FAMLog
FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能
December 21, 2018
ファイルメーカー社が、次期バージョンのFileMaker 18 プラットフォームで廃止予定または削除される機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker 18 プラットフォームでは、macOS Sierra 10.12のサポートを終了し、FileMaker Serverのスウェーデン語版は提供されなくなる予定となっています。また、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有は将来的に廃止予定となり、この機能は接続テスト目的でのみ使用できる位置付けとなるとのことです。
なお、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有機能は、安全性と安定性の観点から実際の運用で利用することは推奨されていませんが、一時的な動作確認等のためにテスト目的での使用を想定して機能の提供は継続されるようです。
[関連]FileMaker Cloud 1のサポート終了予定日(FAMLog)
CakePHP 2.10.14が公開
December 20, 2018
CakePHP 2.10.14が公開されています。
CakePHP 2.10.14は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースであり、PHP 7.3に対応しています。CakePHP 2.9系統からCakePHP 2.10系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.10に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.10で動作可能な状態になっています。CakePHPをバージョン2.10に更新する際には、FMCakeMixもあわせて更新するようにしてください。
CentOS Linux 7 (1810)が公開
December 19, 2018
CentOS Linux 7 (1810)が2018年12月上旬に公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 7 (1810)はRed Hat Enterprise Linux 7.6に対応するバージョンとなっています。
FileMaker CloudのオペレーティングシステムではCentOS Linuxが使われています。Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するFileMaker CloudではLinuxのみサポートされており、FileMaker CloudではCentOS Linux 7が使用されています。
[関連]FileMaker CloudのオペレーティングシステムはCentOS(FAMLog)
PHP 7.1系列の公式セキュリティサポート終了予定日
December 18, 2018
PHP 7.1系列は2019年12月に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。
PHP 7.1系列のアクティブサポートは今年12月1日にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2019年12月1日までの予定となっています。
現時点でのPHPの最新安定バージョンは今年12月上旬に公開されたバージョン7.3.0です。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。
[関連]PHP 5.6系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)
PHP 5.6.39、PHP 7.0.33、PHP 7.1.25およびPHP 7.2.13が公開
December 17, 2018
PHP 5.6.39、PHP 7.0.33、PHP 7.1.25およびPHP 7.2.13が2018年12月上旬に公開されています。
PHP 5.6.39、PHP 7.0.33、PHP 7.1.25およびPHP 7.2.13はそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 7.0系統の保守は今月で終了であり、PHP 7.0.33がPHP 7.0系統における最後のバージョンとなる予定です。なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン7.3.0です。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。
[関連]PHP 7.3.0が公開(FAMLog)
APPLE-SA-2018-12-05-4 Safari 12.0.2
December 14, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 12.0.2が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 12.0.2は、macOS Sierra 10.12.6およびmacOS High Sierra 10.13.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Mojave 10.14.2にもSafari 12.0.2が含まれています。
なお、OS X El Capitan用のSafari 12は提供されておらず、macOS Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-12-05-2 macOS Mojave 10.14.2, Security Update 2018-003 High Sierra, Security Update 2018-006 Sierra(FAMLog)
PHP 7.3.0が公開
December 13, 2018
PHP 7.3.0が2018年12月上旬に公開されています。
柔軟性のあるheredocおよびnowdocシンタックスが導入され、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREがPCRE2に更新されたほか、マルチバイト文字列関連の機能改善やFPMのログ機能に関する改善など、PHP 7.3には数多くの改善点や新機能が含まれています。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。
なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。PHP 7.0系列はすでにメンテナンスされていない状況となっています。
FileMaker Go 17.0.4が公開
December 12, 2018
FileMaker Go 17.0.4の提供が開始され、同時にFileMakerデータベースからiOSアプリを作成できるソフトウェア開発キット「iOS App SDK」も更新されています。
FileMaker Go 17.0.4では、12.9インチiPad Pro(第3世代)および11インチiPad Proの画面解像度をサポートするようになっています。
なお、iOS App SDKは、FileMaker Developer Subscriptionを購入すると利用できます。FileMaker Developer Subscriptionの価格は年間9,000円(税別)です。
APPLE-SA-2018-12-05-2 macOS Mojave 10.14.2, Security Update 2018-003 High Sierra, Security Update 2018-006 Sierra
December 11, 2018
AppleからmacOS Mojave 10.14.2、macOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2018-003およびmacOS Sierra 10.12.6用のSecurity Update 2018-006が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X El Capitan用のアップデートは用意されていません。
FileMaker Serverはバージョン17.0.2.252でmacOS Mojaveに対応していますが、FileMaker Server 16をmacOS Mojaveで動作させた場合には、CWPCプロセス終了時にクラッシュすることがある問題やPHPを有効にした場合にWebサーバーが開始しないことがある問題があるとのことです。
[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)
APPLE-SA-2018-12-05-1 iOS 12.1.1
December 10, 2018
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.1.1の提供が開始されています。
iOS 12.1.1では、iPhone XRで触覚タッチを使って通知のプレビューを表示できるようになったほか、iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone XS MaxでeSIMを使ったデュアルSIMに対応した通信事業者が拡充されています。不具合の修正や改善だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。