワークやクラウド、Claris FileMaker、Claris Connect、WordPress、kintoneなどについて話しました。
[関連]株式会社寿商会
FileMaker Server 18の新機能:Zabbixによる監視をサポート
May 11, 2020
FileMaker Server 18では、オープンソースソフトウェアの監視ツールであるZabbixを新たにサポートするようになっています。
Zabbixを使用して、サーバーのリソースや指標をより簡単に監視することができます。FileMaker Server Admin Consoleでは1つのFileMaker Serverのみを監視しますが、Zabbixを利用することで複数のFileMaker Serverをまとめて監視することが可能です。
なお、FileMaker ナレッジベースでは、ZabbixによるFileMaker Serverの監視をすぐ始められるように、Zabbixを使用したFileMaker ServerおよびFileMaker Cloud for AWSの監視に関するホワイトペーパーと、Zabbix用テンプレートが配布されています。
[関連]FileMaker Server や FileMaker Cloud for AWS を監視するためのZabbixの使用についての白書(FileMaker ナレッジベース)
2020年5月「FileMakerユーザーズグループ北陸」発表資料
May 08, 2020
2020年5月2日に行われた「FileMakerユーザーズグループ北陸(FM-Hokuriku)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「FileMaker Server 18とJava」(PDF形式/ファイルサイズ:約2.7MB)
「FileMaker_Server_18_and_Java.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
e4ffb2a1d0b0816b7b08525026f028986c5366909ef75cee8af1f72f0121b1ff
■関連リンク
・FileMaker Server と Java - 概要(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 17.0.3 および 17.0.4 における Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 17.0.2 またはそれ以前のバージョンにおける Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
・AdoptOpenJDK
・FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)
・FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)
・FileMaker Server 18.0.2はJavaを非同梱(FAMLog)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris ConnectにFileMaker PlusおよびDeveloperプランが登場
May 07, 2020
2020年3月に発売されたClaris ConnectにFileMaker PlusプランとDeveloperプランが追加されています。
支払いは年単位ですが、FileMaker Plusプランの価格は1か月あたり5,130円、Developerプランの価格は1か月あたり2,050円です。Developerプランはテスト目的にのみ利用できます。FileMaker Plusプランでは、有効なFileMakerライセンスまたはサブスクリプションを購入または所有している必要があります。APIリクエストの上限数は、FileMaker Plusプランでは1ヶ月あたり10,000、Developerプランでは1ヶ月あたり500です。
FileMaker PlusプランとDeveloperプランの稼働フロー上限数は無制限、接続可能なApp数は無制限です。同時に、Standard(スタンダードプラン)では、稼働フロー上限数が6から無制限に変更されています。Essentials(ライトプラン)では、稼働フロー上限数が3から15に、接続可能なApp数が3から無制限に変更されています。
[関連]Claris Connectが発売(FAMLog)
curl 7.70.0が公開
May 01, 2020
curl 7.70.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.70.0では不具合の修正が行われており、セキュリティ修正は含まれていません。
なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。FileMaker 18の[URL から挿入]スクリプトステップでは、SMB、SMTP、SMTPS、LDAPおよびLDAPSといったプロトコルが新たにサポートされるようになっています。
CentOS Linux 7 (2003)が公開
April 30, 2020
CentOS Linux 7 (2003)が公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 7 (2003)はRed Hat Enterprise Linux 7.8に対応するバージョンとなっています。
FileMaker Cloud for AWSのオペレーティングシステムではCentOS Linuxが使われています。Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するFileMaker Cloud for AWSではLinuxのみサポートされており、FileMaker Cloud for AWS 1.18ではCentOS Linux 7.6が使用されています。
[関連]FileMaker CloudのオペレーティングシステムはCentOS(FAMLog)
FileMaker Master Book 初級編の公式解説動画が公開
April 28, 2020
FileMaker Master Book 初級編の解説動画がクラリス・ジャパン株式会社の公式YouTubeチャンネルで公開されています。
FileMaker Master BookはClaris公式トレーニング教材です。日本のビジネス環境にすぐ応用できる実践的なトレーニング教材であり、初級編ではFileMake Pro Advancedによるカスタム Appの作成について学ぶことができます。
人気トレーナーである河村将博さんによる分かりやすい解説で、1つ1つの動画は10分から15分程度の内容となっています。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(バージョン18対応)(FAMLog)
(2021/06/23追記:Claris ジャパンのサブチャンネル開設に伴いURLが変更されていたので、「FileMaker Master Book 初級編の解説動画」のリンク先URLを変更しました。)
Claris Engage US 2020がバーチャル開催に変更
April 27, 2020
今年米国で開催されるClaris Engageがバーチャル開催に変更される予定であると発表されています。
FileMaker, Inc.からClaris International Inc.への社名変更に伴い、FileMaker Developer Conferenceは今年からClaris Engageに名称が変更されています。Claris Engageでは、基調講演やテクニカルセッション、製品ロードマップの紹介などが予定されているようですが、詳細は現在検討中とのことです。
なお、現在のところ、日本で開催されるClaris Engage Japan 2020については、東京では2020年11月11日(水)から13日(金)までの3日間、大阪では2021年1月28日(木)および29日(金)に開催される予定になっています。
[関連]Claris Engage Japan 2020が2020年11月上旬に開催(FAMLog)
Get(書式設定バーの表示状態)関数
April 24, 2020
FileMaker Pro AdvancedのGet(書式設定バーの表示状態)関数は、書式設定バーに関連したメニュー項目と書式設定バーが有効になっている場合は「1」(真)を、無効になっている場合は「0」(偽)を返します。
[書式設定バーを許可]スクリプトステップを使用すると、書式設定バーに関連したメニュー項目と書式設定バーを無効にもしくは有効にすることができます。実際に書式設定バーを表示または非表示にするには、書式設定バーに関連したメニュー項目と書式設定バーが有効になっている状態において、[表示]メニューの[書式設定バー]を選択するか、レイアウトバーの書式設定バーボタンをクリックします。
Get(書式設定バーの表示状態)関数はバージョン8で追加された関数であり、バージョン12でGet(ツールバーの表示状態)関数からGet(書式設定バーの表示状態)関数に名称が変更されていました。なお、FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため「0」を返します。
[関連]FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)、FileMaker Pro 12で名称が変更された関数とスクリプトステップ(FAMLog)