FAMLog


Xcode 11.4.1ではGitのセキュリティ脆弱性が修正済み

April 23, 2020

AppleからXcode 11.4.1が2020年4月中旬に公開されています。

バージョン11.4.1ではGitのセキュリティ脆弱性(CVE-2020-5260)が修正されており、Gitがバージョン2.24.2に更新されます。改行文字を含む特別に細工されたURLを処理する際にgitの認証情報が任意のホストに送信される問題が対処されています。

Xcode 11.4.1はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてmacOS Catalina 10.15.2以降が必要です。

[関連]JVNVU#95670817: Apple Xcode における脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

OpenSSL 1.1.1gが公開

April 22, 2020

OpenSSL 1.1.1gが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1gでは、バージョン1.1.1d、1.1.1eおよび1.1.1fに存在していた、影響度高と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2020-1967)が修正されています。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、今後はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

Tag: Security

AdoptOpenJDK 8 update 252が公開

April 21, 2020

AdoptOpenJDK 8 update 252(jdk8u252-b09)が公開されています。

AdoptOpenJDK 8 update 252では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDK 8に移行する必要が出てきます。

FileMaker ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)、FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Java

PHP 7.2.30が公開

April 20, 2020

PHP 7.2.30が公開されています。

PHP 7.2.30ではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。

なお、PHP 7.2系列のアクティブサポートは昨年の11月末にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2020年11月30日までの予定となっています。

[関連]PHP 7.3.17とPHP 7.4.5が公開(FAMLog)、PHP 7.2系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

PHP 7.3.17とPHP 7.4.5が公開

April 17, 2020

PHP 7.3.17およびPHP 7.4.5が公開されています。

PHP 7.3.17とPHP 7.4.5ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。

なお、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

FileMaker Go 18の提供終了予定日

April 16, 2020

FileMaker Go 18は2021年5月にApp Storeから削除される予定となっています。

FileMaker 18 プラットフォームは2021年5月にサポートが終了する予定です。FileMaker製品のサポートポリシーは昨年変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。

なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 18が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更(FAMLog)

(2021/05/18追記:関連記事のリンクを更新しました。Claris ナレッジベースの記事において、FileMaker 18 プラットフォームのサポート終了予定日およびFileMaker Go 18の提供終了予定日が2021年5月から2021年6月25日に変更されていました。)

(2021/07/26追記:関連記事を更新しました。FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていました。)

Tag: FileMaker

Cyberduck 7.3が公開

April 15, 2020

オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェアであるCyberduck 7.3が2020年3月下旬に公開されています。

CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.3ではTLS 1.3およびCryptomatorにおいてVault format 7がサポートされています。また、macOS版ではブックマークでラベル機能が導入されています。

CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mountain Lion v10.8以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。

Tag: Mac

Get(ネットワークプロトコル)関数

April 14, 2020

FileMaker Pro AdvancedのGet(ネットワークプロトコル)関数は、FileMaker プラットフォームがコンピューターで使用しているネットワークプロトコルの名前(TCP/IP)を返します。

バージョン6以前のファイルメーカーProでは一連のネットワークプロトコルがサポートされていましたが、FileMaker Pro 7以降ではTCP/IPがサポートされる唯一のネットワークプロトコルとなっています。

Get(ネットワークプロトコル)関数は互換性のために残されている関数であり、現バージョンでのFileMaker プラットフォームではこの関数を使用する必要性は特にないと言えます。

[関連]FileMaker Pro 7 のアプリケーション環境設定とネットワークプロトコル(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Ruby 2.4の公式サポートが終了

April 13, 2020

2020年3月31日をもってRuby 2.4系列の公式サポートが終了しています。

バージョン2.4のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.4系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、2020年3月に公開されたRuby 2.7.1です。

Ruby 2.5系列については、2021年3月末で公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 2.5系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。

[関連]Ruby 2.4 公式サポート終了

Tag: Ruby

FileMaker Go 17の提供終了予定日

April 10, 2020

FileMaker Go 17は2020年9月18日にApp Storeから削除される予定となっています。

FileMaker Go 17はFileMaker Server 15に接続できますが、FileMaker Go 18はFileMaker Server 15に接続できません。FileMaker Server 15を利用している場合には、削除されるまでにApp StoreからFileMaker Go 17をダウンロードしておく必要がありますが、FileMaker 15 プラットフォームは2019年9月にメーカーサポートが終了しています。

なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 17が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 17 技術仕様(クラリス・ジャパン株式会社)

Tag: FileMaker

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