FAMLog
APPLE-SA-2019-10-07-1 macOS Catalina 10.15
October 08, 2019
AppleがmacOS Catalina 10.15の提供を開始しています。
macOS Catalinaには多数のセキュリティに関わる修正が含まれており、このアップデートによりPHPはバージョン7.3.8に更新されます。macOS Catalinaに対応しているMacは、MacBook(2015以降)、MacBook Air(2012以降)、MacBook Pro(2012以降)、Mac mini(2012以降)、iMac(2012以降)、iMac Pro(2017以降)およびMac Pro(2013以降)です。
なお、FileMaker Server 18はFileMaker Server 18.0.3でmacOS Catalinaに対応していますが、macOS Catalina上ではサイレントインストールがサポートされない問題や、インストール時に警告メッセージが表示される場合がある問題があるとのことです。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 18.0.3 アップデータリリースノート(FileMaker ナレッジベース)
Ruby 2.6.5、Ruby 2.5.7およびRuby 2.4.9が公開
October 07, 2019
Ruby 2.6.5、Ruby 2.5.7およびRuby 2.4.9が2019年10月上旬に公開されています。
Ruby 2.6.5、Ruby 2.5.7およびRuby 2.4.9では、Shell#[]およびShell#testのコード挿入脆弱性(CVE-2019-16255)、WEBrickにおけるHTTPレスポンス偽装の脆弱性(CVE-2019-16254)、File.fnmatchのNUL文字挿入脆弱性(CVE-2019-15845)およびWEBrickのDigest認証に関する正規表現Denial of Serviceの脆弱性(CVE-2019-16201)が修正されています。
なお、Ruby 2.4.8のtarballはインストールができないという問題があったため、その問題を修正したバージョン2.4.9が急遽公開された次第です。Ruby 2.4.9はRuby 2.4.8の再パッケージであり、バージョン2.4.8とバージョン2.4.9の間ではバージョン番号以外の本質的な変更はないとのことです。
CentOS Linux 8 (1905)が公開
October 04, 2019
CentOS Linux 8 (1905)が2019年9月下旬に公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 8 (1905)はRed Hat Enterprise Linux 8.0に対応するバージョンとなっています。
FileMaker Cloud for AWSのオペレーティングシステムではCentOS Linuxが使われています。Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するFileMaker Cloud for AWSではLinuxのみサポートされており、FileMaker Cloud for AWS 1.18ではCentOS Linux 7.6が使用されています。
FileMaker Pro 18.0.3 Advanced アップデータが公開
October 03, 2019
FileMaker Pro 18.0.3 Advanced アップデータが公開されています。
バージョン18.0.3では、ファイルの変換中にテーブルオカレンスの名前がテーブルと異なる名前に変更される問題や、macOSでFileMaker Pro Advancedがシステムサービスの使用許可を要求できない問題、Windows版でヘッダパートのポップオーバーオブジェクトがアクティブなときに表示を切り替えるとFileMaker Pro Advancedが予期せず終了する問題などが修正されています。
バージョン18.0.3にアップデートするには、FileMaker Pro 18 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
APPLE-SA-2019-9-26-8 iOS 13.1 and iPadOS 13.1
October 02, 2019
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.1とiPad向けのiPadOS 13.1の提供が2019年9月下旬に開始されています。
iOS 13.1およびiPadOS 13.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。直後にiOS 13.1.1およびiPadOS 13.1.1の提供も開始されており、バージョン13.1.1でもセキュリティ脆弱性が修正されています。
iOS 13に対応している機種は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、
第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
[関連]APPLE-SA-2019-9-27-1 iOS 13.1.1 and iPadOS 13.1.1(Apple)
APPLE-SA-2019-9-26-7 Xcode 11.0
October 01, 2019
Appleから「Xcode 11」が公開されています。
Xcode 11には、iOS 13、watchOS 6、tvOS 13およびmacOS Catalina 10.15用のSDKが含まれており、SwiftUIを用いて開発できるようになっています。また、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
Xcode 11はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてmacOS Mojave 10.14.4以降が必要です。
APPLE-SA-2019-9-26-2 macOS Mojave 10.14.6 Supplemental Update 2, Security Update 2019-005 High Sierra, Security Update 2019-005 Sierra
September 30, 2019
macOS Mojave 10.14.6 追加アップデート2と、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Sierra 10.12.6用のSecurity Update 2019-005が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれています。
FileMaker Serverはバージョン17.0.2.252以降でmacOS Mojaveに対応していますが、FileMaker Server 16をmacOS Mojaveで動作させた場合には、CWPCプロセス終了時にクラッシュすることがある問題やPHPを有効にした場合にWebサーバーが開始しないことがある問題が存在するとのことです。
[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)
APPLE-SA-2019-9-26-1 iOS 12.4.2
September 27, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.4.2の提供が開始されています。
iOS 12.4.2ではセキュリティ脆弱性が修正されており、重要な修正であることからすべてのユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
アップデートの対象機種は、iOS 13に対応していないiPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3および第6世代のiPod touchです。
fmcsadmin 1.0.0を公開
September 26, 2019
fmcsadmin 1.0.0を公開しました。
正式版として公開したfmcsadmin 1.0.0では、FileMaker Cloud for AWS 1.18およびFileMaker Server 18に対応しました。fmcsadminは、FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。FileMaker Cloud fow AWS 1.18上で利用できるLinux版を用意している他、macOSやWindows上でFileMaker Cloud for AWS 1.18やFileMaker Server 18をリモートで管理することもできます。
fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスは、ベータ版ではApache License, Version 2.0でしたが、正式版ではMITライセンスに変更しました。
[関連]FileMaker Server 18の新機能:FileMaker Admin API(FAMLog)
Safari 13が公開
September 25, 2019
AppleからSafari 13が配布されています。Safari 13では脆弱性の修正も行われていますが、詳細については後日公開される予定であるとのことです。
USBセキュリティキーを使用して認証を行うWebサイトに対応したSafari 13は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。Safari 13が公開された後にSafari 13.0.1が続けて公開されていますが、バージョン13.0.1の修正内容の詳細についても後日公開される予定である模様です。
なお、今回macOS Sierra 10.12.6用のSafari 13が提供されていないことから、実質的にmacOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-9-26-9 Safari 13.0.1(Apple)
(2019/10/03追記:関連記事を追加しました。)